初心者向け DTM のすゝめ 001 パソコン選び

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 DTM のすゝめ

こんにちはサカウエです。このコーナーはパソコンで音楽制作やってみたいけど、よくわからないという方の為の入門ガイドです。皆さんの機材選びの参考になれば幸いです。

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パソコンで音楽制作

パソコンで音楽制作することを「DTM(ディーティーエム)」(コンピューターミュージックとも言います)といいます。DTMとはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、主にパソコンを使用して音楽制作する事の総称として使われています。

「主にパソコン」と書いたのは理由があって、最近は「iPad、iPhone、iPod touch」や「Andoroid」といったモバイルデバイス等でも気軽に音楽制作できるようになっているからです。

Garageband

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いずれにせよDTMの特徴としては

「楽器が演奏出来なくても、マウス操作などで作曲が出来る。」

ということですが、もちろん楽器を演奏できる方は、自分の演奏をパソコンに取り込んで編集することもできるんですね。

プロとアマの違い

現在プロミュージシャンの世界とアマチュアDTMユーザーとでは、使っている楽器、ソフトウェア、パソコンの性能、ハードウエア・・・によって道具にかかるお金は数万円から数千万円という違いはありますが、やっていること自体はそれほど差異はありません(もちろんここで言っているのはあくまで道具と手法、音楽性の話ではありません)

仮に、初心者がプロと同じ機材を使ったらプロの音になるか?というとそれはそんなことはなくて、これはたとえば料理と同じ。パリの三ツ星シェフと、ワタクシが同じ道具と食材で料理したとして、これが同じレベル・・ということは絶対にありえませんよね?

プロとアマの差というのはやはり技術であったり経験であったり、感性であったりするわけです。音楽も同様ですね。プロはあくまでプロ。

とはいえその一方、一昔前の「演奏できないと音楽ができない」時代とは現在は全く環境が異なっておりまして、初心者でも「かなりのレベル」の音楽制作が可能になっているのは事実なのです。

というわけで、前置きが長くなりましたが、ぜひ一人でも多くの方にこのDTMを楽しんでいただきたいと思います。

DTMを始めるには何が必要か?

DTMを始めるにはまず下記のものが必要となります。

1)パソコン本体

2)DTMソフト(+ソフトシンセ) シンセ、音源モジュール

3)オーディオ・インターフェイス

4)MIDIキーボード

5)スピーカー(またはヘッドホン)

(予備:ミキサー)

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すでにパソコン本体やスピーカー(ヘッドホン)を持っているのでしたら「DTMソフト」と「オーディオ・インターフェース」だけあれば良いですが、最近ではその2つがセットになっている製品も多いです。「鍵盤弾かないから」という方もMIDIキーボードはあったほうが絶対に良いと思います。

ではそれぞれについてもう少々詳しく説明して行きたいと思います。

 

1)パソコン選び

最近はiPad、iPhone、iPod touchといったモバイルデバイスでも音楽制作ができるようになっておりますが、現時点では本格的に音楽制作を始めようと思ったら、まずはパソコンが必要になります。

パソコンは、大きく分けると「Macintosh」(マッキントッシュ=マック)と「Windows」(ウィンドウズ)の2種類が中心になります。パソコンの種類は他にもあるのですが、これは少々レアなのでここでは割愛します。

「Macintosh」と「Windows」はどこが違うの?

両者の違いはまずOS(パソコンを動かす基本ソフト)がMacOSかWindowsか?ということです。

ではそれぞれのパソコンの特徴を説明します。

icon_macMaciPodやiPhoneでおなじみのApple(アップル)社が、開発から発売まで全て独自で行っているパソコンです。Apple社以外では発売されていません。OSはMacOSというものです。ミュージシャンはMac好きが多い傾向にあるようですが・・Appleという比較的おしゃれなブランド・イメージのせいでしょうか?
icon_winWindowsWindowsというMicroSoft(マイクロソフト)社が開発したOSがインストールされているパソコンの総称です。Macと異なり、SONY、富士通、デル、HP、東芝、NEC、Acer等々、全世界の様々なメーカーから発売されています。価格的にはwindows対応パソコン本体、自作が可能など自由度が高い為、Macに比べ比較的安価に手に入るといっていいでしょう。しかしこれも最近の低価格競争でどうなるかわかりませんね~

どちらのパソコンがDTMに向いているの?

どっちがいいか?ということに関しては、これは非常に奥深い問題ですが、はっきり言ってこれは「好み」(キッパリ)。

どちらでもDTMは楽しめます。ただし後述するDTMソフトやオーディオ・インターフェースが、どちらか一方にしか対応していないというケースもたまにあります。「MacとDTMソフトを買ったけど、ソフトがwindowsパソコンにしか対応していなかったというのはたまに耳にするケースです。この点は注意しましょう。

ちなみに「Macintosh」と「Windows」のどちらを使っている人が多いか?となると、職業等でかなり差はあると思いますが、全世界的にはWindowsマシンのほうがまだまだシェアは高いようですね。DTMの世界では(正確なシェアは不明ですが)ややwindowsのほうが多い・・・くらいの印象でしょうか・

【参考】これはOM FACTORYさん製、オーダーメイド究極の音楽クリエーター専用PC。あの有名な方を始め、多くのボカロP御用達とのことです(InterBEE 2013ヤマハさんブースにて撮影)

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それぞれにメリット・デメリットがありますが、一昔まえだとは音楽制作はMac!みたいな風潮はたしかにありました。これは音楽制作ソフトがほとんどがMacのみに対応という時代があったからです。現在はWindowsでもMacでも使用できる「ハイブリッドソフト(マルチプラットフォーム)」が多くなっており、ほとんどのパソコンでDTMを楽しめる時代となっています。

これからパソコンも買おうという方は、まず自分の使いたいDTMソフトを選んでから、パソコンを決めるという順番も良いかもしれませんね。

チョットこんがらかる話:

実はWinsdowsOSは「Macintosh」パソコンでも使うことができますが、MacOSは「windows」パソコンには使うことはできません。じゃあMacOSとWindowsOSの両方を使うことができる「Macintosh」パソコンのほうがいいじゃん!って考えたくなりますが、これは色々と制約とかがあって話はそう簡単ではないのです。この辺りの話はまた後ほど。


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