Universal Audio Sphere DLX / Sphere LX | 「リマイク」モデリングシステム

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Universal Audio Sphere DLX / Sphere LX | 「リマイク」モデリングシステム

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


Universal Audio ( ユニバーサルオーディオ )が、「リマイク」モデリングシステム「Sphere DLX」と「Sphere LX」を発売します。

注目点

  • コンデンサーマイクとプラグインからなる「リマイク」モデリングシステム。
  • 収録後でもマイクの種類、極性パターン、その他のマイク特性を変更可能
  • マイクプリアンプ搭載の各種オーディオインターフェイスとDAWで使用可能

Sphere DLX」と「Sphere LX」はコンデンサーマイクとプラグインからなる「リマイク」モデリングシステム。

2017年Townsend Labs社からリリースされたSphere L22は、デュアルカプセル仕様のコンデンサーマイクと、プラグインから構成された“リマイク”モデリングシステムとしてセンセーショナルなデビューを果たしました。3次元的な音像をSphereテクノロジープラグインによって処理し、録音後にマイクタイプ、指向性、倍音、近接効果、ソースへの距離や向きを細密に修正できるという画期的なシステムです。2022年よりTownsend LabsブランドがUniversal Audio傘下になり、さらに進化を遂げたSphere DLXとSphere LXの2つのモデルとしてUniversal Audioブランドで発売開始されます。

プラグインはネイティブ版とApollo/UAD版の両方がアップデートして用意され、より使い勝手が向上しています。Townsend Labs Sphere L22を踏襲してリファインし、ステレオ録音もでき38種類のマイクモデルを搭載した上位バージョンのSphere DLX。そして20種類のマイクモデルを搭載しコンパクト化、より手軽にお使いいただけるSphere LXの2つのモデルでの登場です。

Sphere DLX

Sphere DLXの主な仕様(マイク本体)

  • 周波数特性 : 20 Hz – 20 kHz
  • 等価ノイズレベル: 7 dBA
  • 最大SPL(1% THD):140 dB(-20 dB パッドスイッチ有効時)
  • ダイナミックレンジ:133 dB
  • パッドアッテネーション:-20 dB
  • 感度: -33 dB (22 mV) ref 1V @ 1 Pa, 1 kHz
  • 出力端子: 5ピン XLR (オス)
  • ブレイクアウトケーブル:5ピン XLR (メス)- デュアル3ピン XLR(オス)
  • 出力インピーダンス:200 Ω
  • 推奨負荷インピーダンス:2000 Ω 以上
  • ファンタム電源
  • 電圧 : 各チャンネル 48V DC
  • 電流 : 各チャンネル 3 mA(typical)
  • 外形寸法:長さ 225 mm × 直径 63 mm
  • 本体重量:約770 g
  • 付属品:ショックマウント、マイクスタンドマウント、マイクケーブル(約7.5m)、キャリングケース

Sphere LX

Sphere LXの主な仕様(マイク本体)

  • 周波数特性 : 20 Hz – 20 kHz
  • 等価ノイズレベル: 10 dBA
  • 最大SPL(1% THD):145 dB
  • ダイナミックレンジ:135 dB
  • 感度: -39 dB (11 mV) ref 1V @ 1 Pa, 1 kHz
  • 出力端子: 5ピン XLR (オス)
  • ブレイクアウトケーブル:5ピン XLR (メス)- デュアル3ピン XLR(オス)
  • 出力インピーダンス:200 Ω
  • 推奨負荷インピーダンス:1000 Ω 以上

ファンタム電源

  • 電圧 : 各チャンネル 48V DC
  • 電流 : 各チャンネル 3 mA(typical)
  • 外形寸法:長さ 195 mm × 直径 50 mm
  • 本体重量:約545 g
  • 付属品:マイクスタンドマウント、マイクケーブル(約3m)、キャリングケース

最低動作環境

  • 【ハードウェア】

    • バランスXLR入力と+48Vファンタム電源を2チャンネル分備えるマイクプリアンプもしくはオーディオインターフェイス
  • 【ソフトウェア】

    • Mac

      • Apple Silicon もしくは Intel プロセッサー
      • macOS 10.15 Catalina、11 Big Sur、12 Monterey、13 Ventura
    • Windows

      • Intel もしくは AMD プロセッサー
      • Windows 10、11(64ビット)
  • 対応プラグインフォーマット

    • ネイティブ(CPU処理):VST2、VST3、AAX、Audio Units
    • DSP(リアルタイム処理):UAD : VST2、AAX、Audio Units HDX : AAX

※製品登録とネイティブ版ソフトウェアのダウンロードには、UA Connectソフトウェア v1.3.3以降が必要です。
※Apollo/UAD版はUADソフトウェア v10.2.2以降が必要です。

Sphere DLX/LXの主な特長と概要

コストやメンテナンスを気にかけずに、ビンテージも含むワールドクラスのマイクロフォンを使いたい全てのレコーディングエンジニアやミュージシャンのために、Universal Audio Sphere DLX/LXが登場しました。独自のSphere テクノロジーによって、前例のない音のディテール、多様性、またはコントロールをレコーディング中、レコーディング後に関わらず実現します。長いレコーディングの歴史の豊かで培われた、本物のトーンを体験してください。

同クラスでも最も低ノイズを実現したコンデンサーマイク

ゴールドスパッタリングされたデュアルダイアフラムを搭載。クラス最高の基本性能を実現。スタンドマウント、カスタム2チャンネルケーブル、キャリングケース、ショックマウント(DLXのみ)と付属品も充実しています。

史上で最も人気のマイクコレクションでレコーディング(DLX:38モデル、LX:20モデル*)

Neumann、Telefunken、AKG、Sonyなどを含む、数多くの伝説的なマイクモデルを搭載してます。史上最も人気のあるリボン、コンデンサー、そしてダイナミックマイクが、あなたのマイクロッカーに提供されるのです。*有償版のSphere専用UADプラグイン、「Ocean Way Mic Collection」や「Putnam Mic Collection」を購入いただくとLXユーザーにも38種類のモデルが提供されます。

収録後でもマイクの種類、極性パターン、その他のマイク特性を変更可能

Sphereプラグインはネイティブ版とApollo/UAD版で用意。フォーマットもVST、VST3、AU、AAX Native、AAX DSPをサポートしています(UAD版はVST、AU、AAX Native)

1本のマイクでステレオレコーディングも実現(DLXのみ)

DLXはステレオ収録が可能で、専用のSphere 180プラグインが用意されているので、ステレオソースに対応します。

デュアルモードを使って2本の定番モノラルマイクをブレンド

2本のモノラルマイクをブレンドして、そのコンビネーションによるスネアやギターキャビネットなどの豊かな響きを収録できます。

Apolloインターフェイスでリアルタイムなマイクオーディション

Sphere DLX/LXは、マイクプリアンプ搭載の各種オーディオインターフェイスとDAWで使用でき、レコーディングの前、最中、もちろん後でもマイクタイプを切り替えて試すことができます。さらにApolloインターフェイスで使えば、ほぼレーテンシーのないリアルタイムなモニタリングが可能になります。

レコーディング空間の不要な色付けを軽減するIsosphere機能

その部屋特有の特性やアイソレーションフィルターによる不要な色付けを軽減するIsosphere機能を搭載。※有償版のSphere専用UADプラグインにも搭載されました。

発売日

Sphere DLX
2023年1月20日(金)
Sphere LX
2023年1月下旬予定

販売価格

Sphere DLX
¥253,000(税込)
JANコード:4530027172382

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Sphere LX
¥168,300(税込)
JANコード:4530027172375

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