YAMAHA YCM705 | 繊細な表現と使いやすさを両立した自宅録音向けコンデンサーマイク

投稿日 2025年7月3日
カテゴリー新製品ニュース
タグ YAMAHA（ヤマハ）　コンデンサーマイク

YAMAHA ( ヤマハ ) が、高音や低音を不自然に強調せず、素直で温かみのある自宅ボーカル録音が可能なコンデンサーマイク「YCM705」シリーズをリリースします。

注目ポイント

高音や低音が強調されすぎない、素直で温かみのある自宅ボーカル録音で即戦力の音質
3段階PAD＆切替式ローカットで幅広い音源・環境録音に対応
メタルボディの重厚で白黒選択可能なデザイン

YCM705

YCM705シリーズは、クリエイターやシンガーソングライターのために設計されたコンデンサーマイクロフォンです。1インチのラージ・ダイアフラムカプセルを搭載し、ボーカルや楽器の繊細な響きやニュアンスまでを高精度でキャプチャします。

カーディオイド指向性、3段階PADスイッチ、切り替え可能なローカットフィルターを、それぞれの音源や目的、録音環境に合わせて柔軟に活用可能。洗練された「黒」「白」の2色展開で、録音現場の美観やスタイルにも馴染みます。ショックマウントやポップフィルターをはじめとした多彩なアクセサリーも標準で同梱しています。

1インチラージダイアフラムによる高解像度サウンド

YAMAHA「YCM705」シリーズは、カスタム設計の直径1インチの大口径ダイアフラムを採用したDCバイアス型コンデンサーマイクです。ボーカルの息遣いやピアノ、アコースティックギターなど、各楽器が持つ音色の機微や表情までクリアに捉えることができます。20Hz～20kHzという広帯域の周波数特性を確保し、録音した音源に不要な色付けを加えることなく、自然でバランスのよいサウンド制作をサポート。感情表現を重要視するミュージシャンや歌い手に適した仕様となっています。

PAD・ローカットなど現場や部屋録りに優れる設計

YCM705シリーズは、0／-10／-20dBから選択可能な3段階のPAD機能を備え、ボーカルやアコースティックギター、ピアノ、さらには大音量のドラムや金管楽器などの吹奏楽器まで、幅広い音楽ジャンル・シチュエーションに最適です。PADスイッチを使用することで、大音量入力時にも音割れを抑制し、クリーンな録音を維持。

さらに、80Hz／160Hzの切り替え式ローカットフィルターを搭載し、空調ノイズや足元の振動のカット、過剰な近接効果対策に役立ちます。とくに室内での録音で起こりやすい不要な低周波ノイズを軽減できる160Hzのカットは宅録での環境で便利になる場面もあるかと思います。現場ごとに求められる柔軟性を備え、録音後の編集作業が軽減される使いやすさがポイントです。

便利な付属アクセサリーと選択できるカラー

ショックマウントやポップフィルターなどが最初から付属。設置時の振動ノイズ低減や発声時のポップノイズ対策など、録音時に必須なアクセサリーが揃っています。専用のマイクポーチや交換用ゴムリングなど、ちょっとした気遣いも考慮した内容で、初めてコンデンサーマイクを購入するユーザーには嬉しいポイント。黒・白2色のカラーバリエーションは、スタジオの雰囲気や個人の好みに合わせた選択を可能とし、インテリア性も兼ね備えています。

主な仕様

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形式	1インチラージダイアフラム DCバイアスコンデンサー
指向性	カーディオイド
PAD	0 / -10 / -20 dB（切替可能）
ローカットフィルター	80 / 160 Hz、6 dB/Oct.（切替可能）
周波数特性	20 Hz – 20 kHz
感度	24mV/Pa（-32.5 dBV/Pa）at 1kHz, 0dB PAD 1 Pa = 94 dB SPL
出力インピーダンス	200 Ω以下
最大入力音圧レベル	120 / 130 / 140 dB（0 / -10 / -20 dB PAD、0.5%THD at 1kHz）
ダイナミックレンジ	108 / 118 / 128 dB（0 / -10 / -20 dB PAD）
S/N比	82 dB
ファンタム電源	48 V / 4 mA
寸法	55 (⌀) × 219 (H) mm
質量	671g（マイクロフォンのみ）、842g（ショックマウント含む）
端子	XLR3ピン
同梱品	マイクロフォンショックマウントポップフィルターマイクポーチ変換ネジ（3/8インチ – 5/8インチ変換）ショックマウント用ゴムリング（予備）×4 取扱説明書（保証書付）