こんにちは!せとっちの『ほのぼの日記』第5話です!!

7月ですね~夏ですね~暑いですね~。
皆さんも外に出るときは、必ず水分をこまめにとってくだいね!!

先月は1泊2日で徳島・香川・岡山に旅行に行ってきました!!
去年の紅白歌合戦で米津玄師さんが中継で歌っていた美術館に行ってきたんですが、すごかったです!!すんごく綺麗でした。(語彙力皆無)

あとは、香川でうどんをしこたま食べ、金毘羅山に登ってきました!
ちなみに皆さん、金毘羅山はご存知ですか??
1000段くらいの石段を永遠と登るんですが、辛すぎて全身汗でびしゃびしゃになってしまいました(笑)
自分の体力のなさを身に染みて感じました、、、。
ただ、頂上からの景色はさいっこうに綺麗でした!!(帰り道も地獄でしたが、、、。(笑))

前置きが長くなってしまいましたが、今回のリペアブログはフルートシステムの謎についてお話しします!!
フルートって全部同じように見えて、細かいところの作りが全くちがうんです!
システムの違いによって音色や響きが変わってくるので、今後ご購入される際の参考にしていただければと思います!

主なフルートシステム

今回は主なフルートシステム計5つを紹介していきます!
他にも多くのシステムがありますが、楽器選びにおいて重要視されるものを、ピックアップして紹介します。

キイシステム

フルートには、指で押さえるところが、穴の開いたドーナツ状になっているもの(リングキイ)とそうでないもの(カバードキイ)があります。
初めての方でもパッとわかる見た目の違いですね!!
それでは実際の写真で違いを説明していきます!!

上がカバードキイ、下がリングキイです。

カバードキイ

カバードキイは手が小さい、指が細い方でもキイを押さえやすく演奏しやすい作りになっています。
また、音の特徴としては柔らかいイメージで発音もしやすい事が挙げられます。
しかし、特殊奏法を必要とする現代曲には対応しきれない場合もあります。

リングキイ

リングキイは微妙な音程調整や特殊奏法に向いた作りになっています。
音の特徴としては、カバードキイに比べパワフルで、また穴が空いている為、物理的に音が前に飛びやすくなっています。
しかし、穴が空いている分、慣れるまで抑えることが難しく、発音しにくい事が特徴です。

  • おまけ リングキイプラグ

初心者リングキイ奏者の味方!リングキイプラグです。
リングキイって初めのうちは押さえるのが難しいですよね、、、。
慣れるまで穴を塞いでしまいましょう!!(笑)
取り外しが可能なので、とっても便利です。

写真のように、押さえるのが苦手なところにだけ取り付けることも可能です!!便利!!

トーンホール(音孔)の形状

実は、タンポで塞いでいる穴(トーンホール)にも違いがあるんです!
文章では説明しづらいので、写真と一緒に説明していきます。

ドゥローン(引き上げカーリング)

写真の黒丸で囲んだところ、せり上がった音孔の頂上が少しクルンツっとカーリングしているのが分かりますか??
これが、ドゥローンと呼ばれる音孔です。
機械を使ってカーリングさせて平面を出しています。
特徴としては、多少調整が崩れてもタンポが破れにくくなっています。しかし、完全な平面ではない可能性があるので、調整があっていても息が抜ける感覚が残る場合があります。

ソルダード(半田付けアンダーカット)

こちらの写真は引き上げ式に比べ、鋭いような見た目になっているのが分かりますか??
半田付けで取り付けてあるソルダードと呼ばれる音孔です。
特徴としては、かなり平面に近い為、入れた息が全て音になっているような感覚を感じることができます。
しかし、タンポと接する面積が少ない為、調整が崩れるとタンポが破れやすくなってしまいます。

キイの配列

キイの並び方にも違いがあるんです!
パッと見では分かりにくいですが、よーくみると配置がずれているキイがあるのが分かると思います。

上がインライン、下がオフセットです。

インライン

胴部管のキイが全て1列に並んでいるのがわかりますか??
特徴としては、1列に並んでいるため、音が一定方向に抜けやすくなっています!!
ですが、手が小さい方にとっては、若干キイの操作がしにくいのが特徴です。

オフセット

中心付近にある、G・G#のキイが他のキイに比べ、少し前にせり出しています。
特徴としては、左手の小指で押さえるキイが少し前にせり出している為、手の小さい方にも押さえやすい構造になっています。
しかし、配置が一直線ではない為、インラインに比べると音の抜けは劣ってしまします。

Eメカニズム

少し分かりにくいですが、上がEメカニズム搭載フルートです。

Eメカニズム(通称Eメカ)は、通常出しづらい音とされている、第3オクターブ目のEの音を出しやすくする為に搭載されています。
初心者向けのモデルには、ほとんどに搭載されているシステムになります。
とっても便利なシステムではありますが、取り付けることにより管体の重量が変わるため、音色もすこし重い音に感じることがあります。

ちなみに、サンキョウフルートでは、音孔内部に搭載されているニューEメカというものもあります。
気になる方は、お店のフルートをじっくり観察してみてくださいね!!

C足部管・H足部管

足部管にも種類があるって知ってしますか??実際に写真で見ていきましょう!

上がH足部管、下がC足部管です!

H足部管はC足部管に比べ管体の長さが長くなり、キイも1つ増えています。
そのため、最低音も1つ下の音まで出すことができます。
C足部管だからといって、音が足りず曲が吹けなくなることは、ほとんどありませんが演奏できるジャンルの幅が広がるので、『あったらいいな』といったようなシステムになります。
現代曲のような特殊奏法を必要とする曲ではH足部管でないと、出せない音なんかもあります。
どちらも、メリット・デメリットがあるため、実際に試奏してみて好みのものを選ぶのが良いかもしれませんね!

まとめ

いかがでいしたでしょうか?
参考になりましたか??

ひとえにフルートといってもこんなに細かい違いがあるんです!!

システムの違い以外にも、メーカーや素材などによって全く吹奏感が違ってくるんです!]
]とはいえ、言葉で理解しても実際に吹いてみない事には分からないと思います。
当店では常時様々なメーカー・システムのフルートを25本以上取り揃えております!!
試し吹きはいつでも受け付けておりますので、いつでもご相談下さい!

今月もブログを読んでいただきありがとうございます!!
来月も楽しんでいただける記事作りができるよう精一杯がんばります!!

お楽しみに~(笑)

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この記事を書いたスタッフ

ららぽーと名古屋みなとアクルス瀬戸

愛知県出身の瀬戸です。小学生の頃からトロンボーンを吹いています。YSL882O・88Hを持っています。お客様1人1人に合った修理を致します!!

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