ベースのナット交換
皆様、こんにちは。ナカノです。
今回はエレキベースのナット製作・交換修理の事例です。
フラットワウンド弦が張られているジャズベースをナット交換依頼でお預かりしました。
長期的な使用によりナット溝が摩耗し、開放音のビビリが目立つようになってきています・・・
全体のセッティングを標準値に戻して早速、ナット交換に突入です!
取り外したナットより一回り大きいナット材を用意して加工していきます。
幅や厚みは取り外したナット本体ではなく、ナットが収まっていた溝に合わせるのがポイントです。
弦溝は弦を張って実際の高さを確認し削る、という工程を繰り返し、楽器にあった状態に合わせていきます。
整形して磨き上げた段階だとこんな感じになっています。
完成したナットを接着し、新しい弦を張って最終調整したのがこちら
作り直しを行った事で購入時のナット溝に近い状態となり、気になっていた開放音のビビリも解消されました!
特殊な弦を張っていても行う工程は従来の修理と変わりませんので、ご安心ください!
今回の修理内容
- ナット製作・交換
- オイル漬け牛骨材
- ダダリオ ECB81 フラットワウンド弦
合計金額 | ¥15600(税込)+送料 |
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*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。
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「この楽器の状態って弾きやすいの…?」そんな不安な点を取り除きながらプレイスタイル・楽器に合ったベストコンディションを一緒に探していきましょう!