弓の毛はどんな動物の毛を使うのですか?
馬の尻尾の毛を使います。
馬の尻尾の毛を使います。
弓を張ったままケースに入れると常に弓に力がかかり、弓の反りが弱くなってしまう原因になるので、ケースに入れる際には必ず毛を緩めていれてください。
弓の毛は馬の尻尾の毛を使っており。天然のものなので使用していなくても劣化して切れやすくなっていきます。また、毛のキューティクルと松脂で弦を引っかけて音を出していますが、使用いくうちにキューティクルが摩耗して松脂をつけても弦に引っ掛かりにくくなってしまうので定期的な毛替えが必要です。
緑青(ろくしょう)と呼ばれる、銅や銅合金が水分や油、汗などに反応して生成される錆です。クリーニングで落とすことも出来ます。
銀以外の色糸を使ってデザインを変えることが出来ます。
多少の摩耗なら問題ありません。革が摩耗して革の下に巻いてある巻き線などが見えているようなら、そのまま使うと巻き線などを傷めてしまうので、早めの交換が必要になります。
毛の張力のバランスによって毛を張ると若干曲がる場合もありますが、若干の曲がりぐらいでしたら問題ありません。ケースバイケースですので、気になるようでしたら技術者にご相談ください。
熱で弓を温めて力を加えて曲げ直すことはできます。弓によっては出来ない場合もあります。
使用中によく切れる場合は毛が古くなって劣化したのが原因です。ケース内に保管中に切れた場合は、虫に毛を喰われている可能性もあります。
湿度によって毛も自然と伸び縮みをします。スクリューを緩めても毛が緩まない場合は毛替えが必要です。