リペアガールの”管がえる人”Vol.10 【クロスって洗う物なの?】
こんにちは!
吹奏楽コンクールの地区大会も終わり、残すは全国大会のみですね。
広島から代表になったのは、職場・一般部門のNTT西日本中国吹奏楽クラブ様!
全国大会も頑張って欲しいですね( *´艸`)
そういえば、コンサートホールのステージの床って気にしたことありますか??
今の子たちは知らないでしょうが(というと急にオバサンになった気分)私が現役の頃は全国大会は普門館という場所で行われていました。
普門館のステージは真っ黒だったんですよ。
これ、ステージで顔が映えるようにってことらしいんですけど、一般的な木製ステージではなかったので音の響かなさがすごかったですね。笑
もともとコンサートホールとして作られていないので仕方ないです。
木製のステージでも木の目が縦と横のホールがあって客席に対して縦の方が「響きがいい」「音が飛ぶ」と言われています。
ですが、、こんなこと言ってるの日本人くらいらしいですね。笑
さて!
ステージで映えて欲しいのは顔だけじゃない!
楽器だって輝いて欲しい!
その為に!!
楽器をクロスで綺麗に拭く!!
その為に!!!!!!!
クロスを綺麗にする!!
クロスを洗ってみよう!
買ってから一度もクロスを洗ったことがない・・・
そもそもクロスって洗えるのか
何で洗うのか
そんな人、集合集合っっ!!!
この世には洗えないクロスはまずありません。
が、洗う事を推奨していないクロスは存在します。
クロス自体に磨き剤が染み込ませてあったり、洗うと毛羽立ってしまうものは洗う事をおすすめしません。
良いクロスは洗っても毛羽立たず、何度も繰り返し使えます(^^)/
おすすめクロスは以前Vol2でご紹介しましたね!
管楽器を拭くクロスの汚れは、だいたい汚れたオイルや埃、手垢などが原因です。
クロスを洗え!って言われると何となく「めんどくさ・・・洗濯機にポーイ」というイメージです。
いいですか、洗濯機に突っ込んでる皆さん、
クロスは手洗いが基本です!
私もリペアで使うクロスが汚れてきたので自宅に持ち帰り洗いました☆
まずはぬるま湯を溜めて、洗剤を・・・・
あっ!洗剤は中性洗剤がおすすめです!
中性洗剤って簡単に言うと食器洗いの洗剤です。小さいころにシャボン玉液作ったあれね。
そんなにたくさん洗剤入れなくても大丈夫!
むしろ入れすぎるとすすぐのが大変になりますよ( ;∀;)
で、クロスをどぼん!
手で揉み洗いしていきます。
洗っていくと・・・
水が濁る濁る。。
汚っっ!!!!
あとは水ですすいで、かるく絞って陰干し★
※しっかり乾いてからケースやポーチにしまいましょう。
因みに!
Vol.2でご紹介したおすすめのキョンセームクロス。
こちらの場合は更にもうひと手間。
普通のクロスと違って本革なので洗うと固くなってしまいます。
なので、陰干ししたあとに手で揉みほぐして柔らかさを戻してあげましょう!
・・・激しすぎてブレました。(これ一人で撮るの大変でした)
汚れが溜まったクロスでは手垢が綺麗になるどころか広がってしまったり、傷がつく原因にもなりますので定期的に洗いましょう!
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