福岡ギター修理のすゝめその42~アコギストラップピン取付~
皆さまこんにちは!
リペアマン尾仲です!
9月に入り一気に涼しくなりましたね!
残暑を感じられないまま秋に突入するのでしょうか( ゜o゜)
さて、前回のブログでチラッと触れたストラップピンについて今回はご紹介しますよ\(^^)/
アコースティックギターの定番改造といえばこちら!
ストラップピンの追加取り付けです!
実はこのストラップピン取り付け、
取り付け位置が非常に演奏性に影響するんです!
ホントにやらない日はないというくらい毎日この作業はご依頼いただいておりますが、
(皆様ありがとうございますm(__)m)
どういった違いがあるのかご紹介したいと思います!
まず元来のアコースティックギターのストラップの取り付け方がこちらですね!
ヘッドのところで結ぶやり方です。
これがもともとの方法だけあって、やはり一番ギターも安定しますし、演奏性も問題がありません!!
ではなぜこの写真のように
ネックの付け根によくつけられるようになったのでしょうか?
それは、エレキギターのようなファッション性から、ネックの付け根に取り付けることが浸透していったのだと思われます。
そして、さらに近年ではエレアコでよくあるカッタウェイの入ったギターに取付られている位置が好まれるようになってきています。
そんな流行と共に定番化した、取り付け方2パターンをご紹介します!
まずは先ほどからご紹介しているこちら!
ネックヒールキャップ部に取り付け。
続いてヒール横1弦側。
実際に構えた時と、ギターから手を離した時の違いを見てみましょう!
今回登場してくれたスタッフは、
ギター担当漆谷!
ヒールキャップ
こちらはギターへの穴あけの影響を最小限にとどめるための場所ですね。
ヒールキャップを交換すれば痕跡は隠せますからね!
実際の弾き心地はと言いますと・・・
ギターから手を離してみると
前にギターが倒れる感じと、いわゆるヘッド落ちと言われる状態になるため
プレイ中も左手でギターを支えているように感じます。
メリットはと言われると正直、演奏性としてはあまりお勧めできない部分が多いですね。
続いて
ヒール横
ヒールキャップに比べると、ほんの少しこちらの方がギターのヘッドが立つ感じになります。
ソロでハイポジションを多様する方はこちらが弾きやすいと言われる方が多いです。
ギターから手を離してみると
こちらはヘッド落ちすることなく安定してますね。
エレキギターも弾いていらっしゃる方はこちらの方がいいといわれる方が多いです。
デメリットとしては、ネックサイド部に穴を開けてしまうこと。
これは、後々変更したい場合などは痕跡が残ってしまいます。
決してギターの構造的に問題があるというわけではありませんのでご安心ください。
演奏性としては、ハイポジションを弾く時にストラップやストラップピンに手が当たってしまうことがギターや弾き方の違いによって生じる場合があるというところでしょうか。
ただ、ギターを構えた時のバランスは安定しており、弾きやすさを取るならこちらがいいと思います。
いかがでしょう?
どちらも一概にメリットばかりではありません。
演奏性、ギターへの影響を求めるのであれば元来のヘッド側が一番だと思います。
でも、見た目も大事!カッコよくなきゃギターじゃない!
そんな方にはヒール横の方が演奏性の面でおすすめできます!
当店では、ストラップピン位置の違いをお試しいただけるようサンプルギターを用意しております。
どのように違うのか確認できますよ!
あなたのお好みの場所に取り付けさせていただきます!
ご相談お待ちしております!
そして、この度リペアマン尾仲限定!
『選べるカラフルエンドピンクッション』を始めました\(^o^)/
なにがスゴいって、本革ですよ!!
よく付いているのはフェルトという羊などの毛を圧縮したものです!
本革は耐久性が違います!
エンドピンクッションを付けることでストラップピンによるボディへのキズや凹みを防ぐことができます。
チラッと見えるオシャレ☆
けっこう見た目の印象が変わりますよね!
自分の好きなカラーでテンションアップ間違いなしです(゜▽゜*)
本革は各カラー、フェルトは黒と白をご用意しております!
是非ともご利用下さい!!
以上、リペアマン尾仲でした!
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