Bitwig Studio 5 | MSEGを新搭載したDAWソフト最新バージョン【The 2023 NAMM Show】

投稿日 2023年4月12日
更新日 2025年3月8日
カテゴリー新製品ニュース
タグ DAWソフト　 DTM　 NAMM Show

BITWIG ( ビットウィグ )が最新バージョン「Bitwig Studio 5」を発表しました。
2024年7月26日追記： Bitwig Studio 5.2がリリースされました！ ■入手方法
バージョン5.2は、Bitwig Studioのライセンスと有効なアップグレードプランをお持ちの方ならどなたでもダウンロードすることができますご自身のアカウントページからインストーラーを入手できます。
2023年10月24日追記：Bitwig Studio 5.1が発表！ ※2023年12月6日公開されました：Bitwig Studio 5.1では、4つのフィルターと6つのウェーブシェイパーを含む10種類の新しいモジュールで10種類の新しいサウンドキャラクターを提供します。

Bitwig Studio 5.1では、4つのフィルターと6つのウェーブシェイパーを含む10種類の新しいモジュールで10種類の新しいサウンドキャラクターを提供します。いくつかはクラシックな構造をエミュレートしたものもありますが、ほとんどが独自のユニークなサウンド特性を実現しています。また、新しいセミ・モジュラー、GridをエンジンとしたオーディオFXコンテナーFilter+とSweepのおかげで、パッチケーブルに触れることなく、これらをあらゆるデバイスやトラックにロードして、すぐにフレーバーや動きを加えることができます。

フィルターと、まったく新しいオシレーターもPolymerの一部で、Bitwig Studioのすべてのエディションでアクセス可能です。追加のボイススタック・モジュレーターは、独自のカテゴリーを確立し、重要なワークフローの改善によりオーディオ編集が高速化され、ミキサーがよりスマートになりました。

Bitwig Studio 5 には、5 つの新しい MSEG（マルチセグメントエンベロープジェネレーター）が導入されています。この変調器とモジュールのファミリを開発することで、モジュレーションシステム全体が大幅にアップグレードされました。バージョン5では、モジュレーターは、トラックおよびプロジェクトレベルのパラメーターを制御したり、ポップアウトウィンドウに展開したりするなど、さらに多くのことを実行できます。また、ソフトウェアを使ってライブパフォーマンスを行う新しい方法を作成し、必要なものを簡単に見つけられるようにブラウザーをが改良されています。

マルチセグメントエンベロープジェネレーター (MSEG) は、カスタムエンベロープ、オートメーションシェイプ、ループパターンなどを描画するためのツールです。Grid モジュールとして使用できる 5 つの異なる種類を作成し、そのうちの 2 つはモジュレーターとしても使用できます。

セグメントを使用すると、必要な数のポイントで独自のエンベロープを描画し、必要に応じてループさせることができます。一方、カーブを使用すると、変化するビートグリッドに幾何学的パターンをペイントして、独自の LFO を作成できます。また、独自の制御信号を描画できる場合は、オシレーターも描画してみませんか? これは、手作りの波形をあらゆるピッチで適切に聞こえるようにする巧妙な数学を備えた MSEG であるScrawlの仕事です。Transferを使用してカスタムウェーブシェイパーを作成したり、位相駆動型シーケンサーSlopesを使用してより深いレベルの制御を行うこともできます。

セグメント

セグメントは、グローバルタイムスケーリングとループモードを備えたエンベロープです。Grid および Polymer モジュールとして、または任意のパラメーターを制御するモジュレーターとして使用します。

Curves

Curves は、ビートタイムまたはグルーブに同期できる LFO モジュレーターおよび Grid モジュールです。

MSEG のポップアウトエディターウィンドウでの描画は、マウスを押したままでも、フリーハンドで入力または図形を作成するためのツールと、2 倍または 3 連符にジャンプするためのショートカットを使用して簡単に行うことができます。

Scrawl は、 The Gridと Polymerのアンチエイリアシングオシレーターです。

Slopes は、ステレオフェーズオプションを備えたThe Grid用のパターンシーケンサーです。

Transfer は、The Gridで着信オーディオまたはその他の信号を変換するためのウェーブシェイパーです。

すべてのデザインを BWCURVE ファイルとして保存し、別の MSEG にロードできます。また、ビジュアルブラウザーを使用すると、コンテンツ (およびプリセット) を一目で確認できます。

モジュレーション、エレベーテッド

Bitwig のモジュレーションシステムは、非常にシンプルなアプローチで他とは一線を画しています。オーディオや CV 信号を含むあらゆるコントロールソースが、あらゆるデバイスやプラグインに影響を与えることができます。これで、モジュレーターはデバイスに限定されなくなりました。ミキサーやプロジェクトコントロールも取得できます。

ステップシーケンサーからオーディオサイドチェーンやエンベロープまで、40 以上のモジュレーターを使用してミキサー全体をアニメーション化できるようになりました。1 つの LFO で、同じトラック上の任意のデバイスだけでなく、トラックのパン、センド、およびその他のパラメーターを変調できます。その LFO をプロジェクトレベルに移動すると、すべてのデバイス、チャンネルストリップ、およびトランスポートターゲットにもモジュレーションを追加できます。Fill ボタンをサイドチェーンしたり、プロジェクトのテンポを MSEG したいですか? 今すぐできます。