こんにちは。梅田ロフト店スタッフの南です。
先月末に発売した話題のコンパクトモニタースピーカーEVEAudio【SC203】。
日本での発売が少し遅れてしまったりともどかしい日々を送っていましたが先日ようやく当店にも登場しました。
ペアで即日お持ち帰りも軽々できてしまう大きさです。
箱の中身は
「田」型コネクタ
USBケーブル
電源
スピーカーケーブル
FlexiPad(オレンジのパッド)
と本体がはいっています。
早速置いてみました!
このオレンジのPadで角度を調節してモニター環境に合わせていきます。
店頭に置いてあるモデルと大きさを比較してみました!(左からSC205,SC204,SC203)
これだけでも大きさの違いがわかると思います。
PCやiPadと繋いでみました
【SC203】のいいところはDAコンバーターを内蔵しているのでUSBケーブルを直接繋ぐだけで高音質で音楽が楽しめるところです。
オーディオインターフェースを繋ぐ必要がないのでPC周りの配線を少なくすることができるのは非常に魅力的です。録音をしないのであれば非常に机がすっきりすることマチガイなしですね。(RCA端子もついているのでオーディオインターフェースをお持ちの方は接続も可)
ドライバも入れる必要がないのでそのままPCに差し込むだけで認識します。
ですがここでちょっとした落とし穴が。。このSC203、ドライバは反応してても本体のセッティングをきちんとしないと音が鳴りません。
設定の方法ですが
まず始めに電源を入れるとこのようにLEDが光っています。デフォルトがこの状態です。
一度軽くノブを押し込みます。
するとこのように12時のLEDが光ります。この状態になったら右にノブを回します。
するとインプットというところでランプが点滅するのでノブをもう一度押します。
最後に上のLEDが3種類回るようになります。
最初は真ん中のRCA出力(現在ランプが光っているところ)
なので、右のUSB出力に回します。
これでセッティング完了です!
実際自宅で作業をすることを想定してセッティングしてみました。
机の横幅は70cm、奥行きは50cmの机にすっぽりと収まってしまいました。
これなら自宅が狭くてスピーカーが置けないという方でも安心して設置できます。
さて、肝心の音質ですがさすがにSC205やSC307と比べると低音の出力と音の広がりは明らかに違います。(3インチなのでそこはどうしても難しいところですが)
ただ、普通の家(4畳~7畳)くらいの部屋であればこのくらいのサウンドがちょうどいい感じで聴けるかと思います。だいたいの3インチスピーカー(1万円~2万円辺り)と比べても低音の出力、リバーブの残響はしっかりと再生されている印象です。高音もちょうどいい感じに抜けてくれているのでモニターとしては非常にいいです。
ただほかの3インチスピーカーと同じくリスニングポイントはちょっと狭いかな?と思いましたので置くときはしっかりとセッティングしてあげるといいでしょう。
いかがでしたか?
EVEAudio『SC203』の購入を考えている方、SC204と悩まれている方に少しでも参考にしていただけたらと思っています。
SC204とSC203は価格帯としてはそこまで開きがないのですごく悩ましいところです。
個人的に
SC203:配線と作業環境のレイアウトが気になる方(部屋が狭いのでなるべくスペースを取りたくない)方、オーディオインターフェースで録音をしない方、電源タップに余裕のない方
SC204:本気でDTMでプロとして活動していく方、できるだけいい音で聴きたい方、オーディオインターフェース等をお持ちで作業環境のレイアウトにあまりこだわらない方、部屋が広い方,電源タップの空きに余裕がある方
これは私の個人的な見解ですが、最終的には気に入った音で再生される方を購入するのがやっぱり一番だと思います。
店頭にて展示もしております。聴き比べをするなら島村楽器梅田ロフト店まで!
梅田店 販売価格
EVE Audio 『SC203』
¥112,000(税込)
JANコード:4533940066493
EVE Audio 『SC204』※1本の価格です。
¥71,500(税込)
JANコード:4533940043821
EVE Audio 『SC205』※1本の価格です。
¥91,300(税込)
JANコード:4533940043838
梅田ロフト店デジタル担当 南(みなみ)

現役ボカロPとしても活動している南です。ボカロ、作曲に関することならお任せ下さい。
DTMを始めるにあたって、あなたに合う作業環境の構築を全面的にバックアップ致します!
