GRIND DJ BATTLEイベントレポート!&主催者インタビュー!

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以前ご紹介しました、大阪で2日連続で開催されたDJバトルGRIND DJ BATTLEとKAMIKAZE DJ BATTLE!
3月は大阪でDJが熱い!バトルDJ注目の関西DJバトル2連チャン!
その様子をハギオがレポートしたいと思います。まずは、GRIND DJ BATTLEのレポート、次に主催者のDJ OKUさんへのインタビューです。

GRIND DJ BATTLE SEASON2 VOL,3レポート

主催者のDJ OKUさんが、2012年から3ヶ月に1回のペースで開催しているGRIND DJ BATTLE。
これまでこんなに頻繁に定期開催されたDJバトルはありませんでした。日々自分のDJテクニックに磨きをかけているDJにとって、3ヶ月に1回必ず開催される大会があることはかなり練習の意欲がわき、スキルアップに繋がることは間違いありません。

今回の対戦表はこちら
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今回の参加者をご紹介します。

DJ KAZUKI
2005年New Trick DJ Battleの広島地区代表にもなりました。HipHopを主体としたスクラッチやバトルスタイルでオリジナリティのある展開が印象的です!
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KEMURI the DJ
2005年New Trick DJ Battleの北陸地区代表。この日は2日連続DJバトルの為に富山県からやってきました!煙さんといえばスクラッチ。凄くテクニカルなスクラッチフレーズがどんどん飛び出してきました!
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DJ JUNPEI
金沢から遠征でやってきたJUNPEIさんは、しょっぱなからKEMURI the DJさんとの北陸勢対決でした!その後3位決定戦も同じ組み合わせでしたね。デジタルを使わないアナログオンリーのスタイル。3位決定戦での7インチのバイナルを使ってのルーティンは印象的でした。
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DJ OM
前回も参加して2位になったDJ OMさん。今回は優勝したい!EDM系の曲で勢いのある展開!今回参加DJの中でも音がパワフルで印象的でした。
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DJ YU
関西バトルシーンのムードメーカーがDJ YU!今回も楽しませていただきました♪バトル歴は長くないですが、メキメキと力をつけてきています!
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DJ む。
プレイを見たのは初めてですが、スクラッチが大好きな印象です!
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どーんと進んで、3位決定戦

一気に進んで、3位決定戦はこの面子。
1回戦の組み合わせでもあたった北陸からのエントリーDJ対決です!
KEMURI the DJ VS DJ JUNPEI
1回戦ではJUNPEIさんが勝ち、KEMURI the DJさんは敗者復活枠で3位決定戦まで進みました!

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勝者は?

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KEMURI the DJ!!
まさにスクラッチ VS ジャグリングという対決!今回はKEMURI the DJさんのスクラッチスキルに軍配が!

決勝戦を制したのは?

決勝戦はこの2人。
DJ KAZUKI VS DJ OM
ハギオが主催のスクラッチの全国大会「New Trick DJ Battle」のJAPAN FINALISTでもあるDJ KAZUKIさんか、前回2位のDJ OMさんか?

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優勝は?

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DJ OM
OMさんおめでとうございます!

決勝戦の様子はYoutubeにアップされています。是非ご覧ください!

こちらも3位決定戦のように、ヒップホップ使いのスクラッチャーDJ KAZUKIと、EDM系のジャグリングが主体のDJ OMさんの対戦という雰囲気です。1本目、先攻のKAZUKIさんのスクラッチルーティンで使った曲を、後攻のDJ OMさんが最後に被せてきたところが特に盛り上がっていますね!こういうところがバトルの醍醐味ではないでしょうか。

恒例のオープンターンテーブル

大会終了後は、毎回恒例になっているオープンターンテーブル!
来場者が自由にターンテーブルを使ってスクラッチを披露し合います。

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この翌日に行われるKAMIKAZE DJ BATTLEを主催するDJ $HINさんもオープンタンテに参加されていました。
その他にもバトルDJなら誰でも知っている有名DJの方も。

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大会には、バトルDJじゃなくても知っているような凄腕DJや、過去の世界的な大会で活躍した方などいろんな方が来られていました。
スクラッチの上手いDJの方にスクラッチを教えてもらっていたり、みんながスクラッチをやっている間になかなか逢わない遠方のDJの方など、DJバトルのことをゆっくり話したり、来場者にとって良い刺激になったようです。

GRIND DJ BATTLE主催者DJ OKUさんにインタビュー

そんなGRIND DJ BATTLEを主催しているDJ OKUさんにこのDJバトルを始めたきっかけや、今後の展望などをインタビューしてみました。

OKUさんのプロフィール
DJ_OKU
DJ OKU ( CRYSTAL COMPANY所属 )

島根出身。1986年2月生まれ。15歳の時「さんぴんCAMP」に衝撃をうけ、DJを始める。
その後、地元のHIP HOP集団「SOUL MATE」に所属。18歳から名古屋での活動を開始。
地元江津市で毎年8月16日に開催される江の川祭りでのイベント「Duck’s Night」に出演や、DJのワールドカップ「DMC」に挑戦する。
その後、着々とスキルを磨き、2007年には、ダンサー「ひとりでできるもん」と3日間で3カ所のイベントを島根でこなすなど、島根と名古屋でその名を広める。

そして、2008年に大阪へ移住。
Rapstailla & Un Set CycleとBACKRAZY BORNZに所属し、バックDJとしても活躍する。
ジャンルレスな選曲とスクラッチで数々のイベントをこなし、2010年には、JazzyHip Hopの代名詞、Funky DL Japan Tour 2010@ TRIANGLEにて、Funky DLのバックDJをつとめるなど、大阪でもさらに活動中。

そして、BACKRAZY BORNZのTALKBOX BENとFunkcutsを結成。
さらに、活動範囲を広げ、2011年9月待望のmixCD『These Days』をリリース。
そして2012年8月、驚異的な大ヒットとなった前作からさらにパワーアップしたmixCD第二弾『These Days vol.2』を2枚組でリリース。

その後2012年10月、『GRIND DJ BATTLE』を始動。
若手BATTLE DJ達の活動の場を提供し、2014年4月には、若手MCと若手DJの為に『I STAND』をスタート。
彼曰く、人生恩(音)返し。

インタビュースタート


――ではOKUさん、早速ですがDJ名の由来を教えてください。

DJ OKU:
旧姓が奥山なんですよ~。

――そうなんですか?てっきり本名と違うから奥が深いとかオークとかかと思ってました(笑)
――DJを始めたきっかけを教えてください。

DJ OKU:
15年位前。BUDDHA BRAND(ブッダブランド)とかが好きで、ヒップホップイベントのさんピンCAMPっていうVHSビデオを友達に借りて見てからブレイクダンスを始めたんですよ。
でも、ブレイクダンスは1週間であきらめちゃいました。(笑)
でも何かやりたいな~って。
僕、引っ込み思案で前に出るのが苦手なのですよ。だからMCじゃなくてDJにしたんです。(目だたなそうだったから。)

――ダンスからDJに転向っていう流れ最近多いですよね~。バトルDJをやるようになったきっかけは何かあるんですか?

DJ OKU:
バトルにいったきっかけは2002年のDJ KENTAROのプレイですね!

――そこですか!僕も2001年とか辺りの動画からバトルをやりたくなったんですよ。あのときの衝撃は凄かったですよね~。今のDJの人にもあの動画見たことない人は見て欲しいですよね~!

DMC World DJ Finals 2002 – DJ Kentaro (Japan)動画をご紹介
「スタイル」から始まり、伝説のGag Sealというバトルブレイクスを使ったジャグリングからスタート。シンプルなビートから全く違うビートを作り出す。この過程はかなり勉強になります。当時はこれをやりたい為にGag Sealを買いに来る方がとても多かったです。
3:30辺りから、ジャグリングスタイルで「HeyYo!」きっかけでジャンルが変わっていき、5:10過ぎくらいのスクラッチ後の「Original Back Bone」から、ニードルドロップでいろんなジャンルの音を使いまくり、締めの「NO WALL BETWEEN THE MUSIC. PEACE!」
日本での大会だと日本語で「音楽は音楽だし、壁なんて無い!ピース!」でした。JAPAN FINALの動画もYoutubeに上がっていますので、気になる方はチェックしてみてください。
※補足:DJ KENTAROが2001年にDMC WORLD FINALでアジア圏初の世界3位に入賞!翌年2002年には大会史上最高得点で世界チャンピオンになり、バトルDJブームに火がつきました。

DJ OKU:
DJ KENTAROさんが世界チャンピオンになったという記事を雑誌で見て知って、DMCの2002年の動画を見て衝撃を受けました!その後スクラッチの神様と言われているQ-BERTのDo It Yourselfや、DJ TA-SHIさんが出ていたマストテクニック25を見て練習しまくりました!

――僕もほぼ同じですね!マストテクニック25の時はまだVHSビデオの時代だったので、同じところを何度も見てテープが擦り切れてノイズが凄くなってしまいました

DJ OKU:
僕はDJ TAKADAさんがプレイしているところで帽子で見えない部分があって、何度も見返しました(笑)

――師匠は誰ですか?

DJ OKU:
まずは、地元の先輩に教えてもらっていました。スクラッチを始めてからはDJ KOBAさんの33KINGというレコード屋さんでスクールをやっていたんですが、そこで教えてもらってました。
そのレコード屋さんにはよく通ってて、そこでスクールやってるっていうのを聞いて教えてもらうようになりました。DJ TAKEHARAさんもそこの生徒さんですね。

――バトルDJの練習はどうやっていますか?

DJ OKU:
好きな曲や、フレーズを探してそれで2枚使いをしてみます。まずはシンプルなLOOPからやってみて、自分の持っているテクニックをいろいろやってみる感じです。
あとは、この曲でこのビートができないか?というのを試してみたりしています。

――スクラッチはどうやってますか?

DJ OKU:
夜中ヘッドホンで爆音でお酒を飲みながらやります(笑)
いろんな技術に挑戦して練習しています。

――GRIND DJ BATTLEをはじめたきっかけを教えてください。

DJ OKU:
2012年にスタートしたんですが、バトルが大好きでDMCなどのバトルDJの話友達が欲しかったんですよ。DMCには出ていたんですが、地方予選はガチなので余裕が無くて、毎年JAPAN FINALで東京まで行っていたけど、1年に1回しかないので、気軽に集まれる場が欲しかったんですよ。草バトルをやればバトル仲間が集まるかな?ってずっと思ってて、2012年はDMCの日本大会がなかった年なので、その年にやろうと決めたんです。

――GRIND DJ BATTLEは3ヶ月に1回のペースで開催されていますね。結構なハイペースだと思うんですが、どうして3ヶ月に1回なんですか?

DJ OKU:
自然と3ヶ月に1回になってった感じです。最初は10月12月とかだったんですが、2013年から3ヶ月ごとになった感じです。

――僕がやっていたMONSTER DJ BATTLEは気づいたら半年に一回でした。一定周期でやりたくなるんですよね~。
――2015年4月には、これまでのチャンピオンを集めたチャンピオン大会を開催しましたが、この大会をやろうと思ったきっかけは?

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DJ OKU:
エントリーDJに波があって、1回優勝すると出ない人が多かったんですよ。シングル部門で出たいというDJもいましたし。リセットの意味も含め、それまでをシーズン1として、チャンピオンシップを開催しました。11回でシーズン1終了しました。チャンピオンシップのみトーナメント戦ではなく、シングル1本勝負ルールにしました。

――シーズン1のチャンピオンシップのチャンピオンは九州のDJ SYUNSUKEでしたね。
――チャンピオン大会の後はシーズン2としてスタートしていますが、次のチャンピオン大会はいつ頃の予定ですか?

DJ OKU:
2018年の春頃の予定です。

――シーズン2のこれまでの勝者は?

DJ OKU:
DJ RENA、DJ Monsier S、DJ OMですね。DJ Monsier SはDJ SHINYAくんです。シーズン1でもミスターSで参加してて、名前を変えると勝てるみたいですね(笑)

シーズン1のチャンピオン

  • VOL,01 DJ NAMIX
  • VOL,02 DJ SATOYON
  • VOL,03 DJ NOLLI
  • VOL,04 DJ SEIGO
  • VOL,05 DJ TOMISHI
  • VOL,06 DJ ミスターS
  • VOL,07 DJ SYUNSUKE
  • VOL,08 DJ KAZUTO
  • VOL,09 DJ yusuke
  • VOL,10 DJ S2
  • VOL,11 DJ WA-TA

――GRIND DJ BATTLEのジャッジは大会のエントリーDJが行っていますが、これはどういう意図がありますか?

DJ OKU:
最初からこのスタイルにしたんですが、不公平感を無くす。納得する。という理由もあるんですが、初めて参加するようなDJが、他の出場者に有名なDJがいたとしても、有名、無名、実力差など関係無しに同じバトルに出るからには、同じ立場というのを感じて欲しかったんです。

――その他のOKUさんの活動を教えてください。

DJ OKU:
Funkcuts(ファンクカッツ)というユニットで、トークボックスとDJの2人組みで活動しています。その他、クラブイベントでクラブプレイなどもやっていますよ。

――今メインで使っている機材は?

DJ OKU:
ターンテーブルはSL1200MK3Dです。ミキサーはTRAKTOR KONTROL Z2です。Seratoでもプレイしてて、SL3、DDJ-SP1なども使っています。トラクターとSerato両方使いです。

――今後取り入れたい機材は?

DJ OKU:
MASCHINIEも持っているんですが、MASCHINIEをDJプレイに取り入れたいです。

――SHIFTEEみたいな感じですか?

DJ OKU:
そんな感じです。


DJ SHIFTEEが梅田ロフト店に来たときのレポートでMASCHINEを使ったプレイを動画でご紹介しています。
DJ SHIFTEE来阪!TRAKTOR STEMS WORKSHOP イベントレポート


DJ OKU:
僕、結構機材フェチなんで、DJコントローラーも欲しいんですよ。iPad用と、Serato DJが使えるDDJ-SRとか。Padが8つついているヤツです。stemsも触ってみたいですね。

――SB2じゃなくて、SRってところが分かっていますね~
――最後にこれからDJ機材を買う方に一言

DJ OKU:
詳しい店員さんと仲良くなるべし!僕も最初に買った機材はGeminiというメーカーの安い機材だったんですが、やっぱり詳しい方に聞いてよい機材を買っておけばよかったと思いました。

――DJ OKUさん、ありがとうございました!!

結構聞いてみたら熱い理由があることもあって、ますますGRIND DJ BATTLEのファンになりました!
次回開催は3ヵ月後の6月頃の予定ですね。関西圏だけではなく、九州や東の方だと東北や北陸地区からの参加者も増えてきています。
DJバトル初参戦大歓迎との事です。是非GRIND DJ BATTLEを目指して練習してみてはいかがでしょうか?

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DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
この記事を書いた人
DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)

2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJを志す。
その後すぐDJバトルを企画し、10年以上定期的にDJバトルをプロデュース。
現在もいろんな大会を企画しています。DJ機材に関して日々追求を続けておりますので、DJ機材に関することなら何でもご相談ください。

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