Focusrite(フォーカスライト)社が世界中のトップスタジオが導入した4chマイクプリ「RED 1」を500シリーズのランチボックスサイズにし1chタイプにした「RED 1 500」を発売いたしました。
「RED 1 500」はAPI500モジュールフレーム準拠のマイクプリアンプモジュールです。往年のREDシリーズと同じく入力部にはLundahl(ルンダール) LL1538トランスフォーマーを採用し、フロントパネルにはファンタム電源スイッチと位相反転スイッチ、バックライト付VUメータを装備しています。
またこちらも「RED 1」と同じく、ゲインスイッチはミリタリーグレードのGrayhill(グレイヒル)社製金メッキ仕様を採用し、-6dBから+60dBまで6dB刻みで正確な設定を行う事が可能です。
販売当時60万以上もした「RED 1」とほぼオリジナルのパーツのまま継承する「RED 1 500」。生産もREDシリーズの伝統を守りUKで行われており、これは欲しい方も大勢いらっしゃるかと思います。しかも、1ch仕様で500シリーズなのがとても嬉しいですね。
「RED 1 500」の主な特徴
- オリジナルREDと同様の回路と部品を使用
- API 500規格に準拠したランチボックスサイズ
- Lundahl社製 LL1538インプットトランスフォーマー
- Carnhill社製 カスタムアウトプットトランスフォーマー
- Grayhill社製 金メッキゲインスイッチ
- 事実上、殆ど全てのマイクにベストマッチ
- 微調整が可能なバックライト付VUメーター
- 位相反転スイッチと+48Vファンタム電源
仕様
最大出力 | +25.5dBu (20Hz–20kHz) | ||
最大入力 | >+28dBu (200Hz–13kHz), >26dBu (160Hz–20kHz) | ||
フリーケンシーレスポンス | Deviation at 30dB gain (20Hz–20kHz) | ±0.1dB | |
Bandwidth (–3dB) at 30dB gain | 103 kHz | ||
Range at 60dB gain (–0.5dB) | 125Hz–24kHz | ||
Bandwidth (–3dB) at 60dB gain | 32Hz–75kHz | ||
出力ノイズ (最小ゲイン) | –104.5dBu CCIR-RMS | ||
–107dBu A-wgt | |||
EIN(入力ノイズ) (最大ゲイン, 150 Ohm) | –124.5dBu CCIR-RMS | ||
–128dBu A-wgt | |||
高調波歪み(30dB gain, –30dBu input) | 3次 高調波 | –101dB (0.0009%) | |
2次 高調波 | –88.5dB (0.0038%) | ||
THD+N (20 kHz bandwidth) | –88dB (0.0039%) | ||
CMRR (24dB gain, –4dBu input, 1kHz) | Common mode test: 102dB | ||
IEC 60268-3:2000 test: 89dB |
発売日
2013年11月20日(水)
販売価格
Red1 500
¥110,000(税込)
JANコード:4580101337855
対応500シリーズ用フレーム
API 500-6B 6スロット ランチボックス
api 500-6B ランチボックスは、すべてのapi 500シリーズおよび、VPR Alliance 規格に適合した各種モジュールが使用できるよう設計された6スロットラックです。 これらのモジュールを自由に組み合わせ、オリジナルのチャンネルストリップや H/Aセット、アウトボードセット等を組み上げることが可能です。
API 500VPR 10スロットラック
API500VPRは、3ピンの電源コネクターから外部電源API200PSによって駆動されます。
APIの標準の500シリーズモジュールを装着できるように設計されています。
API500VPRは内部的には2番ホットで配線されています。入出力共にXLRコネクタ仕様になっています。 API500VPRは最大10モジュールまでを装着させることができます。