Synchro Arts ( シンクロアーツ ) は、ボーカル補正用ソフトウェア「Revoice Pro 4」を発表いたしました。
「Revoice Pro 4」は、指定したオーディオトラックの表現要素(タイミング、ピッチ、レベル)を別のトラックにコピーすることができる APT プロセス技術が特徴のピッチ&タイミング修正ソフトです。
コピー元となるオーディオトラック(ガイド)の要素を解析し、コピーしたいトラック(ダビング)にその要素を自動で持ち込むことが可能で、ダブルトラックやハーモニー、ハモリのタイミング補正などを瞬時に制作することができます。
今回のメジャー・バージョンアップでは、マニュアルでオーディオのタイミングとピッチを調整するツールセットを新たに搭載。さらに、より音楽的に、より自然な再現をするサウンド・プロセッシングが実現されています。
新機能
APT Music モード を搭載
ADRエンジニアが映像作品のシンクで用いる対話編集に特化した”APT Dialog mode”のほか音楽向けの”APT Music mode”を追加。機械的ではなく個性ある音楽的なフィールをそのままに保ち、より魅力的でより音楽的に処理することが可能になりました。また、表示機能の改善やガイドとダビングのピッチ比較、ピッチクロスフェードなども追加されております。
高度なビブラート編集
自然なビブラートは人間の声の宝の一つです。 Revoice Pro 4を使用すると、スピードに影響を与えずにタイムストレッチや自然な圧縮が可能です。これはボーカルの編集ソフトウェアの中で初めてシンガーのオリジナルのトーン特性を維持します。歌手のビブラートを自然な表現のまま伸縮することができます。
ARA 2 対応
ARA 2 (Audio Random Access 2) 互換により、「Studio One」などのARA 2対応のDAWとの連携性が高まり高速なワークフローが実現します。
iLOKクラウド 対応
クラウドベースのライセンス管理”iLOKクラウド”を利用できるようになりました。 これにより、インターネット接続(USBドングルは不要)でどこでも Revoice Pro 4を使用できます。
その他、より高速になった処理エンジン、カスタマイズ・キーボードショートカット、最近使用されたプリセット項目など、他にも多くの機能が変更されております。
機能比較
「Revoice Pro 4」と「VocALign Pro 4」の比較です。
VocALign Pro 4 | Revoice Pro 4 | |
自動タイムアライメント | 第2世代アルゴリズム | 第3世代アルゴリズム |
タイムライン保護 | ◯ | ◯ |
シンク/ポイント | ◯ | – |
ワープポイント | – | ◯ |
Enhanced TimeMod | ◯ | ◯ |
ピッチプロファイル | – | ◯ |
自動ピッチアライメント | – | ◯ |
トランジェント保護 | – | ◯ |
タイム&ピッチ反映調整 | – | ◯ |
自然なダブラー | – | ◯ |
タイム&ピッチ手動編集ツール | – | ◯ |
ビブラート編集 | – | ◯ |
歯擦音の編集 | – | ◯ |
スタンドアロン | – | ◯ |
アライメント最大時間 | 300秒 | 無制限 |
ボーカル / 楽器 | △ | ◯ |
発売日
2018年10月6日(土)
販売価格
¥66,000(税込) 価格改定(2020年2月13日~):¥60,500(税込)
JANコード:4560263765253