Pioneer DJ CDJ-2000NXS2、DJM-900NXS2 レビュー

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神戸三宮店ハギオがパイオニア新オフィスへ突撃取材

Pioneer DJから、クラブスタンダードのCDJとDJミキサーの2機種が発表になりました!早速ハギオがパイオニア新オフィスへ突撃取材に行ってまいりましたので、ご紹介します。

新オフィスに入ってすぐに設置されてある、ここにしかないCDJ-2000NXSのゴールドモデル!

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かなり高級感のある輝きです。新オフィスに来た方は大体ここで写真を撮っていく光景を良く見かけますので、私も思わず写真撮影してみました。

それでは、NAMM 2016 に合わせて発表された新製品「 CDJ-2000NXS2 」と、「 DJM-900NXS2 」をさっそくチェックしていこうと思います。

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CDJ-2000NXS2の実機チェック!

まずはCDJ-2000NXS2からご紹介します。

今回から、FLACや、Apple ロスレス(Apple Lossless)に対応し、今オーディオ業界で注目されているキーワード「ハイレゾ」にDJ機器でいち早く対応しました。

現状ファイルサイズ節約の為にも320kbpsのMP3が主流と思いますが、FLACやApple LosslessはWAVファイルに比べると容量が節約できますし、音質は96kHz/24bitのハイレゾ音源再生ができます。FLACやApple Losslessに移行していくDJがこれから増えてくるのではないでしょうか。

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8個に増えたHOT CUE

これまでは3つだったHOTCUEですが、今回のCDJ-2000NXS2からHOTCUEが一気に8個に増えました!ボタンは4つですが、HOT CUEボタンの下のBANKボタンでA-D/E-Hを切り替えることで最大8つ使用可能です。BANKの真ん中のボタンがSHIFTみたいな役割のボタンで、これを押しながらHOT CUEボタンを押すことで設定したHOT CUEを消去できます。

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HOT CUEのオートロードもこのモデルからできるようになりました。もちろん従来の手動読み込みにも対応。
QUANTIZEもここで設定可能で1/8など、より細かいQUANTIZEが掛けれるようになりました。

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リバーススイッチにSLIP REVが追加

リバーススイッチにSLIP REV機能が追加されています。

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レバーを下に下ろした時はレバーがロックされて普通にリバース再生になります。

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レバーを上に上げた時はSLIPリバースになります。手を離すとレバーが戻ります。

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SLIPリバースとは、リバースしている間も元の曲は再生し、リバースを解除すると再生した先の位置にジャンプして再生になります。
良く分かりにくいと思いますので、動画を簡単に撮影しています。

SLIP REV動画

INSTANT DOUBLES機能が追加

INSTANT DOUBLES機能は、もう片方で流れている曲をコピーする機能です。

同じ曲を使用したトリックなどを行うときに両方のプレーヤーで同じ操作をしないといけなかったので、結構面倒なんですが、この機能がついたことで操作がかなり便利になりましたね!

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画面上のSYNC表示が見やすくなりました

こちらが従来の表示方法。

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画面をタッチすると新しい表示方法になります。こちらの方が明らかに見やすくなりました!
さらに、左右に1Beatのボタンがあります。
このボタンを押すことで1拍ずらすことができます。

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LOOP MODEの表示位置が少し変わりました

画面はタッチパネルですので、画面左上のLOOP MODEボタンをタッチします。

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画面の真ん中辺りに表示されます。

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NEEDLE COUNTDOWN

NEEDLE COUNTDOWNがかなり便利です。

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指定したポイントへの拍数のカウントダウン表示ができます。

曲を読み込んで、その曲から次の曲に切り替えたいタイミングに設定しておけば後何小節、何拍でそのポイントに来るかが分かりますので、かなりミックスがしやすくなりますね!

NEEDLE COUNTDOWN機能の動画

BROWSEボタンの下にボタンが増えました

新たに追加されたSHORT CUTボタン。

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HOTCUEのところで少し紹介した画面が表示されます。

画面上のSYNC表示の切り替えや、HOTCUEの自動読み込み、QUANTIZEの拍数。画面下の波形のカラー表示の切り替えなどが設定できます。

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新たに追加されたTRACK FILTERボタン。

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例えば、BPMや、KEY、レートなどのフィルターを設定しておけば、TRACK FILTERボタンを押すことでフィルターが掛かります。

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DDJ-SP1も接続できます

USBデバイスを刺すこの場所にDDJ-SP1を接続することでDDJ-SP1をCDJ-2000NXS2のコントローラーとして使用することができるようです。もちろん、左右のプレーヤーがLANケーブルでLINKされていれば両方のプレーヤーのコントロールができます。

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DJM-900NXS2の実機チェック!

興味を持っている方が多いDJM-900NXS2のご紹介に入ります!

今回は特に音質の向上にかなり力を入れられているようです。

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EQの音質が大幅に向上

EQの音質が大幅に向上しています!
LOWをカットしてもボーカルに影響を与えないカーブ特性。上げてもシャカシャカうるさくならないHIGH。
MIDは上げるとボーカルが聞きやすくなり、下げてもモコモコな音になりにくい。

DJM-900NXS2のEQの音質チェック動画

CLIPランプも搭載

ミキサーのレベルメーターの上にCLIPというランプが追加されました。音量上げちゃいすぎるDJへの警告ランプの意味合いでしょう。音量を上げようとしてTRIMを上げすぎると、音割れして音質が悪くなっちゃいますので、このランプがついたらTRIMを下げましょう。
こちらはクラブ側が一番喜ぶ機能でしょうね。

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SOUND COLOR FXにはPARAMETERのつまみが追加

FILTERならレゾナンス、NOISEならボリュームと、それぞれのエフェクターの特性に合ったパラメーターがコントロールできるようになりました。

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BEAT FXも進化

FX FREQUENCYボタンが付き、LOW/MID/HIとエフェクターを掛けたい帯域を選べます。

PING PONGや、HELIX(諸事情につき、指で隠しているところです。)などの新しいエフェクターも追加されています。

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X-PADが新しく

X-PADが新しくなりました。
選ぶエフェクトの種類によって、X-PADの光り方が変わります。
ROLL、PINGPONG、ECHOなどの場合は拍数を選択。

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HELIX、REVERB、FILTERなどの場合はパラメーターを調整できます。

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BEAT FXのランプが新規搭載

CUEのボタンの下にBEAT FXのランプが新規搭載されました。

これでどのチャンネルにエフェクターが掛かるのかが一目瞭然!かなり分かりやすくなりました。

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iPadに対応したUSBセンドリターンで可能性は無限大!

こちらにiPad等を接続することで、RMX-1000などのエフェクターアプリが使用できるようになるようです。(今回は試せず T_T)

RMX-1000以外でも他社のエフェクターアプリや、サンプラーアプリなども使えるようになるようなので、使い方によってはまさに可能性は無限大!

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USB端子2個搭載

USB端子が2個搭載して、パソコンが2台接続可能です。

パイオニアからも告知されているように、将来的にrekordboxのDVS機能が使えるようになるようです。TRAKTORやSeratoでは使用できませんのでご注意ください。

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クロスフェーダーにはMAGVEL FADER

クロスフェーダーにはDJM-S9に搭載されたMAGVEL FADERが搭載されていますが、DJM-S9と比較すると簡易的な仕様です。重さやカットラグなどは調整できません。
フェーダーの切れ味はDJM-900SRTと同じくらいでしょう。

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簡単にクロスフェーダーを使って動画を撮りました。

入出力端子が全てGOLDパーツに!

全ての入出力端子が全てGOLDパーツを使用しています。音質がよくなるのはもちろんですが、美しいですね!今回のDJM-900NXS2はここまで音質にこだわっています!

さらに、PHONO入力が全てのチャンネルに搭載されています。

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まとめ

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます!

機能面もかなり強化されていますが、今回は音質面でのグレードアップが凄いですね!現場のスタッフやDJが求めるものが多く取り入れられているように感じます。機能は良いけれども、音質面でPioneer DJ以外のミキサーを選んでいたクラブに、今回のDJM-900NXS2が受け入れられるのか‥とても気になるところです。私も実際他社のDJミキサーとの違いを体感で感じてみたい!

私は、初期のCDJ-2000が発売になった時期からパイオニアの営業スタッフと一緒に、地元の仲の良いクラブに一緒に持ち込みし、実際に音質を確認してもらう。という取り組みを行ってきました。

当然今回も地域の気合の入ったクラブに持って行って、大音量で音質の違いを体感していただこうと考えています!
やはり、このレベルの機材は今置いている機材と体で音質の違いを感じないとなかなか手が出せませんよね!

自分のクラブで音を聞き比べてみたい!というクラブ関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ私にお問い合わせください。最大限にご協力させていただきます。


DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
この記事を書いた人
DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)

2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJを志す。
その後すぐDJバトルを企画し、10年以上定期的にDJバトルをプロデュース。
現在もいろんな大会を企画しています。DJ機材に関して日々追求を続けておりますので、DJ機材に関することなら何でもご相談ください。

DJM-900NXS2

発売日

2016年2月12日

販売価格


(税抜)¥250,000 (税込 ¥270,000)
JANコード:4573201240231


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CDJ-2000NXS2

発売日

2016年2月12日

販売価格


(税抜)¥250,000 (税込 ¥270,000)
JANコード:4573201240217


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