ARA (エーアールエー)とは?
Audio Random Access の略
DAWとプラグインの間でより自由度の高いデータのやり取りを可能にする規格。Melodyneで有名な「Celemony」と、Studio Oneでもおなじみの「PreSonus」の2社が共同開発したオープン規格となっている。
たとえば、Melodyneがインストールされた Studio One で、Melodyne(プラグイン)側からStudio One(DAW)の任意の位置のオーディオにアクセスできるようになる。イメージとしては「データ転送する一手間が省けるようになって快適!」
Studio One、Cakewalk、Samplitude ProなどのDAWが対応している。
ARA 2とは?
ARAの新規格バージョン(2019/6現在)。DAW上でARA対応のプラグインをあたかも標準機能のように使用することができ、編集の自由度が増している。
例)複数のトラックから同時にデータへアクセスすることが可能となる
LogicとReaperは、ARA 2のみに対応、Cubaseは10.0.30からARA2に対応。
国産DAWソフト「Ability Pro」もARA2に対応している。