リペアガールの”管がえる人”Vol.18【フルートの中身】
こんにちは!
前回の更新が6月...( ^ω^)スミマセン。。。
もうすっかり寒くなりましたね。
寒くなると食べたくなるのがあれですよね。分かりますですでしょ??
そう!!!!
肉まん
コンビニに肉まんが置いてあるこのご時世。そんなん買うてまうやん!!太ってまうやん!!
私はピザまんが好きですね。チーズが伸びて美味しいです。
肉まんにカラシは付けない派のリペアガールが今回もお送り致します!( *´艸`)
肉まんの中身も大事ですが、今回は!
フルートの中身について
フルートの音孔(穴)を塞ぐ為にキィがついてますよね。
キィを分解すると本当に筒に穴があいているというシンプルな構造がお目見えですね。
指で押さえるキィの裏側って皆さん見たことありますか?
フルートを下から見るとなんとなく見えますが、薄暗くてよく分からないですよね(笑)
裏側はこうなっています!
薄黄色の部分がタンポ(パッド)
その上にワッシャー、その上にマイナスのネジ。このネジでタンポを止めております。
フルートはタンポがくっついているんじゃないんですね。このネジ取ったらタンポも取れます!🔩
ここまで見たことある人は少ないんじゃないでしょうか?(笑)
ピンクと白色の部分はこれ、カミです!!神じゃないです!!ペーパーの方の紙です!紙!
タンポと音孔の間に隙間ができて音孔を360度塞げなくなっていると音が出ません。
そこで!その隙間がある部分にこういった紙を足していくのです!
隙間がある部分に足して、、、強く塞がりすぎている部分を取り除いて、、、、
我々技術者がよく言う、【全体調整】とか【タンポ調整】というのはこのことです!
さて、紙と言ってもピンクと白だけではございません。
色とりどりの紙が~♪
まだまだ種類はありますがこのように色んな色があります。
その時の気分で好きな色を選ぶんでs....違います!!!!!!!!
ただ色が違うだけではございません!
色の違い=紙の厚さの違い
です!
1mmを切る極薄な紙から厚紙のような厚さまでさまざま。
ですが、あくまで紙!!
調整しながらくしゃみをすると苦労して入れた紙が吹っ飛びます!!!
そのような苦労の果てに皆さんのお手元にお届けしております('◇')ゞ
先日、広島パルコ店公式Twitterに調整の模様も載せました!
【修理室より】
フルートのタンポ調整中です٩( 'ω' )و
タンポの下にある紙を切っては入れ…切って入れ…
手の赤い点は虫刺されの痕です(;o;)
明日は管楽器修理室はお休みです! pic.twitter.com/BKD8g7En08— 島村楽器 広島パルコ店 (@shima_hiro4ma) 2018年11月11日
早送りなのでほぼ何をしてるか分からないと思いますが...(笑)
たまにこうやって修理のツイートをするとかしないとかなので是非フォローしてくださいね♪
ではまた次回~('ω')ノ
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