Softube(ソフチューブ) 社はThe NAMM Show 2015にて、「Console 1」に実装され、好評であった機能を通常のプラグインとしてデザインし直し、さらに改良したエフェクト・プラグイン「Transient Shaper」を発表しました。
ドラムやパーカッションを、更にインパクトのある音に
「TRANSIENT SHAPER」(トランジェント・シェイパー)は、デュアルバンドでのトランジェント処理を行う事が大きな特徴となっており、新しい音作りの道を開きます。
アタックとディケイをコントロールできることは、ミキシングを非常にやりやすくします。しかし、「TRANSIENT SHAPER」は、その操作感だけではなく「Punch」と「Sustain」パラメータをそれぞれ個別にデュアルバンドで処理すること可能にしたことで、音作りの幅を大幅に広げ、非常に簡単に仕上げることが出来るようにしました。
例えば、ドラムのオーバーヘッドのマイクのサウンドを処理する場合、まず「Sustain」の周波数帯をWIDEに設定し「Sustain」ノブを上げていきます。これによってシンバルの伸びや、ルームサウンドを際立たせることが出来ます。
デュアルバンド仕様によって得られる効果
しかし、同時にタムの音はブーミーとなりがちです。このタムの低域をもう少し締めたいと言うときには、セパレートにコントロールするために「Sustain」の周波数帯をHIに設定して高域だけを調整、LOに設定して低域のタムのブーム感を調整することが出来ます。
リズムの他に、あらゆる楽器にも
デュアルバンド・トランジェントはドラムやパーカッションサウンドには便利に使うことが出来ますが、それ以外にも「PUNCH」をHIに設定してボーカルトラックをよりクリアにプレゼンスを持たせたり、逆に「PUNCH」ノブを下げてビンテージの雰囲気を表現するなど、ピアノやベース、ギター、エレクトリック・ドラムなど様々なサウンドに応用ができます。
また、クロスオーバー周波数可変と「PUNCH」の「FAST/SLOW」設定及び、適度な歪み感を与える「CLIP」ON/OFF機能も備えています。
特徴
- デュアルバンド・トランジェント処理
- どのような音源にも対応するパンチおよびリリース機能
- 全周波数帯、高域、低域への効果
- クロスオーバー周波数設定
- Clipスイッチによる歪み成分の追加
動作環境
Mac
- Mac OS X 10.6, 10.7 or 10.8以上
Windows
- Windows 8, Windows 7 (最新のService Pack,32/64 ビット対応)
CPU、画像解像度
- Intel Core Duo, AMD Athlon 64 X2 以降
- 1280×800 より大きな画面解像度
規格、環境
- VST, VST3, AU, (Pro Tools 9) または、AAX (Pro Tools 10.3.7, 11.0.2 以上) に対応したホストアプリケーション
- RTAS未対応(2014_1月23日現在 近々対応予定あり)
- iLok USB と最新の iLok License Manager (www.ilok.comよりダウンロード)
- インターネット接続環境(ライセンス登録時必須)
発売日
近日公開
販売価格
TRANSIENT SHAPER
¥12,100(税込)
JANコード:4560263762399