Pioneer DJ ( パイオニアDJ ) はDJパフォーマンスの幅を広げるパッド式コントローラー「DDJ-XP2」を発売します。
「DDJ-XP2」は、2017年9月に発売された「DDJ-XP1」の後継機モデルです。
「rekordbox dj」や「rekordbox dvs」をはじめ、さまざまなDJアプリケーションやDTMソフトと合わせて使用可能な汎用性が高いMIDIコントローラーです。旧機種「DDJ-XP1」は、DJコントローラーやターンテーブルと合わせて使用する補佐的な活用を軸としていましたが、こちらをメインのコントローラーとして使用される方も多くいらっしゃいました。
今回発売される「DDJ-XP2」は、「DDJ-XP1」の機能を踏襲しながらも、「rekordbox dj」および「Serato DJ Pro」でより使いやすく改良したモデルとなっております。とくに「Serato DJ Pro」と従来のコントローラーの組み合わせでは、各デッキ8個までのパッドを使ったパフォーマンスしかできませんでしたが、「DDJ-XP2」では各デッキ16個のパッドを搭載しているため、より多彩な演奏が可能になります。
主な特徴
「REKORDBOX DJ」「SERATO DJ PRO」の互換性
「DDJ-XP2」は、同社DJアプリケーション「rekordbox dj」と世界中の多くのDJから支持を得ている「Serato DJ Pro」に対応しております。Hot Cues、Beat Jump、Slicerなどの一般的な機能を簡単にトリガーし、創造的でユニークなパフォーマンスをすることができます。
パフォーマンスパッド
32個のマルチカラーパッドを堅牢なボディに搭載。パッドの色や点灯状態により、選択しているパッドモードや楽曲の再生状態などを瞬時に把握することもできます。また、DJバトルで叩く・連打するなどの激しいパフォーマンスをしていても低レイテンシー、早いレスポンスで演奏感を損なわないように設計されています。
16パッドモード
Serato DJ Pro のパッドモードでは、ホットキューやサンプラーモードなど、デッキごとに2つの異なる機能を割り当て可能。パッドモードを切り換えることなく多彩な演奏を楽しむことができます。
PAD MODE | Serato DJ | rekordbox dj |
1 | Hot Cue mode Sampler mode |
Hot Cue mode |
2 | Auto Loop mode | Pad FX mode |
3 | Slicer mode Sampler mode |
Beat Jump mode |
4 | Saved Loop mode Manual Loop mode |
Sampler mode |
5 | Pitch Play mode | Keyboard mode |
6 | Roll mode | Pad FX2 mode |
7 | Slicer Loop mode Sampler mode |
Beat Loop mode |
8 | Transport mode Beatgrid Edit mode |
Key Shift mode |
「rekordbox dj」に新しく「TRANSPORT」モードを追加。旧機種「DDJ-XP1」の同等の機能に加え、「rekordbox dj」の「PAD EDITOR」(パッドモードを任意に変更できる機能)に「TRANSPORT」モードを追加しました。本来DJプレーヤーで操作するPLAY、PAUSE、CUEなどの機能を本機のパッドから操作できるため、「DDJ-XP2」を簡易的なDJプレーヤーとして使用することができます。
SLIDE FX
「DDJ-XP2」は、パッドの左右に「SLIDE FX」を搭載しています。スライドFXストリップに触れて指でなぞるという直感的な操作で、エフェクトを使用したクイックなパフォーマンスができます。また、各デッキの「PERFORMANCE PADS」の左右に配置しているため、パッドのパフォーマンスと組み合わせてユニークな演奏表現を可能にします。
SILENT CUE
「rekordbox dvs」や「Serato DVS」をターンテーブルで使用する際、各デッキのミュートをオン/オフできる「SILENT CUE」が搭載されています。HOT CUEの操作によってミュート状態を解除し、即座に楽曲を再生できるため、ターンテーブルが回転し始めるときに発生してしまう音楽の立ち上がりの音(静止状態から正しいBPMまで加速する間の音) を鳴らさずに、HOT CUE操作のみで楽曲をクイックに再生できます。
発売日
2019年10月10日(木)
販売価格
¥46,200(税込)
JANコード:4573201241740
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