Arturia ( アートリア )がオーバーハイム社の伝説のアナログポリフォニックシンセ「OB-Xa」をソフトウエア音源で再現した「OB-Xa V」をリリースしています。
OB-Xaといえば、Van Halenの「JUMP」のイントロが有名ですね。下記動画でもオマージュ的に演奏されています(キーは違いますが)
「OB-Xa」といえば先日Behringer(ベリンガー)がハードウエアの復刻版のプロタイプを発表して話題になりました。OB-Xa Vは、OB-Xaを高次元で復刻するだけでなく、様々な機能を付加したアートリア社お得意のソフトシンセです。
主な特徴
- オシレーター、フィルター、LFOパラメーターのL/Rオフセットによる広がりのあるステレオサウンド
- モジュレーションマトリックス
- アルペジエーター
- フレキシブルで自由度の高いLFOモジュレーション
- 最大16音ポリフォニック
- 革新的なヴォイスデチューン
- オンボードエフェクト:delay, chorus, reverb, phaser, flanger, compressor, overdrive, multimode filter, bitcrusher
- X-Mod モジュレーション
- Oscillators( 1, 2,noise):リッチなサウンドを生み出すフィルターセクション・ミックス
- 4 ファンクションジェネレーター
- 美しく洗練されたデザイン
- シームレスなプリセットセレクトが可能なビジュアルブラウザー
- 400以上のプリセットを収録
- インディビジュアルボイスパンニング
- 拡張パネル:Mod Matrix、4つのファンクションジェネレーター、3バス(それぞれ9エフェクト内包)
モジュレーション画面
エフェクト画面
動作環境
- Windows
- OS:Windows7以上 (64bit)
- 4 GB RAM
- 2.5 GHz CPU.
- 1GB以上のHD空き容量
- OpenGL 2.0 compatible GPU
- Mac
- Mac OS 10.11以上
- 4 GB RAM
- 2.5 GHz CPU.
- 1GB以上のHD空き容量
- OpenGL 2.0 compatible GPU
※Standalone, VST 2.4, VST 3, AAX, Audio Unit.で動作(Mac,Win共通)
発売日
未定
販売価格
未定
【関連製品】
「OB-Xa」とは?
オーバーハイム社の「OB-X」の後継機として1981年(一部海外では1980年?)に発売されたポリシンセ。OB-XはSEMフィルターを搭載。OB-XaではCEM3320カーチスチップが採用され(デュアル・フィルター:12dB/24dBの切り替えが可能)その切れ味の良いサウンドが特徴。2VCOで4,6,8ポリフォニックの複数のモデルがラインナップされており、国内価格は約120~190万円代という非常に高価な機種でした。またOB-Xにはなかったスプリット、レイヤーモードを搭載しパッチのメモリーも可能(32~120)でした。