Elektron Tonverk | 8オーディオトラックと柔軟なルーティングを備えたポリフォニック・サンプラー

投稿日 2025年9月11日
カテゴリー新製品ニュース
タグ DTM　サンプラー

Elektronが冒険心あふれる次世代のサンプラー・シーケンサー「Tonverk」を発売します。

「Tonverk」は、音楽制作を次のステージへ押し上げる新しいサウンド・マシンです。ポリフォニック・サンプラーとしての力強さと、自由自在なルーティングシステム、さらにAuto Samplerによる自動マルチサンプリング機能を搭載。柔軟に組み替え可能なトラックやFXブレンダーを備え、従来の機材では実現できなかった実験的かつクリエイティブな表現を可能にします。

注目ポイント

8オーディオトラック／4バス／3センドの強力ルーティングを搭載
Auto Sampler機能でお気に入りの楽器を簡単にマルチサンプル化
FXブレンダーと多彩なマシン構成で無限の音作りが可能

特徴

無限のルーティングとトラック構成

Tonverkは8つのオーディオトラックを搭載し、さらに4つのバストラック、3つのセンド、1つのミックスを利用可能。これにより、音の流れを自在に組み替えることができます。サンプルの重ね合わせやエフェクト処理を複雑に組み立てても破綻せず、トラック間での発想豊かなルーティングを実現します。従来の固定的な構造に縛られない柔軟性が、実験的な音作りやライブパフォーマンスを大きく広げます。

Auto Samplerを搭載した高度なサンプリング機能

Tonverkは「Recorder」と「Auto Sampler」という2種類のサンプリング方法を備えています。Recorderはシンプルに外部・内部入力を録音するのに最適で、Auto SamplerはMIDIを用いて自動的にマルチサンプリングを構築します。この機能により、お気に入りのシンセサイザーや音源を丸ごと取り込み、自分だけのサンプル楽器として即座に演奏可能になるのが最大の魅力です。

多彩なマシン構成が可能

Tonverkの各オーディオトラックには「マシン」と呼ばれる音源エンジンをロード可能です。単一WAVをポリフォニック再生するSINGLE PLAYER、マルチサンプル楽器を扱うMULTI PLAYER、さらに1つのトラックに8つのサブトラックを持たせられるSUBTRACKSを用意。MIDIトラックへの切り替えも可能で、DAWや外部機材との連携にも柔軟に対応します。1台で作曲・演奏・サウンドデザインまでを担えるオールインワンの設計です。

FXブレンダーとクリエイティブな実験性

Tonverkの魅力は音作りに留まらず、エフェクト処理の斬新さにあります。豊富な新FXを搭載し、各トラックだけでなくシグナル全体に適用できるブレンダーとして機能。ルーティング次第でFXチェーンやリサンプリングの方法を無限に組み合わせることができ、まさに音響実験の遊び場といえる環境を提供します。これまでのElektron製品の強みであるシーケンサーとの組み合わせも強力で、想像を超えたサウンドスケープを切り拓きます。

主な仕様

仕様を見る

製品特長リスト

主な特長

オーディオ & トラック構成

ステレオオーディオトラック × 8
バストラック × 4
センドエフェクトトラック × 3
ミックストラック × 1
各オーディオトラックで選択可能なマシン：
- Single Player
- Multi Player
- Subtracks
- MIDI（バストラックでも選択可能）
各トラック / サブトラックにデジタルベース幅フィルター × 1
各オーディオトラックにアサイン可能なLFO × 2
各オーディオトラックにアサイン可能なFX LFO × 2
各オーディオトラックにアサイン可能なモジュレーションエンベロープ × 1
エフェクトバス、センドエフェクト、ミックスにアサイン可能なLFO × 2
ピッチベンド、モジュレーションホイール、ブレスコントロール、アフタータッチに対応
ステップエディット機能
柔軟なルーティングオプション
豊富なサウンドライブラリ（シングルサンプル、ドラムセット、マルチサンプル楽器、プリセット）