iPad単体でミックスが可能!MACKIE DL32R
iPad単体でミックスが出来る事で話題の、MACKIEワイヤレスミキサーDL32Rの発売から約3ヶ月。
「実際iPad単体のミックスで、どこまでの操作が可能なの?」「興味はあるけど、いまいち使い方が解らない・・・」等など、あと一歩のところで導入を躊躇している方もいると思います。
ここでは、実際に使用する事を想定したDL32Rのお薦めポイントを紹介しようと思います。
場所を選ばないミキシング
ワイヤレスの一番のメリットは、やはり「場所を選ばない」という点です。
DL32Rは全ての操作をiPad上で行う為、セッティングやパッチ等が急に変更になった場合でも場所を選びません。
また、インプット/アウトプットを始めとするパッチは全てマトリックス表記されている為、視認的観点から見ても非常にわかりやすくなっています。
セッティング例
I/O Patch画面
3Uラックサイズのコンパクト設計
SL32Rは、32インプット端子・14アウトプット端子を搭載しているにも関わらず非常にコンパクトな設計となっています。
EIAラックで3Uラックサイズですので、ミキサーのパッチ部だけをそのまま持ってきた様なイメージです。
豊富なプロセッシングに加え各種グループchを搭載
DL32Rを操作するアプリ「MASTER FEDER」には、様々な機能が搭載されています。
各chに搭載された、EQ/COMP/FX
4bandのPEQが各chに搭載されています。
スワイプでEQポイントのサーチ、ピンチでQ(バンド幅)の調整が可能です。
また、Presetsの呼び出しやModern/Vintageの切り替えも可能です。
GATE/COMP画面では、スワイプで各ポイントの設定が可能です。
また、EQ同様にPresetsの呼び出しやModern/Vintageの切り替えも可能です。
FX画面では、各エフェクトのタイプの選択&送りレベルの調整やリターンレベルの調整(全ch統合)が可能です。
ch毎に送りレベルやグループが1発で確認できるInputRouting
InputRouting画面では、AUXへの送りレベル各グループへのアサイン・Trim調整などが1画面で視認出来ます。
様々な用途で便利なsubグループやVCAグループ・MATRIXバス
InputRouting画面で設定したグループの調整が可能です。
また、Input chと同様にグループ毎にEQ補正なども行えます。
出力バスには31bandEQも搭載
スピーカーのチューニング等で必須なGEQは、出力バスに搭載されています。
こちらも、Presetsの呼び出しが出来ます。
マルチトラックレコーディング&プレイバック
デジタルミキサーの上位機種では、比較的一般的な機能となっているマルチトラック(24track)でのリアルタイムレコーディングが可能です。
録音媒体には、外付けのハードドライブ・PCのどちらかから選ぶことが出来ます。
本体上面には、外付けハードドライブ&WiFiルーターを設置・固定用のバンドも付属しています。
また、レコーディングデータのプレイバックやマルチトラックのミックスも同アプリ上で簡単に行えます。
如何でしたでしょうか?
このDL32Rは、iPad1枚で操作が完結しますのでライブ会場以外でもカフェやレストラン等の飲食店でのライブでもDL32Rをライブスペースに設置しミキシングをカウンターやエントランスで手軽に行う事も可能です。
大きなミキサーや機材は設備的にちょっと…というニーズにもピッタリだと思います。
津田沼パルコ店 販売価格
※Wi-Fiルーター、USBハードドライブ、iPad、各種ケーブルは別売りです。
MACKIE DL32R
¥241,120(税込)
JAN:0663961044614
津田沼パルコ店デジタル担当 伊藤(いとう)

マイク、ミキサー、ヘッドホンが得意分野です。マイクやヘッドホンは、本当に選び方に人柄が出る面白い機材です。今まで以上に品揃えも充実しましたので、是非皆様に合ったマイク・ヘッドホン選びのお手伝いをさせて下さい!ミキサーのご相談も大歓迎です!

デジランドショップ千葉店は、津田沼店へと移転し、デジランドショップ津田沼店としてオープンします。記事では紹介している製品も入荷していない場合がありますので津田沼パルコ店へご確認ください。尚、商品は順次入荷します。
http://www.shimamura.co.jp/chiba/index.php?itemid=201076