宅録に最適なモニター・スピーカー TASCAM VL-S5

最終更新日： 2018年12月17日新製品ニュースタグ: DTM, TASCAM ( タスカム ), スタジオモニタースピーカー, スピーカー

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TASCAM（タスカム）は、自宅録音に最適なサイズのパワード・モニター・スピーカー「VL-S5」を発表しました。

ケブラコーンとバイアンプ構成によるクリアなモニターサウンド

「VL-S5」は、高品位なサウンドで好評だったTASCAMのスタジオモニターVL-X5の後継モデルとなるパワードスタジオモニターです。

要となるスピーカーユニットには、非常に高い強度を誇ることで優れたレスポンスとクリアなサウンドが得られるケブラー素材を採用したウーハーユニットを搭載しています。 3.2kHzのクロスオーバーで分割されるシルクツイーターと相まって解像度の高いモニタリング環境を提供します。

ウーハー、ツイーターをそれぞれのアンプで駆動する贅沢なバイアンプ構成を採用しており、低域から高域まで優れたパフォーマンスを発揮。周波数特性も60Hz～22kHzというワイドレンジを実現しています。

ノイズの少ないモニター環境構築を助けるバランス入力にも対応し、TASCAM音楽制作機器とのバランス接続を可能にします。また、「US-2x2」などTASCAMの音楽制作機器とマッチするデザインを採用しています。

高い強度を誇るケブラーコーンにより優れたレスポンスとクリアなサウンドを実現

制作中の楽曲のモニタリングでは完成音源と異なり、未調整の様々な音を、判断できる音で再生しなければなりません。「VL-S5」ではウーハーに高い強度と耐熱性を誇るケブラー素材を採用し、入力される音がダイレクトに反応できるスピーカーユニットを実現しています。

ウーハー、ツイーターをそれぞれのアンプで駆動する40W+30Wバイアンプ構成

2ウェイ構成のスピーカーは、ウーハーとツイーターの異なる周波数帯域を受け持つユニットが組み合わさることにより全域にわたって優れた再現性を発揮します。

この2ウェイ構成スピーカーの潜在能力を発揮するために採用されたのがバイアンプ構成です。

バイアンプ構成は、ウーハーとツイーターをそれぞれ専用のパワーアンプで駆動します。また、ユニットごとにアンプが異なるため電気的影響を受けにくく、それぞれのユニットが存分に能力を発揮することが可能になります。

ノイズの少ない接続を可能にするXLR/TRSバランス入力

楽曲制作において、発生するノイズが楽曲に起因するものなのかを正確に判断するには、モニターする環境からノイズが排除されなければなりません。

このノイズはケーブルでの信号伝送中にも混入しますが、バランス接続を用いることでこのケーブル上での混入ノイズを低減することが可能になります。

TASCAM製品では、多くの機器がバランス出力に対応していますので、「VL-S5」とバランス接続を実現することが可能です。

パソコンの周囲にも気兼ねなく配置できる防磁設計

高い能力を持つスピーカーは強力な磁石が使用されるため、防磁設計でない場合はパソコンのディスプレーやテレビなど磁力の影響を受ける機器の周囲には設置することが出来ません。「VL-S5」は、内部の磁力が外部に影響を与えないように配慮された防磁設計となっています。