はじめまして!さいたま新都心店で管楽器リペアを担当している近田(ちかだ)です。

修理をしながら気が付いた、ご自身でもできる『いつものお手入れ+α』をご紹介していきたいと思います。


頭部管はフルートの命!と言っても過言ではない

この唄口の穴(リップウインドウ)の壁面の部分をライザーといいます。

フルートの製作工房では、このライザーを成形する熟練の職人さんが居るくらい、音色を決める重要なものです。

ライザーにだけメッキをかけて、音色を変化させているモデルもあります。

f:id:shima_c_saitamashintoshin:20180525170744j:plain
色がついているところがライザー

音色への影響大!!!

それなのに!!!

リップライザーに水垢や口紅が残っている楽器をよく見かけます。勿体ない・・・。



どうしたらいいの?

その日の汚れはその日のうちに。

演奏が終わって、管内の水分を除去しますね。そのタイミングで優しく拭き取ってあげましょう。

私は指にガーゼを絡ませて、サッとひと拭き。綿棒を使うのも良いと思います。

f:id:shima_c_saitamashintoshin:20180525170621j:plain


汚れがこびり付いて取れません。

無理にこそぎ落としたりしないでください。ライザーに傷がついたりしても、再生する事はできません。

リペアマンに相談してください。



そもそも基本のお手入れが不安・・・

まずはこちらを参考に。

ガーゼをくるくる巻く掃除法は、近田も得意です!是非、店頭でお尋ねください。

info.shimamura.co.jp


正しいお手入れは演奏上達の基本

楽器にとって、良い状態を保つということは、演奏に集中できる環境を作ることが出来る、ということです。

何となくやっているお手入れも、なぜ必要なのか、理由が分かると、楽しく的確に出来ると思います。

もっと聞いてみたい!という方は是非、ご自身の楽器を持って、遊びにいらしてください!

記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。

この記事を書いたスタッフ

横浜みなとみらい店近田

「リペアに出して吹きやすくなった!!」だけでなはなく、『島村楽器に任せて良かった』と感じていただける、誠実で丁寧な仕事を目指しています。

横浜みなとみらい店の店舗情報

このスタッフの記事をみる

関連記事

管体割れの様子

リペアガール岡の”管がえる人”Vol.14【乾燥注意!管体割れってどうなるの?】

広島パルコ店

こんなこともあるのか~木管楽器編~

管リペアセンター杉浦

【管リペアブログ】第4回「ロータリー調整」

コクーンシティさいたま新都心店吉田

リペアガール岡の”管がえる人”Vol.22【トランペットを洗浄しよう!】

広島パルコ店

あなたのSAXは大丈夫!?ストラップリングの点検を!【vol.14】

その他スタッフ・アーカイブ

自分でやってみよう!お手入れ ~金管編~

管リペアセンター杉浦

リペアガール岡の”管がえる人”Vol.17 【サックスを落とした!】

広島パルコ店

夏だ!海だ!洗浄だ?

管リペアセンター杉浦

管楽器リペアスタッフ近田の日常の風景 Vol.3 コルクが欠けちゃった…

横浜みなとみらい店近田

抜差管が抜けないっ!!!!

管リペアセンター河村