主にパワーアンプのスピーカーに対する仕様の一つ。
スピーカーの負荷インピーダンス÷パワーアンプの出力インピーダンス」の値。スピーカーユニットへの電流の流れやすさ。値が大きい方が音質的に優れています。
実使用におけるダンピングファクターは、パワーアンプの出力インピーダンスにスピーカーケーブル往復分の導体抵抗を加えた値でスピーカーのインピーダンスを割った値となり、スピーカーケーブルの断面積と長さが重要になってきます。
スピーカーはパワーアンプからの電力により振動板が振動して音を発生させますが、振動部分の質量やダンパーなどの弾性によってちょうどバネにぶら下げたおもりのようになっているため、信号が止まってもすぐには振動が止まりません。これは質量の大きなウーハーにおいて顕著となります。この振動により電磁誘導が起きて電力が発生しますが、電磁誘導による電流はその動きを妨げる方向に発生します。発生した電流をできるだけ低い抵抗値でショートさせることで、振動を抑制する力を最大化して強いバネとなるため、不要な振動が素早く収束してキレの良い締まった音となります。
以上ヤマハHPより