【FAQ】TRRS 4極ケーブルとは?

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【FAQ】TRRS 4極ケーブルとは?

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「4極ステレオミニ(ステレオミニ4極プラグ)」(TRRS)

iPhoneやAndroid端末で使う4極のステレオミニプラグには「CTIA(Cellular Telephone Industry Association)」と「OMTP(Open Mobile Terminal Platform)」という種類に大別することができます。

それぞれの違いですが、プラグの先端から下記の様になっています。上部から順にT(Tip)、R1(Ring)、R2(Ring)、S(sleeve)⇒TRRS

CTIA(Cellular Telephone Industry Association)

  1. Left(T)
  2. Right (R1)
  3. Ground (R2)
  4. Mic (S)

OMTP(Open Mobile Terminal Platform)

  1. Left(T)
  2. Right (R1)
  3. Mic (R2)
  4. Ground (S)

つまり「CTIA」と「OMTP」の違いは先端から3番め(R2)と4番目(S)がMicかGroundか?となる。この4極は非常に多くの規格があるが、近年はiPhoneで使用されるCTIAが中心となっている。しかし一部Androidデバイス等ではOMTPを採用しているものもあるので、変換後、リモコンやマイクが動作しないといったことも起こりえまる。イヤホンやヘッドホンの4極のステレオミニプラグを3極のステレオフォーンに変換する場合は、相互の機器がどちらの規格なのかをまず確認する必要があります。

ちなみにiPhoneもCTIAとなっています。イヤホンの仕様に「iPhone対応」と表示されていればCTIAということ。変換プラグも市販されている。

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