Steinberg IXO シリーズ | 低価格オーディオインターフェイスが登場!IXO22とUR22Cの違いも掲載

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Steinberg IXO シリーズ | 低価格オーディオインターフェイスが登場!IXO22とUR22Cの違いも掲載

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

音楽制作や配信にも使用できる Steinberg (スタインバーグ) のポータブル・オーディオ・インターフェイス「IXOシリーズ」が、ヤマハブランドでの展開となり、製品名を「UR-MK3シリーズ」に改めて発売されます。カラーリングのみ変更となり、その他の仕様・性能に変更はありません。

「UR-MK3シリーズ」(旧モデル:IXO シリーズ)は、パソコンやiOSデバイスにも対応するオーディオインターフェイスです。同社の「URX-Cシリーズ」と比べて下位シリーズにあたる製品で、軽量コンパクトな仕様となっているため携帯性にも優れています。(UR-Cシリーズとの違いはこちら

DAWソフト「Cubase AI」が付属しているため、すぐに音楽制作・レコーディング環境が整うほか、パソコンで再生しているBGMやオケを配信に流すことができるループバック機能を搭載。また、本体にミュートスイッチが搭載されており、配信中に席を離れる際にマイクだけをミュートするといったことも可能です。

「UR-MK3シリーズ」のオーディオインターフェイスは「UR12MK3」と「UR22MK3」それぞれ2つのカラーバリエーションがラインナップします。

UR12MK3とUR22MK3の違い

「UR12MK3」(旧モデル:IXO12)と「UR22MK3」(旧モデル:IXO22)の違いは、下記になります。

  • 入力端子が異なる
  • 「UR22MK3」は録音時のモニタリングをステレオに切り替え可能
  • 「UR22MK3」はスピーカーとヘッドホンのそれぞれの音量調整が可能

「UR22MK3」には、コンボ端子が2つ装備されています。こちらはキーボードなどのラインとマイクを入力することが可能で、2つあることでステレオで録音することができます。また、「UR22MK3」はMONO/STEREO/LOOPBACK が切り替えれるモニタースイッチが採用されています。1~2チャンネルに入力された音を左右別々にモニターしたい場合はステレオ、センターに定位させたい場合はモノにすることが可能です。

「UR12MK3」と「UR22MK3」どちらもヘッドホン端子が装備されていますが、出力調整の環境に差があります。「UR22MK3」は独立したヘッドホン出力のためヘッドホンとスピーカーそれぞれ個別にレベルを調節することができます。「UR12MK3」はアウトプット共通なのでヘッドホンボリュームのみ調節するといったことができません。

UR12MK3

「UR12MK3」は、ブラックカラーの「UR12MK3 B」とホワイトカラー「UR12MK3 W」の単体オーディオインターフェイスの2種がラインナップします。

モバイル録音からポッドキャスト、ストリーミング、趣味のオーディオまで幅広く活躍する、シンプルで扱いやすいオーディオインターフェースです。軽量・コンパクトな筐体に、高品位なAD/DA変換(24ビット/192 kHz)とIXOマイクプリアンプを搭載し、どこでも録音や配信を実現します。

接続はUSB 2.0準拠のUSB Type-Cで、Mac/Windows/iOS/iPadOSに対応。ASIO/Core Audio/WDMに準拠し、Cubaseをはじめ主要な音楽制作・編集ソフトで安定してご使用いただけます。配信に便利なループバック機能、入力音とDAW再生音を同時に確認できるレイテンシーフリーのダイレクトモニタリング、iPhone/iPad接続で自動切替するCC(Class Compliant)モードにも対応し、モバイル運用に最適です。

入出力は2イン/2アウトで、UR12MK3はマイク入力(コンボ端子)×1とライン入力×1というシンプルな構成を採用。バックパックにも収まる小型筐体とUSBバスパワー駆動により、必要な時にすぐ持ち出せます。活用シーンとしては、ノートPCやiPhone/iPadと付属のCubasis LEを組み合わせたモバイル録音、スマートフォン撮影と併用した高音質なコンテンツ制作、そして自宅や外出先での本格的なポッドキャスト制作まで、場所を選ばずクリエイティブを後押しします。

UR22MK3

「UR22MK3」は、ブラックカラーの「UR22MK3 B」とホワイトカラー「UR22MK3 W」の単体オーディオインターフェイスの2種がラインナップします。

音楽制作を始めたい方から、配信コンテンツに挑戦するクリエイター、家族や友人とのレクリエーション用途まで、幅広いニーズに応えるポータブル・オーディオインターフェースです。24ビット/192 kHz対応の高品位AD/DA変換とIXOマイクプリアンプを搭載し、コンパクトな環境で録音や配信を実現します。

USB 2.0準拠のUSB Type-C接続により、Mac/Windows/iOS/iPadOSで高いパフォーマンスと信頼性を両立。ASIO/Core Audio/WDMに対応し、主要DAWで快適に動作します。配信に必須のループバック機能、遅延ストレスを排したダイレクトモニタリング、iPhone/iPad接続で自動的に切り替わるCCモードにも対応し、モバイル現場でも快適に運用可能です。

入出力は2イン/2アウトで、IXO22はマイク入力(コンボ端子)×2を装備。各端子はライン入力やギター/ベースに適したHi-Z入力にも対応し、ボーカルと楽器の同時収録にも最適です。活用シーンとしては、ボーカル/アコースティック録音や、ギター/ベースの録音、キーボードのライン収録などを含むソングライティングに加え、マイクと再生音をミックスして行うライブストリーミング、さらにはPAシステムへクリアなステレオミックスを送るステージパフォーマンスまで、多彩な現場で力を発揮します。

主な仕様

 UR12MK3UR22MK3
接続方式USB 2.0(USB Type-C)
最大ビットレート24-Bit
最大サンプリングレート192 kHz
入出力合計2 イン / 2 アウト2 イン / 2 アウト
アナログ入力CH1: XLR/TRS (Mic/Line)、
CH2: TS (Line/Hi-Z)
CH1: XLR/TRS (Mic/Line)、
CH2: XLR/TRS (Mic/Line)、
CH2: TS(Hi-Z)
アナログ出力TRS x 2TRS x 2
ヘッドフォン端子11
ヘッドフォンボリュームアウトプットボリュームと共通独立したヘッドホンボリュームを搭載
ループバック機能
ファンタム電源12
iOS/iPadOSデバイス〇 
iPad/iPhoneで使用する場合「Apple Lightning – USB カメラアダプタ」または「Apple Lightning – USB 3 カメラアダプタ」が必要
電源USB 2.0 バスパワー, USB Type-C バスパワー, External USB Type-C 5 V AC アダプター (別売)
消費電力2.5 W (5V DC, 0.5A)
サイズ(W x H x D)158 x 47 x 102 mm
質量450 g
同梱品USB 2.0 ケーブル( Type-C to Type-A, 1.5 m)、
セットアップガイド(冊子、保証書付き)、
CUBASE AI DOWNLOAD INFORMATION、
CUBASIS LE DOWNLOAD INFORMATION、
STEINBERG PLUS DOWNLOAD INFORMATION
USB 2.0 ケーブル( Type-C to Type-A, 1.5 m)、
セットアップガイド(冊子、保証書付き)、
CUBASE AI DOWNLOAD INFORMATION、
CUBASIS LE DOWNLOAD INFORMATION、
STEINBERG PLUS DOWNLOAD INFORMATION

UR22MK3とURX22Cの違い


各製品の大まかな機能比較です。詳細比較および機能の特徴は各店舗の担当スタッフまでお気軽にご相談ください。
「URX22C」との比較ですが、基本的には「UR-C」シリーズと「IXO」シリーズの違いでもあります。

 UR22MK3URX22C
接続端子USB Type-CUSB Type-C
USB規格USB 2.0USB 3.0
AD/DA24 bit32 bit
D-PRE
DSP搭載
dspMixFx (DSPミキサー)
Basic FX SuiteDSPエフェクト/プラグイン
Monitor Mix
MIDI端子
Steinberg Plus
CCモード
ループバック本体操作ミキサー操作
マイクミュート本体操作ミキサー操作
Cubase AI 付属
Cubasis LE 付属
質量450g1000g

「UR22MK3」と「URX22C」どちらもUSB Type-C端子の接続となっていますが、「URX22C」はUSB 3.0 (USB 3.1 Gen 1)に対応し、高速データ転送やバスパワー電源供給において安定性の確保および高機能を実現する原動力となっています。
USB 3を搭載しないパソコンの場合はUSB2.0駆動ですがその場合においても高いパフォーマンスをもちます。また、「URX22C」は、最大32ビット整数解像度に対応したAD/DAコンバーターを搭載しています。録音の繊細なニュアンスや表現を正確かつ透明にとらえることが可能で音質においてアドバンテージをもっています。

「UR22MK3」と「URX22C」には、マイクプリアンプが搭載していますが、「URX22C」はディスクリートClass-Aマイクプリアンプ「D-PRE」を採用しています。「原音忠実」を目指し開発されたこのプリアンプは、全周波数帯域に渡りフラットな特性を持ち、高品位に増幅することができます。

さらに「URX22C」は、カスタムチップ「SSP3」のDSPが内蔵し、柔軟なモニタリングでエフェクトを使用することができます。コンプレッサーとイコライザーが組み合わさったプロセッサー「Sweet Spot Morphing Channel Strip」、自然な広がりと奥行きを与えるリバーブ「REV-X」、ヤマハのモデリングテクノロジーを駆使したギターアンプシミュレーター「Guitar Amp Classics」(4つのアンプと8種類のスピーカー)のDSPエフェクトまたはプラグインを使って楽曲制作に活用することができます。

「URX-C」シリーズの詳細は下記をご確認ください。

発売日

IXO シリーズ:2024年1月27日(土) ※UR-MK3 シリーズは2025年10月9日(木)~順次発売

販売価格

品名販売価格リンク
UR12MK3 B
JANコード:4957812716475
¥14,300(税込)オンラインストア
UR12MK3 W
JANコード:4957812716512
¥14,300(税込)オンラインストア
UR22MK3 B
JANコード:4957812716383
¥19,800(税込)オンラインストア
UR22MK3 W
JANコード:4957812716437
¥19,800(税込)オンラインストア

UR-MK3にバンドルされる「Cubase AI」を使った音楽制作の入門書とUR22MK3の店舗限定セットも発売中!詳しくは店舗にお問い合わせください。

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