YAMAHA(ヤマハ)は電子ドラムDTX502シリーズの最新機種DTX582Kを発表しました。
製品概要
1. リアルな演奏を楽しめる高機能パッド類を搭載
DTX582Kは、高い表現力と豊富な練習機能で好評のDTX562Kのキックパッドを2015年10月23日に発売される新製品KP100 にグレードアップし、さらにリアルな演奏を楽しめるDTX502シリーズ最上位モデルです。
スネア/タムパッドは、自然な打感と高い静粛性を併せ持つ「DTX-PAD」を採用。チューニングの必要も無く、どなたでも常に最適な打感で演奏ができます。また、打面が滑らずスティックワークの練習にも最適です。スネアパッドはヘッドショットの他、クローズド/オープンリムショットが可能な 3 ゾーンパッドを採用しています。
ハイハットパッドは同梱のハイハットスタンドに装着する上下可動構造となり、リアルな演奏が可能です。シンバルパッドはカップ、ボウ、エッジで叩き分けができ、かつ叩いたシンバルを手で止めるチョーク奏法や、つかんだまま叩くミュート奏法が可能な 3 ゾーンパッドを採用しています。
スネア、シンバルに上位機種同等の3ゾーンパッドを採用
ハイハットスタンド装着型のRHH135
2. アコースティックドラムに近い演奏性と表現力を実現
ドラムトリガーモジュール「DTX502」は、ドラム演奏時のストロークをヤマハ独自の技術で徹底分析した上でトリガー設定や音色をチューニングしました。各パッドの機能を最大限発揮することで、弱打の際にも正確に反応し、強打した際の音量、音色の変化もアコースティックドラムに近い自然な演奏表現を実現します。
3. ドラムの上達に効果的なトレーニング機能
DTX502 シリーズには、ドラマーの弱点を明確にし、効果的に鍛える練習機能を計 8 種類搭載。
「自分が正確に叩けているかわからない」といった悩みを解決します。例えば、叩いた時にリズムがメトロノームに合わないと発音しない「リズムゲート機能」は、“スネアドラムに比べてバスドラムが遅くなりがち”、“フィルインの際に速くなる、遅くなる”といったプレイヤーの癖が正確に確認できます。
また「メジャーブレイク機能」は、任意の小節のメトロノームをミュートすることで、ミュートされている間正確に叩けているかを確認できます。初心者が楽しめるものからドラム経験者のスキルアップに活用できるものまで、様々なトレーニング機能が搭載されています。
<トレーニングモード紹介>
1,グルーブチェック =ハシリ・モタリをリアルタイムにチェックします。(採点あり)
2,リズムゲート=メトロノームやソングに合わせ、正確に叩かないと発音しません。
3,メジャーブレイク =指定した小節数だけ、クリック音をミュートします。(フィルインの正確性向上などに)(採点あり)
4,テンポアップ/ダウン=正確に叩き続けるとテンポアップしますが、不正確だとテンポダウンします。(採点あり)
5,チェンジアップ =7種のリズムパターンからお好みの組合わせを選び、2小節単位で正確に叩けるかをチェック(採点あり)
6,パッドゲート =お手本のドラムパターンと同じフレーズを叩かないと発音しません。(採点あり)
7,パートミュート =練習ソングの各ドラムパート(キック、スネア、ハイハット等)とドラム以外の伴奏パートをミュートできます。
8,ファストブラスト=制限時間内にどれだけ激しく、派手に、早く、叩けるかを競います。(採点あり)
リズムゲート機能の画面表示
メジャーブレイク機能の画面表示
DTX582K
発売日
2015年12月1日(火)
販売価格
(税込) ¥181,500 (税抜 ¥165,000)
JANコード:2470000018806