こんにちは!!
リペアマン山本です!!
気付けばもう年末ですね~。
毎年1年の終わりになって「1年って早いな~」と思ってしまうのでは年のせいでしょうか?(笑)
最近のリペアマン山本のブログ、キャンペーンや商品の話題が多くて本業のリペアはやっているのか?と疑惑の声が聞こえてきそうです。
そこは本業です!!毎日ギター、ベースの修理に励んでいますよ~。
そもそもギター、ベースのリペアってどんな事やるの?札幌パルコ店の店頭でどんなリペアが出来るの?と気になる読者も多いかと思います。(勝手に思っています)
そうですね~。リペアの依頼で非常に多いのは「音が出ない」。その他には「調整・セットアップ」、「ノイズ」、「ナット交換」、「アコースティックギターのブリッジ剥がれ修理・指板割れ・ブリッジ割れ」、「ネック折れ修理」、「ピックアップ交換」などなど。
ギター、ベースの修理は多種多様で上に挙げたもの以外でも色々な症状・要望の楽器が日々持ち込まれます。
あれ?
何か忘れている気がするな。。。
あ!!
「フレットすり合わせ」を忘れていました。
このブログでまだ紹介していなかった「フレットすり合わせ」。実はこれも非常に頻度の多いリペアなんです。
フレットが押弦、チョーキングによって減りえぐれのあるギター。
全体の高さが均一になるよう文字通り「すり合わせ」ます。
すり合わせた後のフレットは平らになるので丸めます。写真ではサンドペーパーを使ってますが、場合によっては専用の丸めやすりを使用します。
丸めたらサンドペーパーの番手を細かくしていき徐々に磨いていきます。
ドリルの先にバフ布を付けてコンパウンドを塗り最終磨きをした後です。
完了です。
あまりにもフレットが深くえぐれている場合やフレットすり合わせを数回繰り返している楽器の場合は「フレット交換」というリペアになる場合もありますが、一回もフレットすり合わせをしていない楽器であればフレットの減りによるびびりや音詰まりは大抵の場合このフレットすり合わせで解消します。
あまりにも定番リペアだった為、紹介してなかった「フレットすり合わせ」でしたが、何故このタイミングで紹介しようとリペアマン山本は思ったのか!?
それは、ギター・ベースの「音」、「演奏性」に非常に影響が大きい部分だと私は考えているからです。フレットは比較的柔らかい金属ですので、弾いていれば弦が当たり削れていきます。フレットが減ると、特定のポジションでびびり・音詰まりといった症状が出たり、チョーキング時に音が伸びないといった症状が出てしまいます。細かい事を言うと音の立ち上がり、音色も変化します。ギターソロで音を伸ばしたいときに思うように伸びなかったり、クリーントーンでレコーディング時にびびり音がうるさい...。そんなの嫌ですよね 汗
フレットの状態が良くぴかぴかに磨かれた楽器は弾いていて気持ちの良いものです。
このブログを読んだ皆さん!ぜひ自分のギター・ベースの「フレット」をチェックしてみてください!!
いいから山本が見てくれよという方も大歓迎です!!
気になった方は島村楽器札幌パルコ店リペアマン山本までお気軽にお問合せください。
リペアマン山本でした!!
また次回!!!
修理の見積り、ご相談などは事前にご予約のお電話を頂けるとお待たせする事なくご対応させて頂きます。
簡易的な調整であればその場ですぐ調整!なんていう事も可能ですよ~。
※ご予約のない場合はご予約のお客様優先でのご案内となりますので予めご了承くださいませ。
記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。