INTERNETが視覚的な編集とプラグイン運用を強化した音楽制作ソフト(DAW)「ABILITY 6 Pro」「ABILITY 6 Elements」を発売します。
- 視覚的に扱えるソングエディタに加え、和音入力やCHORD PAD、ピアノロールのキーボード操作、ノートエクスプレッション対応で打ち込みの手数を削減。
- 32bit float録音、DawProject対応、高DPIネイティブ対応で制作と共有の基盤を強化
- Pro版はT-RackS 6やAmpliTube 5 SE、Noise Generatorでミックス〜マスターまでを押し上げる
ABILITY 6
音楽作成ソフト「ABILITY 5」の後継として、『ABILITY 6』が登場します。
「ABILITY 6」シリーズは、打ち込みから録音、サウンドデザイン、ミキシング、マスタリングまでを1つの環境に統合し、制作フローを1つの環境にまとめた国産DAWです。バージョン6では、ソングエディタの表示と編集性を見直し、オーディオブロック単位で音量やフェードを直感的に扱えるようになりました。さらに、サムネイル表示のVSTパネルからドラッグ&ドロップでVST FX/VSTiを割り当てられ、音源やエフェクトの設定を素早く行えます。
DawProject対応により他DAWとのデータ受け渡しにも配慮し、高DPIネイティブ対応で4K環境でも視認性を確保します。加えて、32bit float録音に対応し、録音から編集までの運用を支える設計です。
視認性と編集性が向上し作曲をスムーズに
「ABILITY 6」は、視覚性や編集密度といった作曲をスムーズにする新機能や改良されています。ソングエディタではオーディオブロック単位で音量とフェードイン/アウトを扱え、視覚的につながりを整えられます。波形はブロックごとに拡大縮小でき、虫眼鏡モードでクリック位置を中心に拡大/縮小するため、必要な瞬間だけ編集密度を上げられます。
MIDI面では、選択ノートをルートにした和音をコマンドやショートカットで即入力でき、入力後はショートカットで回転も可能です。ピアノロールはキーボードでカーソル移動しつつリターンキーで連続入力でき、手を止めずに打ち込めます。さらにCHORD PADで指定したコード名の和音をそのまま入力でき、回転、音符長、ストローク設定も同時に行えます。録音の差し替えでは、バーチャルトラックにRECボタンを追加し、バーチャルトラックを使ったパンチインに対応。ミキサーはトラック色設定に対応し、MIDI/Audio/Group/FX/FADER/RECの種別を一目で把握できます。





32bit float録音など制作の土台を強化
バージョン6では、録音まわりや表示環境、他環境との受け渡しといった「土台」をまとめてアップデートしています。オーディオ録音は32bit floatに対応し、32bit float対応のオーディオインターフェース使用時には、0dBを超えた場合も内部でクリップせずに記録できます。ソングエディタ上のウェーブブロックやウェーブエディタでは、波形表示を縮小することで0dBを超えた部分も表示され、録音後の状態を把握しやすくなります。
さらに、異なるDAW間でオーディオ、MIDI、プラグイン情報、オートメーション、FX/Send設定などのデータをやり取りできるフォーマット「DawProject」に対応し、他DAWとの受け渡しにも配慮します(読み書きできる情報は各DAW仕様により異なります)。表示面では高DPIへネイティブ対応し、拡大表示でもフォントや画像がぼやけにくく、4Kディスプレイを含む高解像度環境での視認性を確保します。

プラグイン運用と仕上げを効率化。Proには新プラグインも追加
新搭載のVSTパネルでは各VSTをサムネイルで一覧でき、ドラッグ&ドロップで所定のスロットへ割り当てられます。VST FXはミキサーやミキサーインスペクタの目的スロットへドロップしてインサートでき、MIDIトラックのVSTiはソングエディタのトラック設定部やVSTiウインドウ内の目的スロットへドロップして設定可能です。視覚情報と配置先が直結することで、プラグインの差し替えや試行をスムーズに行える設計です。
さらに「ABILITY 6 Pro」はIK MultimediaのT-RackS 6を収録し、ミックスからマスタリングまでの仕上げ工程を強化します。Master Match Xにより、リファレンスを選んでEQやバランス、コンプレッション、リミッターをマッチングし、自分のトラックに適用する運用も可能です。加えてProは自社製Noise Generator(ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ハムノイズ、レコードノイズを生成)も収録し、ノイズ成分を追加して音源の質感変更といった用途にも対応します。


Pro/Elementsの違い:同時VSTi数、ミキサー機能、収録音源/エフェクトで選ぶ
「ABILITY 6 Pro」と「ABILITY 6 Elements」は共通の制作環境をベースにしつつ、ミキシング機能とバンドル、同時使用可能なVSTi数が異なります。ABILITY 6 Proは同時使用可能なVSTi数が64、Elementsは16です。ミキサー面では、ProのみオーディオトラックのRecエフェクト、VCAフェーダー、Channel Link、ミキサーヒストリーに対応し、複数トラックをまとめて管理する運用を想定した仕様です。付属プラグインもProが強化され、IK MultimediaのT-RackS 6(19種のプロセッサーを含む)を収録。Master Match Xでは、リファレンスを選んで処理をマッチングし、自分のトラックへ適用できます。加えてAmpliTube 5 SEと、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ハムノイズ、レコードノイズを生成する自社製Noise GeneratorもProのみ収録です。
※ Sonnox EQ、Limiter、ReverbはABILITY6 Proには付属しません。
これらを使用した以前のバージョンのソングを読み込んだ場合は使用できますが、以前のバージョンのソング含め、新規でインサート、使用することはできません。
| ABILITY 6 Pro | ABILITY 6 Elements | |
|---|---|---|
| ミキサー:AUDIOトラックのRecエフェクト | ○ | × |
| インサートエフェクト | Pre/Post × 各16 | Pre × 16 |
| VCAフェーダー | ○ | × |
| Channel Link | ○ | × |
| ミキサーヒストリ― | ○ | × |
| 同時使用可能なVSTi数 | 64 | 16 |
| 収録VSTエフェクト:収録数 | 71 | 38 |
| IK Multimedia T-RackS 6【NEW】 | ○ | × |
| IK Multimedia AmpliTube 5 SE | ○ | × |
| Noise Generator【NEW】 | ○ | × |
| 8BAND EQ | ○ | × |
| IR REVERB | ○ | × |
| LINEAR PHASE EQ | ○ | × |
| Dynamic EQ | ○ | × |
| MS Gain EQ | ○ | × |
| Panner | ○ | × |
| MULTIBAND DELAY | ○ | × |
| MODULATION DELAY | ○ | × |
| LINEAR PHASE MULTIBAND COMP | ○ | × |
| VST Rack | ○ | × |
| F-REX | ○ | × |
| Vocoder | ○ | × |
| Vocoder SC | ○ | × |
| Loudness Meter | ○ | × |
| 収録VSTインストゥルメント:収録数 | 13 | 3 |
| IK Multimedia SampleTank 4 SE | ○ | × |
| IK Multimedia MODO DRUM 1.5 SE | ○ | × |
| IK Multimedia MODO BASS 2 SE | ○ | × |
| UVI MODEL D | ○ | × |
| LinPlug(MorphoX / Octopus / SPECTRAL / CrX4 / RMV / Saxlab2) | ○ | ○ |
動作環境
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
| 対応OS | Windows 11(日本語版OSのみ対応) |
| CPU |
Intel / AMD デュアルコアプロセッサー以上 ※ バンドルのMODO DRUM SE・MODO BASS 2を利用するには、Intel Core i5以降のAVX命令セット対応CPUが必要 |
| メモリ | 8GB以上 |
| ディスプレイ解像度 | 1280×800ドット以上、フルカラー |
| 高DPI対応 | ディスプレイの拡大表示(高DPI)にネイティブ対応(4Kディスプレイなどで拡大表示が可能) |
| インストールに必要なハードディスク空き容量 |
|
| オーディオインターフェース | WindowsドライバもしくはASIO対応で、使用するサウンドフォーマットに対応したオーディオインターフェース(推奨:ASIO対応オーディオインターフェース) |
| 音楽CD作成 | CD-R/RWドライブ、Windows Media Player 11以降(推奨:12以降)が必要 |
| インターネット接続 | 必須(製品のダウンロード、製品登録、アクティベーション、アップデートで使用) |
| 認証デバイス(運用) | アクティベーション時、認証デバイスとしてUSBメモリを使用すると複数台のパソコンにインストールして使用可能(同時使用は不可)。USBメモリは付属しません。 |
| パッケージ版の仕様に関して | プログラム及びマニュアルは、全てダウンロードとなります。製品シリアルカードのみが入っております。 |
発売日
2026年2月5日(木)
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