皆さんこんにちは!
市販の食品の2人前が私にとっての1人前、中澤です!
さて、今回はリッケンバッカーのエレキギターの電装パーツ全交換と、
初見で騙される方も多い(?)リッケンバッカーのコントロールの仕様について紹介致します。
まずは作業の流れから。
ピックガードを外して裏返し、改めて仕様の確認。
ふむふむ。
目視で配線を追っていけばどことどこが繋がっているのか、それぞれのPOTがどんな動作をするのかは理解できます。
しかし、問題なのがその配列。(後程解説致します。)
これらは一旦はずし、新しいパーツを組み込みます。
そして、配線し直し。
長さや取り回しも見直し、綺麗な配線となりました。
そしてそして、楽器に戻して弦を張り直して完了!
さて、ここまでは作業内容の紹介ですが、ここからはリッケンバッカーのコントロールの配列について。
まず、注目したいのはフロントとリアそれぞれの書き方です。
青で囲ったBASSがフロントのコントロール(上がボリューム・下がトーン)、赤で囲ったTREBLEがリアのコントロール(上がボリューム・下がトーン)となり、
ノブの位置だけ見ればレスポールタイプの様に並んでいる気もしますが、
実際、レスポールはこの様な配列となります。
同じく、青がフロント(左がボリューム・右がトーン)、赤がリア(左がボリューム・右がトーン)となります。
これ、どちらかに慣れてしまうと、分かっていても間違えてしまいます。
更にいうと、先ほど載せた写真の通り、配線する時はボディあるいはピックガードは裏返して行いますので、
尚更ややこしい・・・。
また、〇で囲っていない小さなノブがリッケンバッカーにはありますが、これはフィフスコントロールと言って、
ハーフトーンにした時のフロントとリアの音量のバランスを取る為に、フロントにのみ効くボリュームとなります。
しかも効き方が通常のボリュームと回す方向が逆!
そもそもボリュームがあるのにこれが有る理由が私には未だに理解できず・・・。
「こういう時にめちゃ便利ですよ!」といった有効な利用法をご存知の方はご一報下さい・・・。
・電装全交換工賃
・電装パーツ合計
合計金額 | ¥17,490(税込)+送料 |
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