ギターの音が出ない!! ~電装系パーツの劣化編~

こんにちは!

今回はエレキギターやエレキベース等を使用していて、突然音が出なくなってしまうという症状について症例を紹介いたします。
なんか音が出ない!と思ったらこんな症状が出ている可能性もあるので、ぜひご自身の楽器を確認しながらみていただければと思います。

電装系パーツの劣化

ギターなどの楽器に使用されているポットやジャック、スイッチ等の電装系パーツは、いずれも消耗品です。
年月が経つと劣化していき、ガリノイズや接触不良等の症状が出てくることがあります。

今回の症例は、ガリノイズやたまに音が出ない等の症状でお預かりした楽器になります。

電装系を外して引っ張り出してみるとこんな感じ。
見た目だとそこまで大きく劣化しているようには見えませんが、内部での劣化や汚れ・ほこりなどのゴミが入り込んでしまっていたりして不具合が出ているようです。

フルアコやセミアコなどの箱ものは本体内部にほこりが入り込みやすく、電装系にもほこりがまとわりつき、内部故障につながってしまうこともあります。
とはいえ中を定期的に確認することは難しいので、使わない時はケースにしまってほこりが入りくくする等の予防が良いかと思います。

電装系の中でも特に、ジャック部分は劣化しやすい傾向にあります。
理由は単純、ポット等とは違ってシールドの抜き差しというわかりやすい消耗原因があるためです。

写真は光の具合でややわかりにくいですが、赤い丸で囲われている部分がシールドの端子が接触する部分です。
このジャックは消耗が少ない方ですが、それでも金属部分が剥げて色が変わっているのがわかるかと思います。
また、シールドの抜き差しによってナットがゆるんで内部でパーツが空回り、断線につながることもあります。
そちらについてはこちらから詳しくご確認いただけます。

接点復活剤について

電装系の修理でよく、接点復活剤では治せないのかとお問い合わせをいただくことがあります。
ガリノイズの一部や、症状が軽い接触不良等は症状を緩和することが出来ることもありますが、接点復活剤はあくまで応急処置であり、根本の解決にはならないことが多いです。
劣化が見られたら交換することをおすすめいたします。

終わりに

今回は音が出ない症状の一例をご紹介させていただきました。
電装系はぱっと見ではわかりにくいことが多い異常が多いです。
使っていて故障が見られる・なんとなく違和感がある等がありましたら、ぜひぜひお気軽にご相談ください!

それでは良い音楽ライフを!

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この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア園田

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