皆さまこんにちは。


象牙カスタマイズサービス紹介動画もう見て頂けましたでしょうか?

まだの方は今すぐに、もう見た方は何度でも

こちらをチェックしてから、続きをお読み下さい。

(感想やご要望などコメントを残して頂けるとうれしいです。)

今回はこの動画について裏話なんかも交えて解説していきます。

(リハーサルの風景なんかも大公開)

構想〜撮影

動画の構想自体は、かなり早い段階からあったのですが、実際に動き始めたのは、テスト運用開始後に本格運用が見えてきたかなぁという頃。


動画撮影班と何度も協議し、

①象牙やこだわりの紹介

②ルシアー駒木による波形比較

③ギタリスト佐藤将文による比較デモ演奏

の3部構成に決定。


リハに半日、撮影に丸1日、その後編集作業・・・と、

時間と手間を惜しまず、

気づけば「これは販促動画の域を超えた、もはや専門番組では」という約20分にわたる大作になっておりました(笑)


①象牙やこだわりの紹介

「象牙とは?」から私がこれまでもブログに度々書いてきたこだわりなどを語らせて頂きました。(尺におさまらずこれでも結構カットされてます)

アコースティックギター 象牙カスタマイズのご提案

ギターの象牙ナット&サドル&ブリッジピンをご検討の方は是非お読みください。

本象牙ブリッジピン取り扱い開始しました

ギターにおいては「象牙であるかどうか」だけで語られてしまう事が多い中、その先にある「象牙の中での品質」といった部分に目を向けて頂くきっかけになれば幸いです。

自分の説明パートは事前に台本を用意しておいたのですが、慣れない初出演、拙い部分はご容赦下さい。。。

反面、ルシアー駒木はオープニングからエンディングまで、出演シーン全て当日ほぼアドリブで喋ってます。それでもしっかり尺におさめてくるあたり、流石です(笑)

②ルシアー駒木による波形比較

動画でも話題にしています、皆さま最大の疑問


「実際に音が変わるのか?」


私自身、象牙に携わってきた技術者として「象牙にすると音が変わる」確信はありましたが、実際に体感して頂く機会が無い以上、それを言葉でお伝えする難しさも痛感しておりました。

世の中には、ナットサドルに限らず、ピックアップやコンデンサーなど数々の比較記事が溢れていますが、どうしても主観的なレビューになっしまうのが難しいところ。

もっと客観的に音の違いをお伝えできないか・・・

そこで!

今回動画を作成するにあたりルシアー駒木に必殺「波形計測」をやってもらう事にしたんですね。

「同一のギターにおいて、象牙パーツに替える前と後の波形を計測して比較する」なんて間違いなく世界初の試みなので、結果が出るまで私もドキドキしました。

そして結果は・・・


象牙と牛骨、やはり違いはありましたね。

内心、ホッとしました(笑)

ただ、「音がどう変わるのか?」という部分については、木材などの仕様や、クラシックギターなのか、ウクレレなのかといった色々な要素によってもまた少し違う結果になるのかなぁと思います。

実際に試してみないとわからないところもカスタマイズのもどかしくもあり、楽しい部分ですので、是非ご自身の楽器でも確かめて頂ければと思います。


③ギタリスト佐藤将文による比較デモ演奏

まず使用ギターはシトカ・スプルース単板トップ、ローズウッド単板サイドバックのHistory NT-L3。

弦はDaddarioのEJ16です。

尺の都合でそのシーンはカットになりましたが、事前に象牙パーツを制作しておいて、当日その場で交換しながら撮影しています。

録音も全く同じ環境にて、マイクとライン録り。(セッティングが決まるまで大変だったなぁ・・・)

比較にあたり、演奏にバラつきがあってはいけませんので、弾き手の技量も問われますが、そこは流石シュガー佐藤将文、完璧でした。

疑われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ナット、サドル、ブリッジピン以外、本当に同一の個体、環境で、撮影録音しているんですよ。

さすがにスマホやPCの内蔵スピーカーでは厳しいですが、動画でも音の違いを聴き比べて頂けると思います。

(なるべく良いヘッドホンやスピーカーで聴いて下さいね)

納得いくまで聴き比べてみて下さい。

最後に

象牙を

①頭で覚えて

②目で理解して

③耳で感じる

今回の動画いかがだったでしょうか?

今回一緒に撮影したシュガー佐藤のブログも是非ご覧下さい。

美しい光沢と煌びやかなサウンド!象牙パーツで少し贅沢なカスタマイズ。


良い音=弾き手の好きな音

であり、(耐久性や希少性の差はあれど)音という部分においては素材に優劣はありません。

牛骨が好きな方、TUSQが好きな方、たくさんいらっしゃると思います。それで良いんです。


ただ・・・


そう決めるのは象牙を試してからでも遅くはないかも。。

ギタリストなら人生で一度は試してみて欲しいなぁ。。

というのが、私の思いです。


もし、それが探していた音だったら、知らずに過ごしているなんてもったいないですからね。

それに10年後には、日本で象牙の販売が出来なくなっているかもしれません。(販売はできても、現在の素材グレードや価格を維持できない可能性もあります)

島村楽器こだわりの「象牙カスタマイズサービス」是非お試しください。


特別国際種事業「陳列・広告時の登録番号等の表示」に関する表記

登録番号:S-3-13-31242

名称:島村楽器株式会社

登録の有効期限の満了日:2021年5月31日


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この記事を書いたスタッフ

浅草橋ギター&リペア店本田

石川県金沢市出身 2013年中途入社。生粋のA型で、「大人なリペアマン」がモットーのギターリペア工房の真面目担当。

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