2019年8月3、4日に開催されたMaker Faire 2019会場にて、KORG ( コルグ )のキットブランド「Nu:Tekt」(ニューテクト) の手のひらサイズのDIYシンセキット「NTS-1 Digital Kit」が国内初お披露目されました。5月にベルリンで開催されたSUPERBOOTH19で参考出品されていましたが、年内の国内発売が決まった模様です。 国内発売が2019年11月23日(土/祝)に決定いたしました!
2019年9月4日:国内で正式に発表されました
【Maker Faire Tokyo 2019】
いよいよ日本初お披露目!
キットブランド「Nu:Tekt」から登場する話題のDIYシンセキット「NTS-1」も出展します!
発売に先駆けて、その高いポテンシャルをいち早くお確かめ下さい。#korg ブースナンバーはS-05-03です。#MFT2019 #MFTokyo2019 pic.twitter.com/gTezeRbs5J— KORG (@korg_inc) August 2, 2019
SUPERBOOTH19でのデモ
NTS-1はアナログモデリングエンジンを搭載した、手のひらサイズのDSPシンセサイザー。4種類の波形と後述するユーザー波形を内蔵。マルチモード・フィルター、EG/MOD、Delay/Reverb、そしてアルペジエーターを搭載。そして注目すべきはなんと自分で組み立てる「DIYシンセキット」ということ。組み立てにハンダは不要で、同梱されているビスやドライバーを使用して基盤とパネルを組み立てるという仕様になっています(下記パッケージ写真参照)
外部入力端子、SYNC IN/OUT、MIDI IN、USB端子を装備し、会場でも一緒に展示されていた「Monotron」や「littleBits」「SQ-1」等のガジェットとの同期演奏も可能となっています。
またNTS-1は、Korgのシンセサイザー「prologue」や「minilogue xd」の開発環境である「prologue SDK(Software Development Ki)」に対応。自作のオシレーターやエフェクト・プログラムを本体へロードすることが可能です。prologue SDKのサンプル・コードはKorg社からも提供されていますので、かなり凝った音作りのバリエーションを楽しむことができるといえるでしょう。
カスタマイズも可能
サイドパネルのネジが長いため、簡単にカスタムサイドパネルを取り付けることができます。NTS-1を幅広いセットアップで使ってみてください。AUDIO IN、SYNC IN、SYNC OUT、MIDI INの4つのコネクターを備え、ほかのハードウェアやソフトウェアと組み合わせて使用することができます。
組み合わせ例
Maker Faire 2019の会場では参考出品と表示されていましたが、2019年内には国内で発売を開始するとのこと。価格は「Volcaシリーズよりは安い」とのことなのでおそらくは1万円前後となるのではないかと推測されます。
正式なアナウンスがあり次第追記していきます。
2019年9月4日:国内で正式に発表されました!
多数の音楽ソフトウェアをバンドル
NTS-1には、曲を作るだけでなくAIによるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」、DAWソフト「Reason Lite」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初からバンドルされます。※ダウンロード提供
iPad/iPhone用アプリ
- ORG Gadget 2 Le (音源内蔵DAW音楽制作アプリ)
- KORG Module (ピアノ・キーボード音源アプリ)
Mac/Windows用ソフトウェア
- KORG Collection – M1 Le (シンセサイザー音源)
- UVI Digital Synsations (シンセサイザー音源)
- AAS Ultra Analog Session (シンセサイザー音源)
- AAS Strum Session (アコースティック・ギター音源)
- AAS Lounge Lizard Session (エレクトリック・ピアノ音源)
- Propellerhead Reason Lite (DAW音楽制作ソフト)
- Skoove プレミアム・プラン 3か月トライアル (オンラインピアノレッスン)
- KORG Gadget 2 Le for Mac (DAW音楽制作ソフト) i
- iZOTOPE Ozone Elements (マスタリング・プラグインソフト)
発売日
2019年11月予定 ⇒ 11月23日(土/祝)
販売価格
¥12,980(税込)
JANコード:4959112192782
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Nu:Tektブランドでは他にも、定番であるミント缶サイズのケースを採用し、フタ部分には透明アクリル・カバーを施した超小型の高音質ポータブル・ヘッドホン・アンプ「HA-KITHA-S」などもリリースされています。
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NTS-1カスタムパネル
NTS-1はDIYに最適なオープン・デザインの性質を持っており、ユーザーがさまざまな方法でカスタマイズ可能なシンセサイザーです。 オープンソース「logueSDK」によりユーザーが独自のカスタムオシレーターやエフェクトを作成できるだけでなく、フロントパネル全体をカスタムのものに交換することで、デザインや機能を含めたインターフェイスを変更することも可能です。 カスタマイズのスタート・ポイントとして、下図のリファレンスパネルを作成するために必要な回路図と手順を公開しています。ここをスタート地点に、あなただけの理想のNTS-1を制作してください!
minilogue xdとprologueに共通のSDK(Software Development Kit)は、専用の開発ツールを使用してハードウェアの可能性を拡張できるオープンな開発API(Application Programming Interface)を提供します。このSDKを介してMULTI ENGINEのための自作のデジタル・オシレーターを作成できるほか、既存のモジュレーション・エフェクトに追加可能な自作のユーザー・エフェクトも作成することができます。ユーザーは、これらの自作のユーザー・オシレーターとユーザー・エフェクトをprologue Sound Librarian(Mac/Win)を介してprologueにロードできるようになります。