CME WIDI Thru6 BT | ワイヤレス / 有線MIDIに対応したハイブリッドMIDIスルーボックス

投稿日 2024年6月21日
更新日 2025年3月8日
カテゴリー新製品ニュース
タグ MIDIインターフェース

CME ( シーエムイー )が有線とワイヤレスに対応し、2イン/6スルーで最大10台のデバイスを同時接続可能なハイブリッドMIDIスルーボックス「WIDI Thru6 BT」を発売します。

「WIDI Thru6 BT」は、ワイヤレスMIDIと有線MIDIを同時に使用できるMIDIスルーボックスで、最大10台のデバイスを接続可能です。Bluetooth MIDI機能により、3msという超低レイテンシーでの接続を実現します。

注目点

有線とワイヤレスを混在可能なハイブリッドMIDIスルーボックス
最大10台のデバイスを同時接続可能
超低レイテンシーなBluetooth MIDI機能搭載

ハイブリッドMIDIスルーボックス

WIDI Thru6 BTは、Bluetooth MIDIと有線MIDIの両方をサポートし、それらを混在させることが可能です。有線のMIDIインプット1つとBluetooth MIDIインプット1つを持ち、最大6つのMIDIスルーアウトプット（うち5つは有線、1つはBluetooth）が利用できます。これにより、幅広いMIDIデバイスとの互換性を持ち、柔軟な音楽制作環境を提供します。

超低レイテンシーと高い精度

本製品はCME社の独自技術SCA（Smart Connectivity Algorithms）を搭載し、3msという極めて低いレイテンシーで高精度なワイヤレスMIDI接続を実現します。この技術は、使用環境に合わせてMIDIパフォーマンスを最適化し、安定した通信を保証します。

多デバイス接続とアプリ連携

WIDI Thru6 BTは、最大10台のデバイスを同時に接続可能です（有線6台、ワイヤレス4台）。また、専用のWIDI Appを利用することで、1台のデバイスをセントラルデバイスとして設定し、最大5台のBluetooth MIDIデバイスからなるグループを構築可能です。このアプリでファームウェアのアップデートも行えます。

先進のプロセッサーとオプチカルカプラー

32ビットプロセッサーによる高精度で高速なデータ伝送と、オプチカルカプラーによる安全でエラーのないMIDIデータ入力が特徴です。また、USB-Cによる柔軟な電源供給にも対応しており、USB充電器やパワーバンク、USBハブなど様々な電源デバイスを利用できます。

仕様

MIDI端子	標準5-pin DIN、1 × MIDIインプット、5 × MIDIスルー
ワイヤレス技術	Bluetooth 5 (Bluetooth Low Energy MIDI)、BLE-MIDI 準拠
LEDインジケーター	2つのLEDライト
互換デバイス	標準的なBLE-MIDIコントローラー、mac、iOSデバイス、Windows 10/11コンピューター、Android モバイルデバイス（すべてBluetooth 4.0 以降に対応していること）、及びWIDI Master、WIDI Jack、WIDI Uhost、WIDI Bud Pro
対応OS	OSX Yosemite 10.10 以降、iOS 8 以降、Windows 10/11以降、Android 8以降
レイテンシー（BLE-MIDI）	3ms以下（BLE 5 経由で2つの WIDI Thru6 BTを使ったテスト時）
通信可能距離（BLE-MIDI）	障害物なしの環境で最大20 m
ファームウェアアップデート	WIDI App（iOS / Android）による無線でのアップデート
電源	USB-C端子（標準5 V USBバス）
消費電力	37 mW
外形寸法	83.5 mm × 65 mm × 33.6 mm (L×W×H)
本体重量	96 g