Rupert Neve Designs ( ルパートニーヴデザイン )が、リモートコントロール可能な8チャンネルDanteマイクプリアンプ「RMP-D8」を発売します。
RMP-D8は今年1月のNAMMショー2018で発表された、Rupert Neve Designs社の新機軸ともいえるユニークな仕様のマイクプリアンプで、ライブサウンドで急速に普及が進むDanteネットワークに特化した製品です。Rupert Neve Designs社が誇るクラスAのマイクプリアンプ(カスタムトランスフォーマー搭載)にマスタリンググレードの24ビット/192 kHz ADコンバーター、さらにDante ネットワークオーディオ機能を一体化した、アナログとデジタルが高い次元で融合したユニットです。スタジオで望まれる“Rupert Neve Designs サウンド”をライブの世界へも提供します。
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RMP-D8 はAES/EBU デジタル出力を装備しており、Dante 非対応の環境であってもマルチチャンネルでRupert Neve サウンドを扱うことが可能です。
特徴
- 48Vファンタム電源、極性反転、入力パッド&ハイパスフィルター付きの8マイク/ライン入力
- 最大60dBのゲインとリモートコントロール機能を備える1dB刻みのクラスAマイクプリアンプ※
- Rupert Neve 氏の伝説的なクラシックモジュールのトーンを提供するカスタム設計のトランス
- 高精度の内部クロッキングと優れたジッター低減機能を備える24-bit/192kHz対応のマスタリンググレードコンバーター
- 世界中で動作可能な高い信頼性を誇る冗長電源を実装
- 冗長ネットワークポートを介した Dante との統合
- ゲイン補正機能付きセカンダリーアウトプット※※
- 4つのデュアルチャンネルAES出力(XLR端子)
- 有機ELディスプレイと正確で視認性に優れるメーター
- コンピューターとのダイレクトな統合を実現する Dante Virtual Soundcard と Dante Via に対応
- 高度なRFシールドと過酷なツアーユースに耐え得る堅牢な強化スチールシャーシ
※2018年7月現在、Dante 経由でリモートコントロールを実現するアプリは Windows 環境のみに対応しています(Macへは近日対応予定)。
※※Dante ネットワーク上では、1~8chのプライマリー出力と9~16chのミラーリングされたセカンダリー出力(初期設定ではプライマリーより6 dB低く設定)が見えます。FOHとモニターで回線を分ける時などに便利です。
仕様
- ノイズレベル
- 150Ωバランスソース、AES出力、22 Hz 〜 22 kHz、Un-weighted)
- -91 dBFS @ +60dBゲイン
- -110 dBFS @ ユニティゲイン
- 周波数特性
- 0 dBu、ユニティゲイン
- 50 Hz ~ 12.5 kHz: -0.1 dB
- 20 Hz: -0.5 dB
- 40 kHz: +0.2 dB
- 0 dBu、ユニティゲイン
- 入力インピーダンス:5.5 kΩ
- ゲイン:0 ~ 60 dB(1 dB単位)
- ハイパスフィルター:-3 dB @80 Hz、12 dB/Oct スロープ
- パッド:-10 dB
- S/N比:84.4 dB
- ダイナミックレンジ:110 dB
- 最大入力レベル:+25.5 dBu
- 外形寸法:約55.9 cm (W) x 45.7 cm (D) x 22.9 cm (H) (2Uラックマウントサイズ)
- 本体重量:約8 kg
- 電源:100 – 240 VAC、50/60 Hz、150 W
RMP-D8
発売日
2018年7月17日
販売価格
(税込) ¥880,000 (税抜 ¥800,000)
JANコード:4530027360161
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