Nugen Audio(ニュージェン・オーディオ)が、より高機能、フレキシブルなメーターとしてバージョン・アップした音響解析ツール「Visualizer 2」を発売します。
ミックス、プロダクションの過程で、いつものやり方では解決できない問題にぶつかったとき。何かがおかしいが、実際に何が問題なのか分からない時。経験では上手くいくはずなのに、今回に限って上手くいかないという時。そんな時に必要なのは、信頼できる音響解析ツールが「Visualizer 2」です。
特定の周波数帯にへこみがある場合、必要なのは位相問題の解決なのに、むやみにEQ補正に時間をかけていることは無いでしょうか?Visualizerがあれば、レベル、周波数分布、位相、L/Rの相関度合いから、瞬間的なクリップまで解析可能です。
Visualizer 2では、複数のメーターの表示が一つの画面で表示できるようになり、例えば別々のソースのFFTを比較するなど、その時に必要な情報を任意に並べて表示が可能です。もう複数のプラグインを切替ながら結果をする必要はありません。ウィンドウの構成をプリセットに保存すれば、瞬時に最適なサイズで必要な情報を表示させることができます。
特徴
- 高速になった表示と軽快な操作感
- マルチビュー(複数のメーターを一つのプラグイン上に表示して比較可能)
- ディファレンス・ビュー(2系統の入力の差分を表示)
- 自由にリサイズ可能なインターフェイス
- AVID HDXバージョン(オプション)
- スタンドアローンでも動作
仕様
様々な種類のメーターを装備
- Peak / RMS / K12 / K14 / K20など、複数のレベルメーター
- FFTスペクトラム解析
- ステレオ・スペクトラム解析
- スペクトログラム
- ステレオ・スペクトログラム
- ベクター・スコープ
- ステレオ・スコープ
- ステレオ・バイアス・メーター
- 位相相関メーター
- 帯域位相相関メーター
レベルメーター
- ピーク、ボブ・カッツ氏によるK-Scale、RMSとピークの複合表示など、多数のプリセット。
- 表示範囲の拡大/縮小に対応。
- フルスケール=14(-14dB=0)など、フルスケール値を調整可能。
- 3段階の色別表示のスプリット・ポイントも調整可能。
- 水平/垂直表示を切り替え可能。
FFTスペクトラム・アナライザー
- L/R/LR平均モードを装備。
- 横軸(周波数)、縦軸(レベル)とも拡大/縮小表示可能。
- ユニークなL/R差分表示機能付き。
- オクターブ、1/3オクターブ、1/6オクターブ、Bark、Bark thirds、Mel、クロマチック等豊富なバンド表示。
- マウス位置の周波数値(クロマチック選択時はC3など音名)を表示。
- 右マウス・クリックで再生可能なトーン・ジェネレーター付き。
- Blackman-HarrisなどのFFTタイプ、FFTウィンドウ、RMSウィンドウのサイズ、トーン・ジェネレーターのOn/Offはステータス欄で設定。
ベクター・スコープ
- +1=モノ、0=相関無し、-1=逆相と、L/Rの相関度合いを表示。
- On/Off可能なヒストリー・ビューを用意。
ステータス & セットアップ
- 何サンプル連続して0dbFSを超えた時にクリップとして認識するかを自由に設定(Blocks)。
- 設定条件に基づきクリップ数を表示(No of Clip)。
- 最大連続オーバーロード・サンプル数を表示(Running)。
- 合計オーバーロード・サンプル数を表示(Total)。
- ピンク・ノイズを再生。
- スペクトラム・アナライザーの詳細を設定。
動作環境
- Mac OS X 10.6-10.9
- Windows 7/8
- AU、VST(2.4/3)、AAX Native & AudioSuite(各32/64bit)、RTAS(Pro Tools 8以降)スタンドアロン対応*
- Intel Core Duo 1.66GHz以上のCPU
- ハードディスクオーサライズ/iLok2の選択が可能
その他、基本的な動作環境は、各ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。本製品をご使用いただくにはインターネット接続環境が必要です(インストーラのダウンロード、およびオーサライズ時)
Visualizer 2
発売日
2015年2月11日予定
販売価格
(税込) ¥29,700 (税抜 ¥27,000)
JANコード:4533940061412