KORG Pa300発表!手軽にアレンジできる作曲キーボード

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KORG(コルグ)社はライブや作曲を素早く手軽にハイレベルする最新アレンジャー・キーボード「Pa300」を発表いたしました。

「Pa300」は世界中のミュージシャンから絶賛を浴びているアレンジャー・キーボードPaシリーズの最新モデルです。

コンパクトでパワフルなスペックにも関わらずお求めやすい価格で、しかも、最新の音楽シーンにフィットしたサウンドとスタイル・データが満載。バッキング・パターン「スタイル」を使用すれば、バッキングに合わせたライブ演奏はもちろん、オリジナルのソングライティングもすばやく、しかも簡単に行えます。好きな時に好きなだけ音楽を楽しむだけでなく、あらゆる世代で音楽を演奏する、音楽を作る楽しみがあるキーボードです。

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「Pa300」の主な特徴

  • バンド演奏や弾き語り、そして作曲で活躍する、スピーカー搭載/標準61鍵搭載のアレンジャー・キーボード。
  • 上位モデルPa600と同等の膨大なPCMサウンドを収録。
  • RX(Real eXperience)サウンド・エンジンによるビビッドでリアルなサウンド。
  • イメージを逃さない、310種以上ものインタラクティブ・バッキング・パターン「スタイル」を内蔵。
  • スタイルを選びコードを弾くだけで、プロのバンド演奏クオリティのバッキング・トラックがすぐに完成。
  • ギター特有の奏法を簡単にシミュレートできる「ギター・モード」を搭載。
  • 5インチTFTカラー液晶ディスプレイに、画面に触れて操作できるタッチ・ビュー・インターフェースを搭載。
  • 13W+13Wの高品位アンプに、バスレフ・ボックス構造のステレオ・スピーカーを内蔵。
  • MP3プレーヤー機能を内蔵。トランスポーズ、テンポ・チェンジ機能に加え、主要な歌詞フォーマットにも対応。

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Interactive Music Workstation「iシリーズ」の流れを汲んだ作曲アシスト・キーボード

1993年に音楽ジャンル別の「スタイル」を搭載したInteractive Music Workstation i2/ i3が登場。トップ・クリエイターが制作した即戦力のバッキング・パターン「スタイル」はプロの作曲家やアレンジャーから絶賛され、その後スピーカー搭載機やモジュール型など、数多くの派生製品が登場しました。Pa300は、即戦力となる素材「スタイル」を内蔵することにより、感性やひらめきを音楽にすることができるiシリーズの思想を受け継ぎ進化を遂げたアレンジャー・キーボードです。

最も大切なのは、サウンド。950種類以上もの高品位な音色をこの一台で

サウンドこそが、すべての始まりです。世界中のミュージシャンから絶賛されているコルグ・サウンドの高いクオリティを、クラス初としてPa300に搭載。これまでに以上にリッチで高精細、洗練されたナチュラルなサウンドを実現しました。極めて広範囲な音楽ジャンルに適した楽器音を内蔵し、そのリアルさはもちろんのこと、音色の深みや細かなニュアンス、リッチさも余すところなく表現できます。このような高品位サウンドを950種類以上内蔵し、これに加えて刷新されたGMサウンド・セット、64種類のドラム・キットも内蔵しました。

またコンサート・グランドから収録した、タッチによる音色変化を多段階に収録したマルチレイヤーのアコースティック・ピアノも内蔵。しかも、ピアノの弦やダンパー・ペダル操作時の弦の共鳴音も収録し、驚くほどリアルなピアノ・サウンドを実現しました。また、各サウンドは自由にエディットすることができ、ユーザー・エリアにメモリーすることができます。

高度なインタラクティブ・バッキング・ジェネレーター「スタイル」

世界中の音楽シーンをリードするアレンジャーによりプログラムされた最新バッキング・パターン「スタイル」を内蔵しています。膨大な数のスタイルはそのどれもがこれまで以上に繊細でリアルなものになりました。カバーする音楽ジャンルも拡大され、主な音楽ジャンルの演奏はほぼすべてPa300で行えます。

また、スタイルのリアルさを盛り上げる4種類のフィルイン/ブレイク、3種類のイントロ、同じく3種類のエンディングも見逃せません。フィルインなどをスタートさせるタイミング分解能を向上させ、よりフレキシブルにこれらを駆使できるようになりました。さらに、自分だけのオリジナル・スタイルもPa300上で演奏をレコーディングし、エディットすることで作成することができます。

例えば「バンドにベーシストがいない、ドラマーがいない、ブラスアンサンブルがいない」…というメンバー不足に悩む方でも、それを補うスタイルで演奏すれば、自分のやりたい音楽で好きなだけライブができます。

作曲支援機能もアレンジャー・キーボードならでは。コードを弾くだけで音楽が生まれる「スタイル・プレイ」

「スタイル・プレイ」では、スタイルを使って、リズムにあわせて鍵盤からコードを入力するだけですぐに演奏を楽しめます。例えばクイック・レコード機能を使用すれば、単純にコード進行を演奏するだけでベーシックなバッキング・トラックがすぐに出来上がります。このように、Pa300はパワフルな作曲ツールとしても使用できるのです。

思いついたイメージを楽曲としてすぐに記録できるシーケンサーを搭載

Pa300には、用途にあわせて2つのシーケンサーを搭載しています。

  • バッキング・シーケンサー

コード情報等を1ステップずつ画面から入力していく「ステップ録音」のほか、「スタイル・プレイ」でリズムにあわせてコードを切り替えながらメロディを弾いてすぐに録音できる「リアルタイム録音」の2つの方法で録音できます。これにより、ドラム、ベース、メロディ、ピアノ伴奏など一つ一つのパートのアレンジを考えて作曲するのに比べて飛躍的に時間を短縮。いわば作曲時間=演奏時間です。アイディアを逃すことなく、曲作りもライブ感覚で行えます。

  • ソング・シーケンサー

16トラック、100,000ノートに対応した標準仕様のシーケンサー。バッキング・シーケンサーで作成したバッキング・トラックに、さらにパートを重ねて録音できるので、本格的な曲の作り込みにも便利です。ソング・シーケンサーも「リアルタイム録音」と「ステップ録音」に対応しています。

また、Pa300で作成したシーケンス・データはスタンダードMIDIファイルに対応していますので、お手持ちのDAWやシーケンサーへ展開することもできます。PC上でさらに編集やボーカル・トラックなどを追加して楽曲データを完成させることができます。

演奏にさらに深みを与えるエフェクト

素晴らしいサウンドには、楽器そのもののサウンド以外にも必要なものがあります。コルグでは長年にわたり、驚異的なスタジオ・クオリティのエフェクトを生み出してきました。Pa300は、4系統のステレオ・マスター・エフェクト・プロセッサーを内蔵し、各プロセッサーにはリバーブやディレイ、コーラスなどの一般的なエフェクトから、定評のあるコルグ独自のREMS技術によるギター・エフェクトまで、125種類のエフェクト・アルゴリズムを内蔵しました。

各トラックにはロー、ミッド、ハイの3バンドEQ(イコライザー)を装備し、EQセッティングをソング・プレイ・モードの設定としてメモリーすることができます。これにより、SMF(スタンダードMIDIファイル)の再生時に、ベースの質感を少しだけ軽めにするなど、好みに応じた音質補正などが簡単に行なえます。

また、Pa300のサウンドのファイナル・ステージには4バンド・パラメトリックEQを装備し、Pa300からの最終的な音質補正が行え、ライブなどの演奏会場の音響特性に応じて常にベストのサウンドで演奏することができます。

STS(シングル・タッチ・セッティング)機能/パフォーマンス機能

サウンドをワンタッチで切り替えできる機能です。お気に入りのサウンドをスタイルごとに最大4つまで保存でき、Aメロ/Bメロ/サビなど、楽曲に合わせて演奏中に簡単にサウンドを切り替えることができます。さらに各キーボード・トラックのサウンドを「パフォーマンス」として、本体内に最大240個までメモリーしておくことができます。「パフォーマンス」を呼び出すと、それに見合ったお薦めの「スタイル」に自動的に切り替えることも可能です。

ギター・サウンドをリアルに演奏できる、「ギター・モード」搭載

割り当てられた鍵盤を押すだけで、通常のキーボードでは再現が難しいギター特有の演奏を簡単に実現可能。コードを選択し、カポタストのポジションを決めるだけで、ピッキング・パターンやストラミング、チョーキング、スライド、ハンマリングなど、あたかもギター特有の性質をもった弦楽器のようにキーボードを使用することができ、リアルなギター・サウンドでのスタイル・データ作成も思いのままです。

タッチ・ビュー・ディスプレイと2種類の画面表示モードで、操作をよりスムーズに

数々の高機能をコンパクトなボディに満載したPa300は、その使いやすさもハイクオリティです。直感的に、すばやく、しかも音楽的に操作ができることをテーマに、パネル・レイアウトを刷新。タッチスクリーン装備のカラー・ディスプレイを採用し、グラフィックによる簡単な操作性を実現しました。画面のグラフィックをタッチして操作でき、シンプルで直感的な操作性です。

また、Pa300にはイージー・モードとエキスパート・モードの2種類のインターフェイス・モードを内蔵。イージー・モードではごく基本的なコントロールのみを画面に表示し、シンプルさを強調したモードで、ビギナーや演奏に集中したいライブ時に適しています。もちろんイージー・モードでもプロ・クオリティの演奏を行えます。一方、エキスパート・モードではフル・エディットが可能です。

また、Pa300の強力なサーチ機能を使用すれば、例えばライブ時にソングやスタイルなど必要なファイルをどこにセーブしたかを思い出せなくても、この機能ですばやく、簡単に見つけ出すことができます。

コンパクトでありながらパワフル。大口径のスピーカー搭載

Pa300は、操作も簡単なら持ち運びも簡単です。ですがそのコンパクトさからは想像できないほどパワフルで高音質のサウンド・システムを内蔵しているのもPa300のポイントです。13W×2のアンプにバスレフ・ボックス構造のステレオ・スピーカーを内蔵し、リッチでパワフルなサウンドをお楽しみいただけます。

USB端子

USBフラッシュ・メモリーなどへのデータの保存のほか、PCと接続してのMIDI情報の送受信も可能です。

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便利なスコア表示機能

Pa300の内蔵プレーヤーは、MIDIファイル、カラオケ・ファイル(KAR)、MP3ファイルが使用できます。また、各ファイル形式で使用できる歌詞データやコード・データも読み込めます。さらに楽譜表示が可能なスコア・ビューワー機能も搭載しました。

このスコア・ビューワー機能は、メロディ・トラック(別のトラックに変更もできます)のデータからクリアで見やすい楽譜を表示させることができ、同時に歌詞やコード・ネームも表示させることも可能です。コード・ネームの表示は英語式、イタリア語式の両方に対応しています。また、次に演奏する音符をハイライト表示する機能を使えば、演奏の練習にも活用できます。

ライブに、リハーサルに、優秀な検索機能「ソング・ブック」

ライブ演奏に欠かせない機能、それがソング・ブックです。ソング・ブックはまさにミュージカル・データベースと呼べるもので、フル・プログラム可能、演奏する楽曲はもちろんのこと、各楽曲で使用する各種セッティングも同時にメモリーできるコルグ独自の機能です。この機能を使用すれば、曲ごとにセッティングを手動で変更することなく、単純に曲をセレクトするだけセッティングは完了、あとは演奏に集中するのみです。ソング・ブックに登録できるデータは、スタイル、MIDIファイル、MP3ファイルで、各データの曲名、ジャンル、アーティスト名、テンポ、ボリューム、サウンド、トラックのミュート設定、エフェクト設定、イージー・エディット設定、4種類のSTS*、マスター・トランスポーズなどの各種設定も同時にメモリーできます。

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発売日

2014年4月26日

販売価格

(税込) ¥88,000 (税抜 ¥80,000)
JANコード:4959112097346


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