こんにちはサカウエです。突如リリースされたSteinberg(スタインバーグ)社の無料iPadシンセ・アプリ「NANOLOGUE」を試してみました。はっきりいってこれは凄いですよ~音が!
最新鋭のシンセ・サウンド
「NANOLOGUE」は、 Steinberg社のVST 3 テクノロジー・シンセ 「Retrologue」「 Nanologue 」のエッセンスをiOSアプリに受け継いだ最新鋭のモノフォニック・シンセです。iOS 7以上、iPad 2以降に対応ということですが、 先日発売されたばかりのiPad Air や iPad mini Retinaでもしっかり動作します。
MIDIキーボードはIK Multimediaの「iRig KEYS」を使用(写真はiPad mini Retina )注意)「iRig KEYS」にはlightningケーブルは付属しません
追記:lightningケーブル付属の「iRig KEYS with Lightning 」が現在発売中です(2014年5月現在)
「NANOLOGUE」のセットアップで「Enable MIDI Input」をONにすれば、iPad miniが超コンパクトなバーチャル・アナログ・シンセサイザーに早変わり!
ではチェック開始〜
超シンプルなインターフェース
「NANOLOGUE」を起動。オシレーター、フィルター、LFO・・といった必要最小限のパラメーターで構成されたとてもわかりやすいインターフェースですね。アナログシンセがお好きな方はほとんどマニュアルいらないと思います。
キモは中央部の「SHAPE」で、このパラメーターを動かすとサウンドが激変します。
即戦力・強力な50プリセット
第一印象はとにかく「音がイイ」。ファットなオシレーター、切れのあるフィルター、グライド(ポルタメント)も滑らか、ディレイも装備していてこの強力なサウンド!これが無料とは信じられません。
Inter-App Audioにも対応
「NANOLOGUE」はiOAアプリ間でオーディオ信号のやりとりを可能とする「Inter-App Audio」に対応しています。定番音楽アプリ「GarageBand」などで使用することが可能です。そういえば「GarageBand」も先日無料(※)になりましたが、無料アプリだけでこれでここまで出来てしまうのはちょっとびっくりですね
GarageBandからInter-App Audio対応のアプリを選択
GarageBandのプリセットLoopと合わせてリアルタイム・レコーディングしてみました。
※GarageBandの音源とサウンドのフルコレクションはアプリ内課金(500円)で別途購入可能。
ほんの少しだけムービーを撮ってみましたのでサウンドをお確かめください。
iPadとIK Multimediaの「iRig KEYS」を一緒に持ち歩けば、いつでもどこでもシンセプレイができてしまいますね。みなさんもぜひダウンロードしてお試しいただきたいと思います。
「NANOLOGUE」特徴
- モノフォニック・リード、ベース、SFXに特化したバーチャル・アナログ・シンセサイザー
- 2種類のウェーブフォームを持つクロスモジュレーション・オシレーター、グライド、VFCエンベロープ、ディレイ、LFO、フィルターセクション
- マルチタッチをサポートしたイージーオペレーション
- 即戦力50プリセット収録
- Inter-App Audio対応
- 無料!
動作環境
iOS 7以上、iPad 2以降( iPad Air & iPad mini Retina 対応)
アイケーマルチメディア「iRig KEYS with Lightning 」
モバイル派にはこのケーブルセットは必携です!↓↓↓
IK Multimedia / アイケーマルチメディア iLine Mobile Music Cable Kit オーディオケーブルセット
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