よりよい演奏のためにイヤモニはオススメ

楽器奏者、ボーカリスト問わず、また大会場やライブハウス問わず、ライブでの演奏時にイヤモニを導入することは、近年では珍しくなくなってきました。
大音量に酔ってしまうことなく、クリアな音でシビアにモニターすることは、よりよいアンサンブルへの近道です。
今回は、手軽に導入できるワイヤレスイヤモニ「Xvive XV-U4」をご紹介します。
Xvive XV-U4
セット内容
- 送信機
- 受信機
- 充電用Y字ケーブル
- 標準フォン→XLR変換プラグ
- 収納用袋
| メーカー | 型名 | 販売価格 |
|---|---|---|
| Xvive | XV-U4 | ¥26,400(税込) |

細部を紹介
送信機(トランスミッター)

重さ約90gでコンパクト。電源スイッチ、チャンネル合わせボタン、レベル調整スイッチだけの簡単シンプル操作。
接続する機器によって必要に応じ変換プラグを接続します。(付属)
余計なケーブルや電源アダプター等の必要がなく、混乱しやすいステージでの機材回りをがすっきり!
受信機(レシーバー)

重さ約118g、チャンネル設定のダイヤルとボリュームノブは大きめで操作しやすい。バッテリー残量のLEDと、電波受信状態を表示するLEDでライブ時も安心。ベルトフック付き
イヤホン、ヘッドホンはお持ちのものが使用可能です。(イヤホン、ヘッドホンは別売り)
USB充電ケーブル

一般的なUSB電源アダプター(別売り)が使用可能。Y字になっているので送受信機が一度に充電できて便利。満充電まで2.5時間。5時間使用可能。
ライブでの使用


PAより、モニター用の回線を1系統もらい、手元の小型のミキサーを通して使用するのが便利です。小型ミキサーも別途用意するのがおすすめです。
| メーカー | 型名 | 販売価格 |
|---|---|---|
| Mackie | MIX5 | ¥6,578(税込) |
| Mackie | 402VLZ4 | ¥14,080(税込) |


必ず事前に、ライブでイヤモニを使用したい旨PAさんにお伝えしておき、接続方法などを打ち合わせておきましょう。
転換や回線の都合などで使用できない場合は会場の指示に従いましょう。様々な状況にスマートに対応できてこそ良いミュージシャンと言えるかもしれません!
自宅練習での使用

自宅でヘッドホンを使用して楽器練習を行う際、ケーブルが煩わしく感じた経験は皆さんあるかと思います。本来ライブでの使用が想定されているワイヤレスイヤモニですが、自宅練習でも使えるかどうかを試してみました。
電子ドラムでの使用

送信機を、電子ドラムモジュールに接続します。
遅れなどは感じられず、演奏には支障はありません。音質も申し分なし。(モニター音はモノラルミックスになってしまいます)
ギターでも使用


送信機はマルチエフェクターに接続しました。ギターワイヤレスと組み合わせれば、ギター演奏にも使用できます。楽器を問わず、ライブ、練習に活躍する手軽なワイヤレスイヤモニのご紹介でした。
この記事を書いた人
札幌パルコ店 鳥塚

テレビで見たドラムに心を奪われてドラムを始め、バンド活動に明け暮れていたある日、何気なく訪れた楽器店で目にしたプロドラマーのドラムイベント(ドラムクリニック)に感銘を受け、楽器店員を志す。現在は札幌パルコ店勤務の傍ら、演奏活動も行う。
これまでに、米国のZildjianや大阪の旧SAKAEといった国内外のドラム/シンバル工場を訪問。長い演奏歴とスタッフ歴で培ったマニアックな知識は、島村楽器随一。
そして今では、世界中のドラマーの定番となったPROTECTIONracketのスネア&ダブルフットペダルケース「TZ3016」「TZ3015」の発案者。
偉大なドラマーを輩出し続ける北海道・札幌で、ドラムコーナーの灯を絶やさぬよう奮闘中。
MyDRUMS内で「トリヅカのマニアックドラム」を連載中!



