象牙を囲む その2 ~プロアーティストが象牙材を試し弾き~
皆さまこんにちは。
島村楽器で展開している象牙カスタマイズを、アーティストの方に実際に体験して頂き、その一部始終を動画に収める
題して『象牙を囲む』シリーズ
この度その第二弾が完成しました!
前回の第一弾をまだご覧になっていない方は今すぐこちらをチェック
今回第二回目のゲストは山田元気さん。
先天性四肢障害をお持ちながら独特のテクニックとトーンで今大注目の若手実力派ギタリストです。
「象牙って言われてもアコギ弾かないしな・・・」とこのブログから離脱しようとしてるそこのあなた!
もったいないです!
正直、山田さんのプレイを見るだけでもこの動画を見る価値ありますよ。それぐらい凄いです。
今回はそんな山田さんにお持ち頂いたGibson/DOVEを使って、象牙ナット、サドル、ブリッジピンのフルセット弾き比べ。
音の違いは?
そして一体どんな事が語られるのか?
是非動画をご覧下さい。(イヤホン、ヘッドホン推奨)
冒頭とエンディングの演奏シーンにもご注目下さい!
〜撮影後記〜
※以下、ネタバレを含みますので、動画をご覧になってからお読み下さい。
↓
↓
↓
第二弾如何だったでしょうか?
私の中で「間違いなく音は変わるだろう」という確信はあったので、今回は「どう変わるかな?」というところに注目していたのですが、交換前後の音を真横で聴いただけでも想像以上の変化が感じられました。
波形計測のシーンでも語られているように、楽器のポテンシャルがぐっと引き出された印象です。山田さんの第一声である「伝達が良い」というのが言い得て妙、まさにぴったりな表現かと思います。
Tusqはよく「人口象牙」と言われますが、実際に比べてみると全く別物だなあという事もわかります。
(どちらが良い悪いという事ではないのですが、Tusqをつけても決して象牙の音にはならない)
「百聞は一見に如かず」
ギターのカスタムというのは、実際に体験する事でいつも新たな発見がありますね。
象牙材に興味が湧いた方は、是非ご相談下さい。
第三弾もお楽しみに!
特別国際種事業「陳列・広告時の登録番号等の表示」に関する表記
登録番号:第05462号
名称:島村楽器株式会社 浅草橋ギター&リペア店
登録の有効期間の満了日:2026年5月31日
記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
石川県金沢市出身 2013年中途入社。生粋のA型で、「大人なリペアマン」がモットーのギターリペア工房の真面目担当。