【速報】ヤマハが「ボカロ曲」の自動作曲技術『VOCALODUCER™』を開発

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ヤマハが歌詞を入力するだけで、歌声と伴奏からなる楽曲を自動作成する、「ボカロ曲」の自動作曲技術『VOCALODUCER™』(ボカロデューサー)を開発。今冬より、SaaS形態でコンテンツプロバイダーに向けて提供を開始すると発表しています。

(写真は「Web&モバイル マーケティングEXPO 秋」で公開されていた、ヤマハブースでのサンプルウェブアプリケーション・デモの模様)

(※ )SaaS(Software as a Service):サービス型ソフトウェア、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組み、および、事業形態。

ヤマハニュースリリース

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すでに提供されている、「NetVOCALOID」(歌詞とメロディーに関するシーケンスデータを、インターネット経由でヤマハ社サーバーに送るだけで歌声を生成できるSaaS 型のサービス)は歌声の合成のみでしたが、この『VOCALODUCER™』では、歌詞を指定するだけで、歌声だけでなく伴奏・メロディーラインも含めた「ボカロ曲」そのものを自動的に生成できるようになっています。

『VOCALODUCER™』の技術概要

1.歌詞を入力するだけで「ボカロ曲」を自動作曲

50文字以内程度の歌詞を指定するだけで、「VOCALOID™」の歌声と伴奏からなる2~8小節程度の楽曲を自動的に生成。歌詞の指定は、漢字や数字を交えた一般的な日本語の文章で

行えます。また、パラメーターを指定することで、曲調や歌い方などを事前に調整することも可能です。

2.高品質な楽曲を生成する作曲・伴奏・歌声合成エンジン

メロディーラインの生成には、J-POP の作曲ノウハウをアルゴリズム化したヤマハ社独自の技術を使用。リズムパターン、音高の変化、コード進行の3 種類の「テンプレート」の組み合わせをもとに、自動的に魅力あるメロディーラインを生成します。自動伴奏の生成には、「PORTATONE シリーズ」など、ヤマハ社製の電子キーボードで定評のあるスタイルエンジンとソフト音源を採用。

歌声の生成には、最新の「VOCALOID™」エンジンを使用することで、より人間らしい自然な歌声を実現。

3.こだわりの作曲条件を簡単に指定可能

『VOCALODUCER™ 』では、詳細な作曲条件を事前に指定することで、利用者のこだわりを反映した楽曲を生成できます。

メロディーライン(主旋律/ボーカルメロディー):

リズムパターン、音高の変化、コード進行のそれぞれの「テンプレート」を指定するだけで、約1万8千種類の音楽性豊かなメロディーラインを簡単に生成。今後、さまざまな「テンプレート」を追加開発するほか、3種類の「テンプレート」の組み合わせをグループ化したものを選択するだけで、ラップ風、ロック風、有名アーティスト風といった好みのメロディーラインを簡単に生成できる機能も提供する予定。

伴奏:

伴奏の曲調は、ポップス、ロック、ダンスなど、現在、約30 種類のスタイルの中から簡単に選択できます。今後もさまざまなスタイルを追加する予定です。また、伴奏の再生用の音源は、ハイエンドのアレンジャーワークステーションなどで使用されている音源をもとに開発したソフト音源から選択できます。※選択できるスタイルやソフト音源は、本技術を利用して開発されたサービスによって異なる。

歌声:

歌声は「VOCALOID™」の豊富な歌声ライブラリから選択可能。男性の声、女性の声、力強い声質、スウィートな声質など、さまざまな特徴を持つ歌声ライブラリから好みの声を選択できます。また、歌い方に関するパラメーター(ジェンダー、ダイナミクス、ピッチなど)も指定できますので、好みにあわせて細かく歌い方を調整できます。※ 選択できる歌声ライブラリは、本技術を利用して開発されたサービスによって異なる。

楽曲全体:

楽曲全体のテンポ(BPM)を事前に指定したり、出来上がった楽曲全体にリバーブやコンプレッサーなどのエフェクトを適用することも可能です。

「Web&モバイル マーケティングEXPO 秋」のヤマハブースでは、「1分であなたの曲を作ります」というキャッチコピーでブース展開が行われておりました。

「女性声でハイテンポ元気ガール系の曲」といったように曲想を指定し、歌詞を打ち込むとボカロ楽曲の自動作成がサーバー側で行われます。

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サーバーへの情報送信から曲ができるまでは大体10数秒といった感じでしょうか。私も作ってもらったのですが、ハウスアレンジの伴奏をバックに「VY1V3」が歌詞をリズミックに歌う8小節の楽曲が、私のメール・アドレスにとどきました。残念ながら現時点ではまだ公開はNG(泣)・・・楽曲のサンプルは近日ヤマハさんから公開されると思いますので、少々お待ちください。

SaaS 型サービス提供

SaaS 型の『VOCALODUCER™ 』では、歌詞と作曲用のパラメーターを記述したXMLファイルを、インターネット経由でヤマハ社サーバーに送信するだけで、歌声と伴奏からなる「ボカロ曲」のオーディオファイルが生成され、ダウンロード用のURLが発行されます。

高負荷な処理である歌声やオーディオファイルの合成はヤマハ社サーバーで行うため、コンテンツ・プロバイダーは本サービスを低負荷な環境で利用できるとのこと。これによりコンテンツプロバイダーは、スマートフォンやPCをはじめとした、インターネット接続とオーディオ再生ができるあらゆる端末から、より効率的に「ボカロ曲」と連携したコンテンツを開発できるようになるとのこと。

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今後は、英語、中国語などへの対応も行う予定とのことですが、もしかしたらツイートの代わりにボカロ音楽でコミュニケーションできるSNSのようなサービスが生まれるかもしれませんね・・楽しみです

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