急なノイズ、弦アース不良。

皆様、こんにちは。ヤマザキです。

ギターを弾いていたら、急にノイズが増え始めた・久しぶりに弾くギターの様子がおかしい、そういったご経験はありませんか。

今回はそんな症状の原因の一例、「弦アース不良」に関してのご紹介です。

弦アースとは一般に、エレキギター・ベースの弦を触れる事でノイズが軽減する機構の事を指します。諸々の細かい原理に関しては今回は割愛致します..

一部のEMGピックアップ搭載モデルや、GIBSONでも一時弦アースが取られていない時期もありましたが、殆どのギターにこの機構は組み込まれております。

ノイズが気になった際、弦を触ってもノイズ量が変わらない場合、断線や接地不良の疑いがあります。

特にトラブルの多いラップアラウンドタイプ。

専用工具を使用し、アンカーを抜きます。


案の定、中で線が折れかけていました。再発のリスクが少なくなるよう取り回し直し、再度組み込み、完了です。

断線だけでなく、錆やパーツの酸化、メッキの腐食等様々な理由で通電が甘くなる事があります。

違和感を感じたら一度お早めに、点検にお持ち頂く事をお勧めいたします。





今回の修理内容

  • 工程1 弦アース断線補修、その他基本調整

     

合計金額 ¥7,500+送料

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。

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この記事を書いたスタッフ

大宮店山崎

大宮店常駐のリペアマンです。「丁寧」「安心」を合言葉に、生まれ育ったここ埼玉の音楽シーンのお手伝いが出来ればと思います。

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