特殊塗装の巻 ①ラメ塗装

リペア総合案内サイトをご覧の皆様こんにちは。

せっかく購入した楽器が何かのきっかけで楽器にキズがついてしまったら皆さんショックが大きいのではないでしょうか?

今回紹介するのは以前に紹介をしたボディ割れリペアに際してラメを使った作業を紹介します。

通販で購入して届いたところ割れていたそうです。なんともショッキング!!

早速リペアに取り掛かりましょう。

まずは接着。

パーツをすべて外して、割れた隙間に接着剤を流し込んで一晩放置します 。

今回は断面がきれいに割れていたので隙間なく接着が出来ました。

表側はこれでばっちりですね。

しかし接着面積が少なく、ふとした衝撃に弱い可能性があるので裏から補強を入れて行きます。

今回は剛性の高いローズウッド材を補強として入れます。もちろん接着強度を考慮し木目を割れ方向に直交するようにしています。

サイズを合わせて加工しピッタリ。これで強度の不安はなくなりましたね。

さあ塗装に入りましょう!!

今回はオリジナルの塗装は残したまま新たな塗装を行います。

工程としてはベースの黒を最初に行い、その後今回の肝となるラメを塗装していきます。今回使用したラメはフレークタイプなのでクリア塗料に混ぜて吹き付けていきます。

ボディをバフ掛けし磨いた後はパーツを組み込み完成です。

割れ後もなくなり強度もばっちり、新品同様によみがえりました。

今回使用したラメフレークは青、緑、紫と3色でしたが他のカラーバリエーションや見る角度によって色味が変化する特殊な塗料などもありますので自分だけのオリジナルギター/ベースが欲しいというあなた!!島村楽器ギターリペア工房の長谷川まで是非ご依頼ください!!あなただけのオリジナルカラーの楽器を作り上げましょう!!

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この記事を書いたスタッフ

浅草橋ギター&リペア店長谷川

「最近なんだか弾きづらい」「自分だけのオリジナルにしたい」などなど、エレキ、アコースティック問わず、改造なんでも長谷川にお任せください!!

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