注目のMade In JapanブランドORBのダイナミックマイクを試してみた

  • ブックマーク
注目のMade In JapanブランドORBのダイナミックマイクを試してみた

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。



こんにちは、津田沼パルコ店 Digilandスタッフの伊藤です。
突然ですが、皆さんはORBというブランドをご存じでしょうか?
大阪にて電子機器の設計・開発・製造を行う企業として設立されたブランドです。
・・・が、なんと社内のサークル活動が発展しオーディオ向けの製品を手掛ける様になり、その製品がプロミュージシャンやPA業界に口コミで拡がりライブやスタジオで使用出来る製品を開発する様になったという、なんとも興味深いブランドです。
そのORBのマイクが今回島村楽器でも取り扱いが出来るという事になり、早速試してみました!

マイクのラインナップは2機種で、オールラウンド的に使用出来る「CF-3」とアコースティックセットでの使用を推奨している「CF-A7F」になります。

CF-3

まずは、オールラウンドで使用出来るCF-3についてです。
指向性はスーパーカーディオイドとなっており、ハウリングにも強い構造になっています。
早速、箱を開けるところから行きましょう!


外箱は黒を基調としたシンプルなデザインですが、しっかりと「MADE IN JAPAN」を強調しています。


箱を開けると、マイクケースの中にマイクが収まっています。
勿論、マイクホルダーも同梱されています。


いよいよ、本体とご対面です。
ガンメタリックカラーが本当にカッコいいです!
このマイクの外見は、男性スタッフに非常に評判が良かったです。


こちらにも、しっかりと「MADE IN JAPAN」の刻印が!
次にサウンド面に関してですが、最初の印象としては「しっかり声を拾ってくれるマイク」です!
SHURE / SM58と比較すると、ミキサー上でHA(ヘッドアンプ)レベルが低くて済みましたので使用機材のS/Nを気にしなくて済みそうですね。
加えて、高音域の広がりが特徴的です!
ならばとリバーブをかけてみましたが、音の広がり方はコンデンサーマイクに近いものがあり歌もの系ボーカリストには、是非試して頂きたいです!
ORB / CF-3

オンラインストアで購入する


JAN : 0032000084254

CF-A7F

次にアコースティックセットでの使用を推奨しているCF-A7Fです。
このマイクの指向性はカーディオイドとなっており、前術のCF-3とは異なった仕様となっています。
更にこの機種に関しては、マイクケーブルとセットになっているパッケージのみが販売されていて、ORBの強い拘りが感じられるマイクです。


こちらが外箱になります。ケーブルも同梱されているので、CF-3に比べて箱が大きいです。
このサイズ感の箱をみてワクワクしてしまうのは、僕だけでしょうか?


箱を開けると、CF-3と同様にマイク用の箱と梱包材に包まれたケーブルが出てきます。


マイク本体とケーブルです。
CF-3同様にガンメタリックカラーが主張してきます!


そして、「MADE IN JAPAN」の刻印が!
では、マイク本体の特徴についていってみましょう!
まずCF-3と比較してみて気になったのは、本体が少し重いなという事です。
とは言ってもCF-3が265gに対してがCF-A7Fが315gなので何かに支障を来す類の事では無く、むしろ重量感があって安定した姿勢で使えるといった印象です。
次に音ですが、CF-3に比べて芯が太いという印象を受けました。
ボトムがしっかりとしているので、アコースティックギターだけでなく管楽器や弦楽器・オーケストラ系の音色と合わせてもキャラクターの棲み分けがしっかりと出来て声が埋もれずクリアに聞こえそうです。
附属のマイクケーブルとも合わせて使用してみましたが、マイクケーブルを使用する事で全体的に音がよりクリアになったように感じられます。

ORB / CF-A7F J10-5M(5mマイクケーブル付属モデル)
¥92,620(税込)
JAN : 4516110016665

1mケーブル付属モデル

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


3mケーブル付属モデル

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


7mケーブル付属モデル

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


10mケーブル付属モデル

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


いかがでしたでしょうか?
今回ご案内しました2機種ですが、このレビューを書いている際に色々と試してみたくなりましたので、後日ボーカルや生楽器等の音録りをしたり、付属ケーブルの使用の有無の違い等も録音して更にレビューを書いてみようと思っていますので、楽しみにしていて下さい。
こちらの2機種は津田沼パルコ店店頭でもお試し頂けますので、気になる方は是非ご自身の声で試されてみてはいかがでしょうか?


この記事を書いた人
津田沼パルコ店デジタル担当 伊藤(いとう)

千コ店デジタル担当 伊藤(いとう)

マイク、ミキサー、ヘッドホンが得意分野です。マイクやヘッドホンは、本当に選び方に人柄が出る面白い機材です。今まで以上に品揃えも充実しましたので、是非皆様に合ったマイク・ヘッドホン選びのお手伝いをさせて下さい!ミキサーのご相談も大歓迎です!

津田沼パルコ店
津田沼パルコ店

千葉県船橋市前原西2-18-1津田沼パルコA館5F

電話番号:047-474-7700

営業時間:10:00~21:00

HP:https://www.shimamura.co.jp/tsudanuma/


  • ブックマーク