ヤマハがヤマハシンセ40周年記念のiPhone/iPad用アプリ「Yamaha Synth Book」を無料公開しています。
「Yamaha Synth Book」はヤマハシンセ40年の歴史を楽しめるコンテンツや、スタンドアローンとしてだけでなく、外部のシンセサイザーから音源として利用できる新開発のバーチャルアナログシンセサイザー「AN2015」など、様々なコンテンツが1つのアプリの中に統合されたアプリです。
特長
Yamaha Synth Book(ver.1.0)は、以下の5つのコンテンツで構成されています。
1.History
ヤマハシンセ40年の歩みをiPhone/iPadで閲覧できるコンテンツです。全5章から成る本編、サイドストーリーとも言える9つのコラム、170以上の製品を網羅した年表をiPhone/iPad用に読みやすく最適化されています。
2.AN2015
AN2015は、iPhoneやiPadで鍵盤やボールコントロールを操作することにより、アナログシンセ音色を演奏したり、編集することができるアプリケーションです。またドラムパッドを操作することにより、ドラムフレーズを鳴らすこともできます。
とても無料とは思えないクオリティーです!
アナログシンセ仕様
- 音源方式:バーチャルアナログモデリング
- パート数:1
- 最大同時発音数:8
- プリセット音色:64
- アルペジエーター:1系統
- スケール機能:1系統
- ポリフォニックパッド
ドラム仕様
- 音源方式:オーディオ(ドラムループ、タイムストレッチ機能搭載)
- パート数:1
- 発音数:1
- ドラムパッド数:16
- ドラムパッドセット数:5
使用例1:スタンドアローンで楽しむ
AN2015には、アナログシンセ音色を鳴らすことを目的としたSYNTH画面と、ドラムフレーズを鳴らすことを目的としたDRUM画面の2つの画面(モード)があります。例えば、DRUM画面にて任意のドラムフレーズを鳴らし、SYNTH画面に移動して任意のアナログシンセ音色を選択して演奏すれば、ドラムのバッキングに合わせてシンセ音色の演奏が可能です。再び、DRUM画面に移動してドラムフレーズを切り替えて、曲展開を変えることも可能です。
※2つの画面を切り替えても音が途切れることはありません。
使用例2:MOXF6と接続して、AN2015を外部アナログ音源として利用する
MOXFは、ver.1.10よりClass Compliantに対応しました。これにより、iPhone/iPadとUSB接続することで、Audio/MIDIのやりとりが可能となります
例えば、 Apple社の Lightning - USB Camera Adapter を用いてMOXF6とiPhone(AN2015)をUSB接続すれば、USBケーブル1本の接続でAN2015をMOXF6の外部アナログ音源として利用することが可能です。MOXF6の鍵盤演奏(MIDI)情報がAN2015へ送られ、AN2015の発音(Audio)がMOXF6へ送られ、MOXF6内蔵音源の音と合わせて出力されます。
AN2015の強力なアナログシンセサウンドをライブ、ステージで手軽に活用することができます。
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3.Product Lineup
現行ヤマハシンセサイザーの主なラインナップを動画を交えて紹介します。
- MOTIF XFシリーズ
- MOXFシリーズ
- MXシリーズ
- CP4 STAGE
- CP40 STAGE
4.Yamaha Apps
シンセサイザー、音楽制作関連の他のヤマハ製Appsを紹介します。
5.LINK
ヤマハ製品サイト、YamahaSynth.com、YamahaMusicSoft.com、Facebookへのリンクです。
仕様(動作環境)
対応機種 | iPhone(5以降)、iPod touch(第5世代以降)、iPad(第2世代以降)、iPad Air(第1世代以降)、iPad mini(第1世代以降) |
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対応OS | iOS 7.0以降 |