【レビュー】Amazon Music Unlimited対応!スピーカー内蔵!DENON DJ SC LIVE4実機レビュー!

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【レビュー】Amazon Music Unlimited対応!スピーカー内蔵!DENON DJ SC LIVE4実機レビュー!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

スピーカー内蔵で、Wi-Fi接続可能なスタンドアロンDJシステム「SC LIVE4」Amazon Music Unlimitedをつれて登場!

世界初の「Amazon Music Unlimited」に対応し、さらにスピーカーも内蔵で話題の「DENON DJ / SC LIVE 4」
DJ HAGIがいる三宮オーパ店では展示していますので、実施に試した様子をご紹介いたします。

まずはファームウェアを最新バージョンにアップデートしてください

初回販売分はファームウェアが間に合っていなかったようで、届いた時のバージョンではAmazon Musicが使用できませんので、ファームウェアのアップデートを行ってください。
と言っても、とっても簡単ですのでご安心を。
まずは、「SC LIVE 4」をWi-Fiに接続してください。
MENU→Settings→ABOUT/UPDATE と進んでいくと現在のファームウェアと新しいファームウェアへのアップデートボタンがあります。私が操作した時は右の画像の画面が自動的に表示されアップデートが開始できました。

Amazon Music Unlimitedについて

何と1億曲以上の楽曲があるという「Amazon Music Unlimited」どんな楽曲があるのかチェックしてみましたが、楽曲ジャンルでJ-POP/J-ROCK/K-POPなど人気のジャンルや、アニソン、ダンスミュージックなどの音源が幅広く収録されています。実際に試してみると「あ、あの曲がある!」っていうのが結構あって、面白いです!

Amazon Music Unlimitedの楽曲が使える!

ファームウェアをアップデートしたら、SOURCEのところにAmazon Musicが出てきましたので、実際にAmazon Musicが使えるか試してみました。
Amazon Musicを選択すると、右の画面が現れます。別途パソコンやスマホで記載されている[http://amazon.com/us/code::title=URL]を入力して表示します。

URLを表示するとAmazonへのログイン画面が表示されますので、Amazonのアカウントでログインしてください。(画像左上)
次に、SC LIVE 4の画面に表示されている6桁の番号を入力します。(画像右上)
Engine OS(SC LIVE 4のOSです)がAmazon Musicへのアクセス許可しますか?と出ていますので、Allowを押すと「SC LIVE 4」からAmazon Musicへアクセスできるようになります。

やっぱりAmazon Music Primeじゃダメでした。。。

試しに、あえてAmazon MusicのPrime会員でログインしてみたんですが、やっぱりダメでした。
楽曲は表示されますが、ロードしようとするとこの表示が出ます。

Amaron Music Unlimitedの契約完了しました。

Amazon Musicのプレイリストから適当に楽曲をロードしてみます。結構プレイリストが豊富でとても良いです。

好きな楽曲を1曲ごとにダウンロードすることで、波形やBPM、ビートグリッド等が表示されます。(別の曲を読み込むと前の曲は消えます。)
回線の速度などによっても変わってくるかと思いますが、3-4分くらいの楽曲でダウンロードして再生できるまでに10秒くらい、波形が解析されてビートグリッドが表示されるまでにはもう10秒くらいでした。三宮店のWi-Fiは回線速度制限がありとても遅いので、あくまでも参考程度に捉えてください。

自分で作ったプレイリストが読めるのか?を試してみました。自分のプレイリスト等は一番下の「楽曲一覧」というところに収納されていました。ここにプレイリストやフォローしているアーティストやアルバム等が出ます。
そして、一度付けたHOTCUEは次回読み込み時に記録されているのか確認してみましたが、一回読んだ曲のHOTCUE等は挿しているUSBデバイスやSDカードに自動的に記録されるとの事で、しっかりと記録されていました。

一つ上の右下の画像でGRIDがズレているんですが、JOGの右下にあるSLIPボタン長押しでBEAT GRIDやBPM情報が修正可能です。

ちなみに、Amazon Musicの楽曲をプレイしている時は録音機能が使用できませんのでご注意ください。

パワフルでビックリ!内蔵スピーカー

スピーカーはどのくらいの音が出るのか気になりましたが、結構パワフルな音が出てびっくりしました。それにミキサー部分を触るとスピーカーの振動でブルブル震えているのが伝わってくるので、まるでクラブでプレイしているかのような臨場感が味わえます!

ちなみに、メーカーサイトをじっくり見てみましたが、ワット数の表記がどこにも見当たりませんでしたので、DJ HAGIの体感で調べてみました。
下記画像の左のスピーカーが10W、右のスピーカーが20Wです。「SC LIVE 4」はこの2つの間の感覚でした。どちらかというと10W寄りですが、スピーカーの距離が離れていることで包まれるような感覚があります。これであれば部屋での演奏やちょっとしたパーティーであれば十分かもしれません。

rekordboxで解析したUSBデバイスも使用可能

「SC LIVE 4」は曲を入れたUSBメモリやストレージをUSB接続すると本体のみで楽曲解析することができるのが優れた点なわけですが・・
他が凄すぎて忘れそうになるのが、rekordboxで解析して作成したUSBデバイスも使用可能な点です。もちろんHOTCUEや波形も「XDJ-RX3」や「XDJ-XZ」などと同じように表示することができます。これであればPioneerDJの製品を持っている方ともスムーズに共有できますね。

Serato DJ Proにも対応!

そして、更にSerato DJ Proにも対応します!Serato DJ Proをダウンロードすると無課金で使用可能になります。Virtual DJにも対応するようです(ソフトウェア別途購入)

画面の切替

SC LIVE 4のハードウェア面についても最後にご紹介します。
ディスプレイ横のVIEWボタンを押すと、波形表示の画面と、選曲の画面が切り替わります。

SHIFTボタンを押しながらVIEWボタンを押すことで、レイアウトを4つから選択できました。

エフェクターも進化

エフェクターはBPM FXというBPMに対して掛けるエフェクターと、SWEEP FXという手動で掛けるエフェクターが搭載されています。BPM FXは画面の下の方にエフェクターの表示が出ますので、とても分かりやすいです。

ピッチコントローラーはロングストロークのものが搭載。
HOTCUE等のボタンも8つ搭載と、文句のつけようがない仕様です。

いかがでしょう?
ほかにもDropboxへの対応やライティング機能への対応など紹介した機能もあるんですが、長くなりすぎるのでポイントだけに絞ったつもりですが、この機材好きすぎてちょっと長くなってしまいましたね。
DJ HAGI的にはかなり面白い機材だと思います!!
クラブ等でDJをやっている方向けというよりは、iOSでDJをやっている方などにオススメです。iOSでは楽曲に困るという声がかなり多いですので、この「SC LIVE 4」であればパソコンが無くてもDJできますし、スピーカーも内蔵なので、セッティングが超ラクチンです!
もちろん、クラブ系の方にも、意外と持っていなかった楽曲などがその場で見つけて使用できたりするのでオススメです。

本記事でご紹介した商品

購入および価格は下記のURL先のデジマートにてご確認ください。

商品名DENON DJ SC LIVE
説明Amazon Music Unlimitedの楽曲が使える、スピーカー内蔵・スタンドアロン・DJシステム
URLデジマート

この記事のお問い合わせは萩尾(はぎお)まで

出勤日を下記リンクにて公開しております。Webからの接客予約も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

三宮オーパ店 DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)

DJ HAGI a.k.a DRAGON

2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJに憧れる。その後すぐにDJバトルを企画し、10年以上定期的に草DJバトルをプロデュース。機器のチューンナップや修理が趣味。

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