Moog Moogerfooger | 伝説のモーグエフェクターがプラグインで復活

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Moog Moogerfooger | 伝説のモーグエフェクターがプラグインで復活

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


Moog ( モーグ )が、現代では生産が困難となった『過去最も影響力のあったアナログ楽器』をオーディオ制作ワークフローのために再構築するプロジェクトをスタートしました。その第一弾として「Moogerfooger」エフェクトプラグインを発売します。

2023年3月1日より全8種類の単品販売、2製品もしくは4製品を自由に選べるバンドル2種の販売が開始。

1950年代初頭にBob Moogが初めて楽器を設計して以来、Moog Musicは、世界で最も優れたサウンドの電子楽器を開発・製造し、多くの歴史的な遺産を築いてきました。過去70年間、Moogの製品カタログは、DIYテルミンキットやカスタムモジュラーシステム、さらにはポリシンセやユーロラックモジュール、100万ダウンロードを突破したアプリに至るまで多岐に渡っています。そして今日、現代では生産が困難となった『過去最も影響力のあったアナログ楽器』をオーディオ制作ワークフローのために再構築するというMoogの最新ベンチャーを発表します。

Moogerfoogerエフェクトプラグインの登場です

次世代プロデューサーのためのクラシックMoogサウンド

WindowsとmacOSの主要なDAWにAUv2、VST3、AAXフォーマットをサポート。Lou ReedからThom Yorke、Kim Gordon、Daft Punk、Thundercatまで、数々のギタリストやアーティストに使用されてきたMoogの生産完了エフェクターコレクション。その新しいソフトウェア版であり、史上最もMoogのサウンドを再現しています。

Moogerfoogerエフェクトプラグインは、DSPを使用してBob Moogのクラシックアナログエフェクトモジュールを芸術性を持って再発明し、オリジナルのハードウェアエフェクトの伝説的な効能と音楽性をデジタル音楽制作環境にもたらします。90年代後半から00年代にかけてBob Moogと彼のエンジニアリング・チームによってデザインされたMoogerfoogerエフェクターは、オリジナルのMoog・モジュラー・シンセサイザーの直系で、ギターや声、シンセサイザーまで、あらゆるオーディオソースを処理、変調、再生できるように設計されています。ステレオ機能と拡張機能を備えたこれらのプラグインは、Moogerfoogerのクラシックな機能を現代のクリエーター向けにアップデートしたものです。

収録エフェクトプラグイン

  • MF-101 Lowpass Filter
  • MF-102 Ring Modulator
  • MF-103 12-Stage Phaser
  • MF-104 Analog Delay
  • MF-105 MuRF
  • MF-107 Freqbox
  • MF-108 Cluster Flux

MF-101 Lowpass Filter

Moogを象徴するladderローパスフィルター

MF-101は1998年にリリースされたオリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、2つのモジュラー機能を完璧に装備しました。Moogを象徴するオールアナログ4ポール仕様のローパスフィルターは、エンベロープ・フォロワーとの組み合わせで、ダイナミックな動きをフィルターサウンドに与えます。

すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御できるため、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-101は単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。MF-101Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-101Sは、オリジナルの温かく鮮やかなサウンドだけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。

MF-102 Ring Modulator

サウンドにレトロと近未来感覚を

MF-102 Ring Modulatorは1998年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、3つのモジュラー機能を完璧に装備しました。リングモジュレーター、電圧制御キャリア・オシレーター、電圧制御のデュアル波形低周波オシレーターによって、サウンドにレトロと近未来感覚をもたらします。すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御よって、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-102は単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。

MF-102Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-102Sは、オリジナルのスペイシーなレトロ・フューチャーサウンドだけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。

MF-103 12-Stage Phaser

渦巻くフェイザー・エフェクト

MF-103 12 Stage Phaserは1999年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、2つのモジュラー機能を完璧に装備しました。6段/12段の電圧制御フェイザーと広範囲の電圧制御低周波オシレーター(LFO)によって、サウンドにレトロと近未来感覚をもたらします。すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御よって、プレイヤーはエクスプレッションペダルやMIDI – CVコンバーター、あるいはその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-103を単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。

MF-103Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。

MF-104 Analog Delay

豊かで温かみのあるアナログ・ディレイ

オリジナルハードウェアのMF-104 Analog Delayは、Moogerfoogerエフェクトのクラシックラインとして2000年にリリースされました。この豪勢なオールアナログディレイは、40ミリから800ミリ秒のディレイタイムを提供するデュアルレンジのBBD (Bucket Brigade Device) 素子が組み込まれています。後期バージョンではテンポ同期と、マルチ波形LFOを介した広範なタイムモジュレーションオプションが提供されました。

すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御できるため、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-104を単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。MF-104Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-104Sは、オリジナルの温かく有機的な質感とオリジナルアナログ回路の特徴を捉え、それに21世紀の柔軟さと使いやすさを加えました。

MF-105 MuRF

入力音を鮮やかにアニメーションさせる

MF-105 MuRF (Multiple Resonant Filter Array)は2004年にBog Moogによって設計された、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザーと業務用ラックエフェクト直系の子孫です。このデバイスは、低音または中音域の周波数8バンドのレゾナントフィルターと8つのフィルターレベルをエンベロープシーケンスでモジュレーションするプリプログラミング可能のANIMATIONモジュールの2つの機能で構成されています。パフォーマンスパラメーターのいくつかは電圧制御可能で、フロントパネルのロータリーコントロールとスイッチはMIDIを使用して制御できます。

そしてアニメーションモジュールのパターンはMIDIクロックに同期することができ、MIDI入力により、ユーザーは内部パターンをカスタマイズできます。オリジナルハードウェアでMIDI制御可能なすべての機能はMF-105Sでも可能で、DAWパラメーター、クロック動機、オートメーションと内蔵のパターンエディターを通じて、扱うことが可能です。MF-105Sは、オリジナル固有の特徴を捉えたサウンドの提供だけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。

MF-107 Freqbox

VCOサウンドボックス

MF-107 Freqboxは2007年にリリースされ、オリジナルのMoogモジュラーシンセサイザーの直系の子孫です。これには、可変波形を備えた電圧制御発振器(VCO)、オーディオ入力によってハード同期および周波数モジュレーションが可能、および入力信号のダイナミクスがVCOの周波数をモジューションすることを可能にするエンベロー・プフォロワーなど、いくつかの完全なモジュラーシンセ機能が含まれています。


さらに、VCOの振幅は入力信号のダイナミクスによって制御され、VCOはオーディオ入力と混ぜることができます。すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御可能であり、制御電圧出力は、MF-107が他のMoagerfoogersまたはMinimoog VoyagerやLittle Phattyシンセサイザーのような電圧制御対応デバイスで使用できることを意味します。

MF-108M Cluster Flux

コーラス、フランジング、ビブラートを自由自在に

オリジナルハードウェアのMF-108M Cluster Fluxは2011年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、いくつかのモジュラーシンセ機能を完璧に装備しました。非常に短いディレイタイムのために設計されたデュアルレンジのBBD (Bucket Brigade Device) のディレイライン、コーラス、フランジャー、あるいはビブラート効果を生み出すためのディレイラインにモジュレーションを与えるマルチ波形LFOを搭載しました。

すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御、あるいはMIDIを介した制御が可能で、制御電圧出力の装備は、MF-108Mが他のMoogerfoogersまたは電圧制御(CV対応)デバイスで使用できることを意味します。MF-108Sは、オリジナルの淡い渦巻きサウンドから強烈なフランジャー効果だけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。

日本限定購入特典としてaccessのキーボーディスト浅倉大介氏、YOASOBIのサポートギタリストなどを務める新世代ギタリストAssH氏、レコーディング・エンジニア/ギタリストでもありMoogerfooger実機も所有されている鈴木Daichi秀行氏のほか複数のアーティストが参加予定です。日本限定プリセットを11月末に配布予定。

動作環境

  • macOS 10.13以降 IntelまたはApple Silicon、
  • Windows 10 64-bit Intelシステム以降。
  • 対応プラグインフォーマット:

    • VST3、AudioUnits、ProTools AAX。
  • ライセンス管理:

    • 要iLok CloudもしくはiLok (物理的なUSBドングルがなくても無料で使用できます。)
    • iLok Cloudのご利用には無償のiLokライセンス・マネージャーアプリが必要です。

発売日

2022年10月

販売価格

Moogerfooger エフェクトプラグイン(バンドル)
¥49,500(税込)
JANコード:4533940158372

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


2023年3月1日より全8種類の単品販売、2製品もしくは4製品を自由に選べるバンドル2種の販売が開始。

MF-101S Lowpass Filter :
¥14,000(税込)
JANコード:4533940162720



MF-102S Ring Modulator :
¥10,500(税込)
JANコード:4533940162737


MF-103S 12-Stage Phaser :
¥12,300(税込)
JANコード:4533940162744


MF-104S Analog Delay :
¥14,000(税込)
JANコード:4533940162751


MF-105S MuRF :
¥14,000(税込)
JANコード:4533940162768


MF-107S FreqBox :
¥10,500(税込)
JANコード:4533940162775


MF-108S Cluster Flux :
¥12,300(税込)
JANコード:4533940162782


MF-109S Saturator :
¥10,500(税込)
JANコード:4533940162799


MoogerFooger Pick 2 Software Bundle :
¥17,600(税込)
JANコード:4533940162805


MoogerFooger Pick 4 Software Bundle :
¥26,400(税込)
JANコード:4533940162812

Moog関連製品は下記より


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