IK Multimedia(アイケーマルチメディア)が、The NAMM Show 2015でAndroid対応デジタル・ギター・エフェクト・プロセッサー・インターフェース「iRig® UA」を発表しました。
iRig UAは、Androidデバイスにてほぼレイテンシーの無いリアルタイム・エフェクト処理と演奏を可能にした、初めてのギター・エフェクト・プロセッサー・インターフェースです。
内蔵DSP信号処理により、リアルタイム処理を実現
iRig UAは、内蔵DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)とAmpliTube® UAアプリの組み合わせにより、リアルなギター/ベース・トーンを生み出すデジタル・ギター・エフェクト・プロセッサ・インターフェースです。アプリのAmpliTube UAは設定をコントロールしたりプリセットを切り替えるユーザー・インターフェースとして機能し、実際の信号処理はiRig UA内蔵DSPによって行われるので、入出力間の遅延は約2msに抑えられており、Android OS特有のレイテンシー問題に悩まされる必要はありません。DSP処理ではAndroidデバイスへの負荷も抑えられるため、Android 4.2以降が搭載され、ホストモード(OTG)に対応しているデバイスなら、Samsung、Sony、Motorola、LG、HTCからXiaomiまで、数多くのスマートフォン、タブレットにてお使いいただけます。
エフェクト、アンプのサウンドを生み出す、AmpliTube UA
iRig UAに入力されたギター、ベースの音は、ギター・エフェクト・アンプ・モデリング・アプリの代名詞となったAmpliTubeのサウンドでプロセスされた後、リアルタイムに出力されます。iRig UAにあわせてリリースされるAmpliTube UAを使えば、3つのストンプ・エフェクトを並べ、アンプ、キャビネット、マイクのモデルを組み合わせることで、お好みのギター、ベース・トーンを生み出すことができます。AmpliTube UAでは、他のOSバージョンのAmpliTubeに先駆けて、アンプの後にストンプ・エフェクトを配置する仕様も実現しました。
最新のデバイスなら、インターフェースとしても利用可能
iRig UAに接続されたギター/ベースの音は、低ノイズなプリアンプ、24-bit、44.1対応のADコンバータを通じてデジタル入力されるため、透明なサウンドをそのまま入力することができます。Samsung GALAXY Note Edge、GALAXY S5などのSamsungプロフェッショナルオーディオ対応機器、USBクラス・コンプライアンスに対応した Android 5 搭載機器なら、Samsung SoundcampなどDAWアプリのオーディオ・インターフェースとしてもお使いいただけます。
伴奏入力用のAUX入力も装備
iRig UAには、楽器接続用のハイ・インピーダンス対応標準インプット、ボリューム調整可能なステレオ・ミニ・ヘッドフォン・アウト、付属のmicro-USB to OTGケーブルにてAndroidデバイスと接続する端子の他、ステレオ・ミニのAUX入力が装備されています。AUX入力に伴奏トラックを入力すれば、楽曲にあわせてAmpliTube UAサウンドによってプロセスされたギター、ベースの演奏を楽しむことができます。
iRig UAの主な特徴
- USBホスト・モード/OTGモードに対応したAndroid 4.2以降搭載機種で動作。
- レイテンシーを抑えたリアルタイムなエフェクト処理を実現したデジタル・インターフェイス。
- 44.1 kHzのサンプリング・レートに対応した24-bit A/Dコンバーターを内蔵。
- 高品位で低ノイズのプリアンプを内蔵。
- AmpliTube UAが付属。
- 練習に便利な外部アナログ入力端子を装備。
- ヘッドフォン端子とボリューム・コントロールを装備。
- 極めてコンパクトかつ軽量な本体。
- Android機器と接続するためのMicro-USBポートを装備。
発売日
2015年6月18日(木)
販売価格
(税込) ¥14,850 (税抜 ¥13,500)JANコード:8025813600034 4530027191116