Distance Viewing | ヤマハが ライブパフォーマンスをバーチャル再現する次世代ライブビューイングシステムを発表!

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YAMAHA ( ヤマハ )が、同社の「Yamaha COVID-19 Project」の取り組みの一つとして、アーティストの迫力のあるライブパフォーマンスを忠実に記録し、そのパフォーマンスをステージ上にバーチャル再現する次世代ライブビューイング『Distance Viewing(ディスタンス・ビューイング)』を発表しています。

Distance Viewingは、コロナ禍で苦境にあるライブハウスの新たな動員源となるライブコンテンツを提供するために開発された、ライブ音声を完全再現し、リアルな等身大映像と本番さながらの照明演出でそのパフォーマンスをステージに再現することができるシステム。

「Yamaha COVID-19 Project」

新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、音楽ライブ業界も開催条件の制限や採算性の問題から苦しい状況が続いてます。音楽ライブのオンライン配信が普及する一方で、ライブ会場ならではの臨場感や観客との一体感の創出が難しい側面があるなど多くの課題があります。また、ライブ会場運営に携わる音響・照明・舞台演出といったスタッフの仕事や活躍の場が失われている状況もあります。こうした状況下において、ヤマハはニューノーマル時代の新しい音楽のあり方を提案し、音や音楽に関する社会課題を解決する「Yamaha COVID-19 Project」を立ち上げ、その一環として開発されたのがこのDistance Viewingとのこと。この他にも、楽器を応用したアルコール除菌スタンドの制作や、3Dコンピュータによるフェイスシールド制作のデータの無償開示などを同社は行っています。

【関連サイト】感染予防グッズの作り方:https://www.yamaha.com/ja/information/2020/20090801/

Distance Viewingシステム詳細

『Distance Viewing』は、ヤマハが開発を進める次世代ライブビューイングです。ライブ時の迫力あふれる音を完全再現しながら、大型スクリーンを用いた等身大映像と、ライブさながらの照明演出などで、そのパフォーマンスをステージ上によみがえらせます。さらにこのシステムは、同社のリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」との連携も可能で、オンライン配信を視聴するファンがスマートフォン専用サイトにアクセスし、ボタンをタップすることで、声をリモートで届けることができるようになっています。これにより、離れた場所で視聴するファンの声援を現場に届けることができ、満員時さながらの大歓声も安全に再現します。

この『Distance Viewing』を導入することによって、会場でのバーチャルライブが可能になるほか、オンライン配信でもファンは楽しむことができます。入場者数を制限しているライブハウスなどにおいても、ファンが見たかったライブを本番さながらの環境で何度も上映して提供することができ、動員回復、収益向上につながるソリューションとして現在同社開発を進めているとのこと。

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