YAMAHA(ヤマハ)がコンパクトながら高出力・高音質なオールインワンPAシステム「STAGEPAS 400BT」「STAGEPAS 600BT」を発表しました。
「STAGEPAS 400BT」「STAGEPAS 600BT」は新たにBluetoothワイヤレスオーディオ再生機能を搭載ポータブルPAシステム。2012年12月発売の「STAGEPAS 400i/600i」の後継モデルとなります。
STAGEPASシリーズは小規模イベント・ライブや講演会・ミニステージで活躍するオールインワンPAシステムとして大ベストセラーの製品ですが、本モデルは新たにBluetoothワイヤレスオーディオ再生機能を搭載し、演奏中やイベント会場での自由度が飛躍的に向上しています。もちろん高品位デジタルリバーブ、フィードバックサプレッサー、マスターイコライザーなど、ライブやイベントで便利な機能が充実しています。
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持ち運びしやすく、セットアップも簡単なオールインワンシステム
『STAGEPAS 400BT』『STAGEPAS 600BT』は、着脱式のパワードミキサーと2本のスピーカー、スピーカーケーブルのセットから成るポータブルなオールインワンシステム。
片側のスピーカーにはミキサー、もう一方のスピーカーにはスピーカーケーブルやマイク、小物などをそれぞれコンパクトにまとめて収納可能で、簡単に持ち運びできます。
BGM再生などに便利な Bluetooth ワイヤレスオーディオ再生対応
イメージ
新たに Bluetooth接続に対応することで、スマートフォンやタブレット、PC内の音楽をワイヤレスで手軽に『STAGEPAS 400BT』『STAGEPAS 600BT』で再生することが可能となりました。演奏中の伴奏やイベントの BGM をミキサーから離れた場所でも操作できるなど、パフォーマンスの自由度が飛躍的に向上します。
高効率パワーアンプとスピーカー、高性能 DSP 採用で高出力・高音質・高い信頼性
高効率パワーアンプを採用することで『STAGEPAS 400BT』は 200W+200W の計 400W、『STAGEPAS 600BT』は 340W+340W の計 680W の大出力を誇ります。
2Wayスピーカーには、音響性能に優れたコンポーネントを採用し、表現力に優れた明瞭度の高いサウンドを実現。最新鋭のDSPにより、緻密な音質チューニングだけでなく、高度なリミッティングやプロテクションも可能。
エフェクトも充実
『STAGEPAS 400BT』『STAGEPAS 600BT』には、「SPX シリーズ」の高品位なデジタルリバーブを搭載。4種類のリバーブを内蔵し、リバーブタイムの調整も可能。フットスイッチ(別売)を接続し、足元でリバーブのオン/オフが可能なのでソロパフォーマンスにも最適です。
ハウリングをワンボタンで除去する「フィードバックサプレッサー」やノブを回すだけで最適な音質補正を行うマスターイコライザー「1-Knob Master EQ」も搭載。PAを扱ったことがない人初心者にも安心設計となっています。
充実したチャンネル数と拡張性
『STAGEPAS 400BT』は 4系統マイク/ライン入力と4系統ライン入力の合計8インプットを装備、『STAGEPAS 600BT』は 4系統マイク/ライン入力と6系統ライン入力の合計10インプットに対応。
CH1/2 にはファンタム電源の供給が可能で、コンデンサーマイクやダイレクトボックスを接続することができます。また、CH3、CH4 の端子には XLR またはフォーンプラグのどちらでも接続できるコンボジャックを採用。CH4 は Hi-Z 接続に対応しているため、エレキギターやエレキベースを直接接続することもできます。さらに、RCA ピンやステレオミニの端子も備えており、さまざまな機器の接続に柔軟に対応します。
各チャンネルには、シンプルで使いやすい 3 バンドEQ(『STAGEPAS 400BT』は2バンド)を搭載しており、4系統のマイク/ライン入力チャンネルにはそれぞれのチャネルごとにリバーブのかかり具合を設定可能。各種ノブはより視認性の高いデザインに変更され暗いステージ袖での操作性を向上しています。
パワードスピーカー「DBR シリーズ」などを接続できるメインスピーカーの拡張やモニターシステムの構築が可能なモニターアウト端子、パワードサブウーファー「DXS シリーズ」が接続可能なサブウーファー端子も搭載。用途に応じたシステムの拡張が可能です。
主要規格 | STAGEPAS 600BT | STAGEPAS 400BT |
システムタイプ | パワードミキサー+パッシブスピーカー ×2 | |
最大出力音圧/スピーカー(実測値ピーク) IEC ノイズ@1m | 129 dB SPL | 125 dB SPL |
再生周波数帯域(-10 dB) | 55 Hz – 20 kHz | |
消費電力 | 35 W(Idle)、100 W(1/8 出力) | 30 W (Idle)、70 W (1/8 出力) |
電源電圧 | 100 V – 240 V、50 Hz/60 Hz | |
寸法 (W×H×D) | スピーカー 335×545×319 mm | スピーカー 289×472×275 mm |
ミキサー 348×197×135 mm | ミキサー 308×180×116 mm | |
質量 | 25.6 kg | 18.3 kg |
(スピーカー 10.9 kg ×2 | (スピーカー 7.7 kg ×2 | |
+ ミキサー 3.8 kg) | + ミキサー 2.9 kg) | |
パワードミキサー部 | ||
ミキシングチャンネル数 | 10 | 8 |
アナログ入力 | 4 モノ マイク/ライン+ | 4 モノ マイク/ライン+ |
6 モノ/3 ステレオ ライン | 4 モノ/2 ステレオ ライン | |
Bluetooth 接続 | バージョン: Bluetooth Ver4.1 | |
対応プロファイル: A2DP v1.2 | ||
対応コーデック: SBC、AAC | ||
対応コンテンツ保護: SCMS-T 方式によるコンテンツ保護に対応 | ||
無線出力: Bluetooth class2 | ||
最大通信距離: 10m | ||
送信周波数範囲: 2402 – 2480MHz | ||
無線最大出力電力: 4dBm | ||
CH イコライザー | 3 バンド | 2 バンド |
HIGH シェルビング: 8 kHz | HIGH シェルビング: 8 kHz | |
MID ピーキング: 2.5 kHz | LOW シェルビング: 100 Hz | |
LOW シェルビング: 100 Hz | ||
CH 機能 | Hi-Z スイッチ: CH4、 | Hi-Z スイッチ: CH4、 |
ST/MONO スイッチ: CH5/6-9/10 | ST/MONO スイッチ: CH5/6-7/8 | |
内蔵デジタルエフェクター | SPX デジタルリバーブ (4 プログラム、パラメーターコントロール) | |
内蔵プロセッサー | フィードバックサプレッサー, 1-Knob Master EQ™ | |
ファンタム電源 | !+30V (CH1, 2) | |
出力 | SPEAKERS OUT(L, R)、MONITOR OUT(L/MONO, R)、 | |
SUBWOOFER OUT(MONO) with auto HPF | ||
外部コントロール | リバーブフットスイッチ | |
最大出力 | 340W+340W(ダイナミック) | 200W+200W(ダイナミック) |
280W+280W(連続) | 180W+180W(連続) | |
スピーカー部 | ||
形式 | 2 ウェイ バスレフ型 | |
コンポーネント | LF: 10”(25cm) コーン | LF: 8”(20cm) コーン |
HF: 1.4”(3.56cm) コンプレッションドライバー | HF: 1”(2.54cm) コンプレッションドライバー | |
公称指向角度(水平×垂直) | 90°×60° | |
モニター角度 | 50° | |
ハンドル | 天面×1 | |
ポールマウントソケット | 34.8-35.2 mm(スピーカースタンドロック機構StageLok™装備) | |
アクセサリー | ||
付属品 | 電源コード(2m)×1、スピーカーケーブル(フォーン-フォーン、6m)×2、 | |
滑り止めパッド×12、フェライトコア×2、結束バンド×2 | ||
別売アクセサリー | BMS10A(マイクスタンドアダプタ、ミキサー取り付け用)、 | |
FC5(フットスイッチ、リバーブON/OFF 用) |
発売日
2018年2月22日(木)
販売価格
「STAGEPAS 400BT」
¥84,700(税込)
JANコード:4957812624565
「STAGEPAS 600BT」
¥121,000(税込)
JANコード:4957812624640
専用ケースも発売
Protection Racket ステージパス ケース | ヤマハ Stagepas400 専用ケース